中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

浅川裁判、証人調べ3回め。

2014年05月23日 16時11分25秒 | 活動日誌

 

 浅川ダムの建設差し止め裁判の、証人調べの3回目でした。

6月はじめまで、毎週金曜日、ばっちり6時間にわたっての証人調べです。

 

法廷に入る前に裁判所の入口で、右から和田県議、私、山口にりひさ県議候補、石坂県議。

「大飯原発も勝利したね。頑張ろう!」

 

 

 

証人調べは、 40年間の運動が凝縮されているたたかいの場です。緊張もするし、「よし、いいぞ」と思うし、なかなかの一日です。

 

今日は原告団からは原告の高村裕さんが「基本高水」問題で、午後は被告側の独立行政土木研究所の脇坂安彦さんが証人に立ちました。

 

会を重ねるたびに、県の言い分が崩れてくるのがわかります。

基本高水についても、高すぎる基準を出しているわけですが、実は、先に数字ありきでそれに合わせて調査をくっつけた、と言うことも明らかになりました。

 

脇坂氏の証言も、大変乱暴で、納得できるような説明ではありませんでした。

たとえば本川底だった地層に「礫(いしころ)が縦に並んでいるのは、傾斜地で堆積したからだ」と言うのですが、そんなことあるでしょうか。

前回、こちらの証人の小坂氏の証言のように「堆積は普通平らに積まれてゆく。しかも川の中ならなおさら縦にきれいに並ぶはずがない。それが何らかの地殻の変動で縦になったと考える」の

が普通だし、科学的です。

 

初めての地すべりが起きるかどうかわからない場所も含んでいるが、それがわかるには「試験湛水をすること。それで地滑りが起きたら対策をとる」と言った見解には、命をなんと思っているの

か!と怒りがわきました。

 

何としても活断層を認めない、との姿勢が、科学者としての良心をむしばんでいます。

 

ああ、残念ながら、最後までいると保育園のお迎えに間に合わないので、途中休憩のとき中座しました。

 

昼休みは15分ほどで食事をし、集会です。山口さん、自作の弁当にかぶりついてるね。今日はなあに?

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