ポストに入っていました。夫が待っていた雑誌「うばたまむし」。
夫が長野高校在学中の生物班OBが出している会誌です。夫は生物班でカエルの研究をしていたそうです。
私も楽しみにしているので、いつも目を通すのですよ。
これがですね、250ページもある。それだけではない、驚くべき価値ある雑誌だと私は思っているのです。
第一に、高校の生物班のOB雑誌だということ。すでに90才を超えた方もいる方々が今なお結びつき、しかも生き物に深い関心をもって集っていること。
第2に、内容がすばらしいこと。専門的知識と経験の豊富さと共に、生き物と生き物を生かす環境への関心と感動を失わない感性にあふれ、自分の価値観と人生が語られていること。
第3に、半端ではない専門的な編集であること。
夫も投稿しています。今回はキューバでの経験。ハチドリとの出会い、食事に群がっていたハエ事情、最後はラテンアメリカ大学の感想。
高校時代のクラブが、こんな形で続いているなんて、わたしは敬意を表し、ただただ驚いています。
国会図書館にも納本しているそうです。