中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

自衛官の母親の勇気

2016年12月01日 21時09分16秒 | 活動日誌

 

ベトナムに行っている間の新聞は、赤旗以外はストップしてもらいました。赤旗だけは、情勢がつかみにくくなるのでストップできない。新聞受けからはみ出して、「留守だな」って知られるのも嫌なんだけど。

しかし、赤旗だけでもたまった分をざっと読むだけでも大変だった。

 

今日の赤旗の記事には、勇気をもらいました。このような記事は赤旗ならではなのでストップできないのです。

 

南スーダンPKO差し止めを求めて「自衛官の母が国提訴」です。なんと勇気のあるお母さんでしょうか。「普通の母親なら自分の子が危ない状況に立たされた時、誰でも持つであろう気持ち、その一点で行動しています」と、言っています。

 

しかし、自衛官の家族が行動に出ることは、どれだけの勇気がいる事か、容易に想像できます。昔のことですが、私の弟も3年だけ自衛隊に入っていましたから様子はわかります。貧しくて進学できず、給料をもらいながら資格が取れるなどの条件に魅力を感じたわけです。

 

また、この頃も訪問先で「心配で直ぐにでもやめてもらいたい。親はそう思っているが・・・」との悩みもお聞きしました。

 

原告の平和子さんは、声に出したくても、隊に入っている息子の立場を考えると表だっては行動できない、そんな思いのほかの家族をどれだけ励ますことか・・・とおもいました。「君死にたもうなかれ」とうたった与謝野晶子のような勇気ですね。

 

駆けつけ警護は12日から実施可能です。誰の子も殺し殺されてはならないのです。

 

コメント
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