今日の熊本日々新聞から
細川家の250年詳細に 三家老・有吉家所蔵品 一般公開へ準備すすむ
熊本藩主・細川家の家老を務めた有吉家の22代有吉登聖さん(53)が、同家に伝わる文書や美術品を一般公開する準備を進めている。関ヶ原の戦いや細川家の肥後入國に関する記録などほぼすべて初公開の史料で、細川家と側近の足跡の一端がうかがえる。有吉家は松井、米田家と並ぶ細川家三家老の一つ。明応六年(1497)から細川家に仕え始めたという。有吉さんは陸上自衛隊第八師団副師団長。昨年三月、熊本に赴任したのを機に自宅に保管している文書など25点の公開を思い立ったという。「先祖以来覚書(三冊)」は、関ヶ原の戦い直前の細川家初代・幽齋の田邊城籠城戦など、明応六年から寛延元年(1748)まで約250年にわたる細川家と有吉家など家臣の動きを詳細に伝えている。城中や大広間で行われる礼式の重臣達の席次などを記した「年中行事抜粋」、軍令や隊列の組み方、軍役を記録した「家記」、蒔絵装飾箱に納められた源氏物語五十四帖などもある。美術品では網田焼や古小代焼の茶わんなど。所蔵品は北熊本駐屯地(熊本市八景水谷)内も3月24日オープンする郷土資料館に展示される。
(全文引用)
お話はかねがね伺っていたがいよいよ資料館がオープンとなる。
記事の中にある「年中行事抜粋」は、熊本史談会で現在も勉強中の
初出の第一級資料である。皆様もお気軽にお出かけになられ、直接
御覧になられるようおすすめ申上げる。
上記記事の内容について、訂正方のご連絡を頂戴した。(コメント一部再掲)3/2記
家老展として有吉の文書類を展示するのは、3月19日~26日昼までです。それ以降は企画展示コーナーの内容が入れ替わってしまいます。入れ替わった後は、梅津美次郎大将(最後の陸軍参謀総長)の関連資料になる予定です。
家老展として有吉の文書類を展示するのは、3月19日~26日昼までです。それ以降は企画展示コーナーの内容が入れ替わってしまいます。入れ替わった後は、梅津美次郎大将(最後の陸軍参謀総長)の関連資料になる予定です。なお18日は招待者のみの内覧会です。
内覧会にはもちろん有吉文書を展示します。
19日~26日の開館時間は9時~17時です。この一般公開は予め096-343-3141内線3457 第八師団広報室 赤星 に予約いただければ、スムーズです。
もちろん、当日直接自衛隊正門で見学手続きして頂いても入場できます。入場無料です。
熊本に転勤されて早 2年
音信普通になってしまい按じております。
この記事からしたら お元気なんだろうと推測します。
先々代より毎年お参りしておりました有吉将監菩提寺、安良城麓、浄見寺が廃寺となる事になりました。細川さんのお母さんにもお参りして頂き盛大に供養したことを昨日の様に思い出します。廃寺については有吉講の皆が残念がり、甲斐姓が無く
ご先祖様に申し訳ないことと思っております。
これからもお元気でご活躍ください。
突然のコメントお許し下さい。位牌だけは有ります。
松蔭山浄見寺 算所小字佐々木
願主は安良城主有吉将監と伝え、この地の豪家戸田平右衛門によって一七一九年(享保四年)建立されたという。
本尊は聖観世音菩薩。
有吉氏の菩提寺といい、その位牌がある。
直指院殿前親衛寛玄宗裕大居士
天正十一癸未(一五八三年)四月十日
安良山城主有吉将監源立言
浄見寺
寺宝は木像不動明王涅槃像
京都府与謝郡与謝野町岩屋920-2
kakoushi@theia.ocn.ne.jp