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Xiaomi(シャオミ)のPAIの使い方

2024-02-13 03:57:56 | 暮らし
 
  建設中のラム酒工場。のぼたん農園のすぐ上に出来る。

  Xiaomi Mi Band 6のスマートウオッチをしている。3千円くらいで買ったのだと思う。この価格では、正確な数値は測定できない前提で購入した。特にPAIの数値は使ってみて私には合わない。PAIと言うものは何かと言うことから、書いて行く。まだ良くは理解していないので、調べながら確認してみる。

 その前に睡眠時間について一つ。シャオミーのスマートウオッチの睡眠時間で言えば、一度寝て夜中に目が覚めて、2時間起きていて、また寝たとすると、その夜中起きていた2時間も寝ていたことになっている。以前のフィットビットの場合はそんなことはなかった。

 それは歩数計の精度でも同じで、歩き方や作業によって、歩数の把握がかなり不正確である。そのつもりでいないと、間違ったことになる。スマートウオッチはどの数値も、あくまで比較である。どう変わったかをみるには良いが、これで血中酸素濃度を測れると考える方がおかしい。

 毎日農作業はしている。特に田植えの前後注意してこの時計でPAIを計っていた。PAIは心拍数の変化で運動を見るものらしい。1ヶ月の間50前後である。理由ははっきりとは分からないが、田植えをしていても心拍数があまり高くならないのだと思われる。田んぼでコロガシを1時間繰り返していても、3ぐらいしか上がらなかった。

 絵を描いている間は50ぐらいだ。農作業中も60前後のことが多いだろう。歳をとると心拍数は下がるものらしい。平常時心拍数を把握しているらしいが、いくつとみているのだろうか。平常心拍数が50から60のあいだではないだろうか。120に心拍数になる為の運動は異なる。私は心拍数はあまり上がらないらしい。

 農作業をゆるく長く続ける為には、心拍数を上げないように動いているほうがいい。何しろ、1週間の田植え機間でもPAIの数値は52が最高値だった。田んぼの均しを続けていた1週間も同じくらいだった。体重の方は2キロ減少した。体脂肪も18台になった。それでも運動が十分でないというのは、何か測定法が偏っていると考えたほうが良い。

 ランニングを10分程度続けると言うと、心拍数が150になりこれでPAIが上がるというように、数値対応して居るようだ。筋トレを毎日している人もかなり強い運動をした時にも、PAIは上がらないと書かれている。それは水泳をしても上がらないとある。だんだんPAIの意味が分かってきた。

 PAIを上げる運動というのは心拍数を上げる運動と言うことになる。果たしてこれが正しい考え方だろうか。心拍数が150を越えるような運動は、年寄の身体に悪いものと考えている。これはノルウェーの学者が考えた方式らしい。

 PAIは年寄の身体には、適切ではない指標と考えて良いだろう。動禅体操を毎朝行う。スワイショウ、八段錦、太極拳では全くPAIは上がらない。歩数計は100程度である。むしろ上がらないような動きでなければ良い太極拳の動きにはならない。

 動禅は心拍数は低いまま動きたい。東洋の運動法は静かな動きを通して、身体の中の流れを良くしてゆくことが基本だ。心拍数はむしろ上げないように動かなければ、良い運動にならないと考えている。静かに、どれほどゆっくり動けるかが大切で、力が抜けていて、筋力すら使わない方が良いと考えている。

 西洋人の運動に対する考え方と、東洋の運動法では考え方が違う。ノルウェーで出来た健康に対する考え方だから、日本人の身体には当てはまらないのかも知れない。心拍数を上げない動きを継続することで、血流れを整えて行くのが東洋の健康法である。

 心拍数が150を越えるようなことは、わたしの身体には良いことではない。走れば心拍数は上がるだろうが、走るような運動は不要だ。どれだけ心拍数を上げないで運動を長時間継続できるかが重要だと考えている。つまり、PAIが高くならない方が、私には良いと言うことのようだ。

 人間の健康はその人それぞれである。自分の身体の調子を自ら判断すると言う、確信を持たないと健康法で寿命を短くすることになりかねない。走りすぎて健康を害する人も居る。一般論を自分の身体に当てはめて、40台の心拍数は危険とか。150以上の運動をしたほうが良いと考えない。

 自分の身体を内観法で総合的に判断すべきである。どんな状態手暮らすことが、自分の身体によいかを自分で感じる必要がある。健康な一日の暮らし方を自己判断できるようでなければならない。私には走って、ゼイゼイするようなことは健康によいことだとは考えて居ない。

 ランニングの継続がPAIを上げやすいと言うことが結論のようだ。しかし、ランニングが健康に良いと、私の身体は反応していない。私は高校生の時に陸上部に居て、毎日10キロ以上走り続けていた。確かにそれで基礎体力が出来た。若いときに走ることには意味があるのは分かる。

 しかし、74歳の今ランニングは身体に悪い運動である。有酸素運動を続けると、持久力が高まる。激しい運動を毎日10回ぐらい続けると、有酸素運動で、持久力が高まり、健康に良いという健康法が、このPAIの考え方だ。しかし今の私には当てはまらない。

 ランニングとウオーキングとどちらが良いかと言えば、ウオーキングが私には良い。走ることは歩くことほど長くはできない。10分走るよりも、30分歩いた方が身体は活性化できる。30分歩くよりも、30分動禅体操をした方が、精神の健康を作ることが出来る。

 動禅体操は全くPAIの数値で見れば0である。それが私の身体には望ましい動きになる。心拍数が高まるような動きでは、良い動禅をしているとは言えない。中国の最近の太極拳ならば心拍数は上がるかも知れない。動いているにもかかわらず、動いていないような心臓の動きが重要なのだ。静かなること山のごとし。 

 どんな運動をしているときに、どんな心拍数になるかを確認するのに、スマートウオッチを使えば良い。それを継続的に確認して、自分の身体が良く機能しているときの状態を確認して行く。私にとっては心拍数は100を超えないようにしたい。有酸素運動は私の身体には悪い運動である。

 結論としては、スマートウオッチのPAIは50以下で止めるための指標と考えた方が良い位だ。これより高くなるような、運動はしない方が良いと言うことになる。自分なりの運動は続けるが、PAIが低く保たれている。これが自分らしい身体の動きを維持していることになる。

 毎朝の動禅体操は終わったときに、60以下の心拍数。歩数計で100程度。だいたいこれは安定している。私の考え方が正しいか、ノルウェーの学者が正しいかの結論は、あと10年待たないとならない。10年後も病気をしないで生きていて、ボケていなければ私の考え方が、良かったと言うことになる。
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