2010/11/02 OnAir - 1st. Week
01.Daryl Hall & John Oates:Wait for Me
02.Smokey Robinson:Being With You
03.Bruce Springsteen:This Life
04.David Gray:In God's Name
05.Pretenders:I'll Stand By You
06.Michael McDonald:I Keep Forgettin (Every Time You're Near)
07.Little River Band:Reminiscing
08.Jimmy Messina:Seeing You for the First Time
09.Pages:Who's Right, Who's Wrong
10.Stephen Bishop:On and On
11.佐野元春:荒地の何処かで
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■内容の一部を抜粋
・文化の日
「明日は文化の日ということでお休みの方もいると思います。今の季節、音楽を聴いたり、読書をしたりするのにとてもいい季節ですよね。僕も読みかけの本があるのでこの際読み切ってしまいたいと思います」と元春。
・秋のアダルト・コンテンポラリー特集
番組後半はMRSが選ぶ「秋のアダルト・コンテンポラリー特集」第二回。ロマンティックで情感たっぷりの曲を集めたとのこと。
・Wait for Me
ホール&オーツの1979年のヒット。何度聴いてもメロディ・ラインが素晴らしいと元春。
・Being With You
スモーキー・ロビンソンの1981年のヒット。
・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はデヴィッド・グレイ『Foundling』、ロバート・プラント『Band Of Joy』、そしてベン・フォールズ&ニック・ホーンヴィ『Lonly Avenue』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はデヴィッド・グレイ『Foundling』。
・デヴィッド・グレイ
1970年、英国マンチェスター生まれのソングライター、デヴィッド・グレイ。学生時代にバンド活動を初めてその後、インディ系のレーベルと契約してデビューした。デビューしてしばらくはパッとしなかったが、いろいろなアーティストのオープニング・アクトを務めたことをきっかけに実力が知られてゆく。地道にライヴ活動を続けていたということ。そして4枚目に出した『White Ladder』(1998年)、自宅録音のこのアルバムを自分のレーベルからリリースしてローカル・ヒット。このアルバムの人気にメジャーのレーベル、EASTWEST UKが目を付けて、その後世界に向けてリリースされた。アルバムは世界十数カ国でゴールド・ディスクとなった。1992年のプロ・デビュー以来8年目にして遂に大ブレークを果たした。この『White Ladder』というアルバムはイギリスでなんと100週以上に渡ってトップ40にチャートインしていた。アイルランドでは4年間に渡ってチャートインして、未だにアイルランドの音楽史上で最も売れたオリジナル・アルバムとなっているそうだ。デヴィッド・グレイの基本的なスタイルはアコースティック・ギターの弾き語り。ちょっとハスキーなヴォーカルも魅力的だが、ソングライターとして人々を勇気づけるような素晴らしい詞を書くシンガー。新しいアルバム『Foundling』から「In God's Name」。
・I'll Stand By You
プリテンダーズの「I'll Stand By You」は「なんでそんなに哀しそうな顔をしてるの?/こちらにおいでよ/私はいつもそばにいる/誰にもあなたを傷つけさせない」と歌っている。
・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html
今週は「メダカのガッコウ」というNPO法人。農薬や化学肥料を使わずに米作りを続けてる農家を応援しようと2001年から全国規模で活動している。いちばんの応援の仕方は農家の方が丁寧に作ったお米を食べること。生産者の努力、そして顔を知った上でおいしくお米をいただくことが大事だと考えている。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html
・秋のアダルト・コンテンポラリー特集
マイケル・マクドナルドの「I Keep Forgettin (Every Time You're Near)」とリトル・リバー・バンドの「Reminiscing」の2曲を続けてかけて。
前回に引き続いて「秋のアダルト・コンテンポラリー特集」第二弾。「Adult Contemporary」は「大人向けのロック」という意味。マーケティング的にいうとアダルト・コンテンポラリーというのは対象が35歳以上のリスナーを指しているとのこと。しかしよい音楽を楽しむのに年齢は関係ない。今回は'70年代、'80年代のアダルト・コンテンポラリーの中から元春が選んだよいレコードを紹介する。
・Seeing You for the First Time
ジム・メッシーナの1979年のレコード。米国西海岸の音楽シーンではとても重要なミュージシャン・プロデューサー。'60年代にバッファロー・スプリングフィールドのレコーディング・エンジニアとして働いていた。それがきっかけでべース・プレーヤーとしてバッファロー・スプリングフィールドのメンバーになる。バンドが解散した後は仲間を集めてポコというバンドを結成する。時代でいえば'70年代のはじめの頃。クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングと一緒に代表的な米国西海岸のバンドとして活動を続けていた。その後、ケニー・ロギンスとコンビを組んでロギンス&メッシーナを結成する。「Your Mama Don't Dance」(ママはダンスを踊らない)という曲がヒットした。
・洗練された音楽
「大人のためのロックといった括り方は僕はあまり好きではないんですが、この'70年代、'80年代のアダルト・コンテンポラリーの音楽が持ってる音楽的な豊かさですよね、この点では僕はとても好きなところです。個人的には僕は是非子どもたちにもこのような洗練された音楽を聴いてもらいたいなと思います」と元春。曲はペイジスの「Who's Right, Who's Wrong」とスティーブン・ビショップの「On and On」を2曲続けて。
・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
・荒地の何処かで
「いま僕は仲間のコヨーテバンドと一緒に全国のクラブハウスを廻るライヴ・ツアーを続けています。このようなライヴ・サーキットは僕にとって初めてのことなので、とても楽しくやってます。また、みなさんの街の近くでライヴをやるようなことがあれば是非会場に来てください。ではそのライヴでもよく演奏しているこの曲を聴いてお別れです。荒地の何処かで」と元春。
・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/