津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

庄林家相関図

2009-11-15 14:17:59 | 歴史

  「庄林氏由来」を理解する為に、略系図を作ってみました。

           養子・水俣城代(加藤忠広誕生ニ伴い離国)
加藤清正==========百助
            ‖
        +--おこう(若上さま)
        |   ‖------------+--中村三平
        | 中村将監       |
        |            +--名不知
加藤与三右衛門---+--太郎平        |
           |         +----女
           |            ‖--------縫殿 1000石
           |      棒庵-----下津将監 1083石
           
           |     矢部城主
           |     加藤越後守
           ↓         ‖-----------●
庄林隼人・一心===隼人・一方       +---お犬     ‖   
  ‖          ‖    |      伊丹角介 黒田蔵人・300石
  ‖          ‖    |                    
  ‖          ‖--------- +--隼人・一吉   +--いつ
  ‖          ‖    |   ‖     |     
加藤清正妾----------(清正)女     |   ‖---------+--隼人・一信------隼人丞・一致
                    |   ‖
            日下部与助-------------菊
          志水伯耆守    
                  +-----お百
                      ‖-----------●
                 松野亀右衛門      ‖
              大友宗麟二男道孝孫・1300石  大塚喜兵衛 500石・細川忠利殉死

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北関始末實記・・その5

2009-11-15 11:19:50 | 歴史
 此時節藤田も又々悪口仕廻候由申知らす方も有之勘右衛門又々憤を
 發しける最前ニ藤田か勘右衛門を役に立さるやつめなとゝ云たりしを
 聞出したるハ前川与三兵衛也其節与三兵衛勘右衛門ニ申けるハ/ケ様之藤田
 か雑言を云而廻る由慥ニ聞たる間堪忍仕な/と腰を押し別々一類

 中へ廻りて此事申談たるも与三兵衛也併若し藤田と取遣ハ神文
 之上ハも者や申ぶんなきと勘右衛門済したる事を又々取出し藤田
 を可討果も塩ぬけして不都合なりと思ひて過行てハまた/\世
 上之人口も聞に今其上一類中与三兵衛世上之沙汰虚実ハ志ら
 す度々勘右衛門ニ強異見を申候も難捨勘右衛門又々憤を發し
 藤田と取遣は脇ニなり与三兵衛と勘右衛門又一乱に及ふ勘右衛門申
 けるハ/藤田ハ誓言を以悪口不仕といふに段々悪口申やますととの取沙汰
 者藤田と拙者に喧嘩をさせ見物をさせ見物して慰めニせんとの所存の人ならん
 藤田雑言申やなずケ様に申たるの如此ニ云たるのとハ誰人の口より与三
 兵衛殿被聞出候哉其申たる人中事いひしと見へ申候間藤田ヘハも者
 や虚実を志らへ候に不及其中事をを与三兵衛殿へ申たる人を相手
 に可仕/と勘右衛門大に腹立して与三兵衛へ書状を遣す紙面左之通
     一筆致啓上候然ハ此間之一儀ニ付去ル廿三日藤田へ状を付廿五日

     朝討果し可申由申遣候処藤田返事ニ悪口ハ夢々不仕由日本之神
     文を以返事仕候此上に藤田へ押し懸討果申儀も誓言之上二ハ理
     不盡成沙汰ニも及可申と致遠慮差通し申候然上ハ藤田悪口不
     仕候二相究り申候然處頃日ニ仰候趣難心得候是ハ他家之衆
     脇より作り申候而悪口申たると存候何かし方より貴様ハ御聞候成哉
     及吟味其言たる仁を空いてに可仕と存候其人柄委細急度
     被仰聞可被下候為其如此に候恐惶謹言
         九月廿六日         前川勘右衛門・判
               前川与三兵衛様
 此書状指遣候処ニ与三兵衛従是御報可申入と口上之返事ニ而延引ス勘右衛門
 いよ/\立腹にて御返事ハ延引難心得有無之儀急度可被仰越候よし度々
 及催促勘右衛門助之進との一乱ハ脇ニ成新規ニ与三兵衛と勘右衛門と一乱
 こそ起りたれと風聞す此事を松野亀右衛門・塩山丑右衛門聞付驚候て

 早々津田治左衛門宅へ行申談候与三兵衛・勘右衛門・助之進三方へあつかい入
 津田・松野・塩山様々申込事ニ不成様ニ相済けり今度之儀ニ付津田
 治左衛門別而心遣にて取持時分ニ三ヶ所へ立越候而其節之儀何方も無
 疵ニ相済候依之勘右衛門方より治左衛門方へ為一札参入之筈なれ共折節
 風気ニ有ける故以書状一礼申置る治左衛門より返書左之通
      夜前預御紙面候得共致他出不能返書候然者此間之一儀ニ付
      致伺公候為御礼被仰越候趣御慇懃之儀尤ニ存候首尾能相済
      珍重ニ存候且又此節御風気之由申迄ハ無御座候得共御補
      養肝要ニ存候夜前之為御報如此ニ候以上
          九月廿九日        津田治左衛門
              前川勘右衛門殿
 此一乱之再發之儀九月廿八日迄ニ双方無事ニ相済此上ハ何事も無之候
 と取沙汰も相済其年も無事ニ暮シけり

                               進捗率1/4といった所です
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12/15 熊本大学文学部フォーラム

2009-11-15 08:46:47 | 歴史
 国立大学が法人化して、新たな試みを見せている。
昨日は偶然TVのスウィッチを入れたら、「見て聞いて驚く!熊大お宝発見伝--永青文庫は宝の山」という番組をやっていた。永青文庫研究センターの稲葉教授が登場、寄託文書の紹介や、小学生と共に野外(史跡)での勉強会をしたり、大変興味深い番組だった。あと四回どんなものが飛び出すか楽しみである。爺様も参加したいものだと思っていたら、次のようなフォーラムが開催されるようだ。是非とも参加したいと思っている。

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  【文学部創立30周年・永青文庫研究センター設立記念】熊本大学文学部フォーラム
       「日本の近世がわかる!―永青文庫から新しい研究の風を―」

 文学部の吉村豊雄・三澤純・稲葉継陽教授の編で今年三月に出版された『熊本藩の地域社会と行政―近代社会形成の起点―』(思文閣出版)にまとめられた、永青文庫史料による新しい「藩政史研究」の成果を分かりやすい形で市民に提供するとともに、それを現在の近世史研究の全体的動向の中に位置づけ、今後の研究発展の可能性を示す。

  1. 日  時  平成21年12月5日(土) 13:30~17:00
  2. 場  所  熊本大学黒髪北キャンパス 法文棟A1講義室
             ※入場無料・事前申込不要
  3. 主  催  熊本大学文学部
  4. 問合せ先   永青文庫研究センター事務室 ℡:096‐342‐2304
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