津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■上質厚紙二つ折り・中川玄〇〇から長岡監物へ

2016-12-23 10:43:20 | オークション

                               上質厚紙二つ折り・中川玄〇〇から長岡監物へ

                               上質厚紙二つ折り・中川玄〇〇から長岡監物へ

       差出人は中川玄蕃頭、岡藩中川家の家老だと思われる。宛て先は細川家家老長岡(米田)監物である。
      どうやら天草島原の乱に際しての書状だと考えられる。
      拡大コピーしてみたが文字がつぶれてなかなか判読しづらい。
      内膳正とは板倉重昌のことか(この日付の時期を遡る1月1日の攻撃で戦死している)
      内容は、片桐□□左衛門・新庄二郎左衛門という牢人衆両人が、牧野傳蔵の処へ参るので川尻より渡海の為の舟を出してほしいといったものである。
      この二人は内膳正もご存じの人物だとも記している。牧野傳蔵とは御府内御目附のことであろう。

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■目黒雅叙園

2016-12-23 08:31:46 | 歴史

 12月17日に放映されたNHKのブラタモリは、タモリ氏の地元目黒地区だった。
雅叙園が出てきたがこれが細川家の抱屋敷跡であることは承知していたが、地理的なことの説明があるとなるほどと納得させられた。
雅叙園の建築主は細川力蔵だというが、この人物は熊本細川家とは関係なさそうで偶然のことらしい。

細川家の史料を見ると「大崎屋敷」「永嶺町屋敷」などと呼んでいる。
わが熊本史談会の会員・F氏がまとめられた195頁に及ぶ「藩邸沿革」に詳しい。 

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