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2014年謹賀新年

2014-01-01 04:26:09 | 身辺雑記

正月なので初日の出。20年前位の絵である。平戸で描いたものだ。この時は日の出と、夕日と1週間描いて、眼をやられた。10号大

あけましておめでとうございます。気分を一新して前向きな年にしたいと思います。今年から、毎日絵を一枚、ブログの最初に置くことにする。新作、旧作、途中、記録的なことも含めて、メモぐらいはしてゆくつもりである。写真を撮るのが少し大変だが、出来ない時は、前に撮影したものを引き出してくることにする。絵の話でない時におかしな印象にもなるかもしれないが、自分が絵を描くことに、何としても入ってゆく年にするつもりだからだ。昨年の後半半年はずいぶん絵を描いた。水彩人15回展に向けて、描いていた続きが止まらなくなった。アトリエを直したこともある。いつも座っているところから絵が見えるから、絵を描きながら暮らしている状態である。障子やふすまは、すべてが開け放ってある。そのうえ暖房は入れないので、外に居るように着こんでいる。猫には大変不評であるが、人間は小田原の冬の寒さぐらいなら我慢できる。

このブログを書いている姿は、ダウンの重ね着をした上に人型寝袋の中に居る。ヒューマン・ノイドの人型スリーピングバッグである。マイナス2度の場所で寝れるとあるぐらいなので、これにもぐずり込めば寒いことは全くない。窮屈ではないし、ブログを書くには差し支えない。外に出ている指先だけは冷たい。ただこれで寒いところで寝れるかと言えばかなり難しい。寒いし地面は痛い。先日お尋ねした路上生活の人の中には、寝袋一枚で、外に寝ている人もいた。だいぶ辛らそうだった。それを思えば家の中に居て、暖房が無い位何のことはない。

○昨年は、あれこれ忘れてしまうことが多く、人様にまで、ご迷惑をおかけした。今年は忘れることが極力ないように、目の前にやることをわかりやすく表示することにする。水彩人の集まりでは、Sさんが事前に電話してくれるのでありがたい。

○欄間を作る。これは今年中に出来るかどうかわからない、乾くには3年かかると聞いた。太い、楠の木を戴いたので、これを板にして保存する。大山さんのおかげで板にはなった。2年で乾燥するのかどうかわからないが、板にして置いてある幅は太いところで70センチ。長さは2,5m。前から、作ってみたい欄間の形がある。板にいくらかのくり抜きがあるだけの単純なものだ。立体的な井波彫刻のようなものではない。板のゆがみなどもむしろ生かした方がいいのかもしれない。

○健康な暮らしである。65歳になるので、人間ドックに一度行きたい。行こうとしてあれこれ調べたのだが、時間もないので、東海大学に行くことになるか。

○ソーラー発電を広げる。ソーラー発電に批判もあることは承知しているが、原発や、火力発電よりはましである。現在自給用のものは屋根に乗っているが、果樹の畑の場所に27キロのものを作ることにした。もう少し蓄電池が改良されたなら、電気自動車に変えて、完全な自給エネルギー生活にしたいと思っている。

○養鶏の絵本作りに協力する。昨年末から、農文協の依頼で、農家になろうシリーズの養鶏編を作ることになった。私がどの程度かかわるかはまだわからないのだが、むしろ農家を継承して行く、姿が表現されればと思っている。養鶏業としての最後の仕事になりそうである。先日は鶏を捌くを撮影した。絵本といっても写真でつづるものだ。

○稲作の一年を田んぼ仲間の吉田さんがまとめてくれた。ブログに書いたものや、メールで皆さんに連絡しているものを、取りまとめてくれたのだ。ずいぶん書いているのでびっくりした。ようするに書くことが好きらしい。全体としては、自給農業は笹村農鶏園として、総合的に出来上がっている。小麦、大豆、お茶は、グループがあり、野菜や果樹は個人で庭先にやっている。そして、笹村農鶏園の堆肥がうまく回るようになっている。この全体を分りやすくまとめたいと考えている。自給伝統農法として、役立つはずである。

○65歳になる。誰に恥じることない定年の年である。養鶏の現役を退き、絵を描くことに専念する。今まで身に着いた自分の絵をすべてを取り払い、これから始めるつもりで、すべてを忘れて描いてみたい。そう思うと、100歳までの35年でどのような仕事が出来るのか。期待するものがある。絵は到達できない夢のようなものだ。その笹村出という人間にむかってどこまで進められるのか、いよいよやる。

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