今朝も冷えましたね。庭の植木につららが下がっていました。
県委員会での朝の打ち合わせのあと、急いでK支部会議にかけつけました。今日は、支部のみなさんがつながり名簿を作ったり、支部会議に出れない支部員の訪問をしたりの実践のあとだっただけに、活発な話し合いが行われました。
Yさんは「参議院選挙でも負けたし、知事選でも負けたし、いつもカンパをいただいている方に年末のカンパを訴えられなかった。そしたら年金生活者なのに向こうから持ってきてくれたのです。『共産党が風船みたいにしぼむのは悲しいからがんばって欲しい』といわれて、涙が出ました」と言いました。 「そうだよ。今はがんばれば新しい政治が切り開ける情勢だもの。がんばろう。期待に応えましょう」と昨日のこの地域の作戦会議の報告もしました。みなさん、明るかった。
阿部市会議員からは「つながりでミニ集会をたくさんしてしましょう」との提起もあって、活気が出ていましたが、残念ながら最後までおれずに中座して、須坂市へ飛びました。
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事務所に着いたら、石坂ちほ県議から電話です。「今、事業仕分けの会場に来ているの。軽度発達障害や福祉就労のこのことを、全く知らないひとが平気で仕分けをしているのよ。なんでも費用対効果で考えて、福祉就労では『ゴールはどこだ。5000万円つぎ込んでどれだけ儲かったか』というのよ。あんまり頭に来たから、電話で知らせたのよ」と怒りの電話でした。「専門家が聞いたらどう思うでしょうかとインタビューされたから、ほんとに悲しがる、怒ると思いますと言ったわよ!!」
その通りです。私も話を詳しく聞いて「ひどすぎる」と怒りが湧きました。阿部知事は、浅川ダムなど公共事業の仕分けはしない、と言い切ったので、仕分けは福祉、教育を削るしかないではありませんか。だから「ムダをけずる」と言いにくくなっているので仕分けの目的は「県民参加」が重要なんだ」と、訳のわからない言い訳しています。せっかくの炊き出しが、消化不良になりそうなくらい、怒りました。
さて、須坂市は2月6日投票で市会議員選挙があります。候補者は現職の土谷ふみえさん、新人の竹内勉さんの二人です。今日は職場支部のつどいが二つあり、それぞれ、竹内候補、土谷議員が挨拶しました。
新しい改造内閣には、みなさん納得していませんでした。「与謝野さんが大臣に入って、おかしいですよ」と口々に言っていました。そしてどちらの職場でも語られたことは「忙しさもあって、まじめに政治の話しができにくくなってきた。10年前には平気で話していたことが、今はタブーのようになって話せない」など、出ました。
M保育園支部のつどいで右は土谷議員
M保育園支部では、民主党が打ち出している新子育て支援システムがいかに現場を崩壊させるかや、介護の問題でも話しがつきませんでした。
「委託費は今までは月単位で計算して降りてきたけど、今度は(介護保険や医療と同じように)日割りになる。そうしたら、事務仕事できつくてやっていけない。この間、短期間だけど、都合で園長の代理もやりながら仕事をしたけど、ストレスで耳鳴りがするようになった。こういう状態が毎日続くようになるってことでしょう。やれません」
「生命保険で働いている保護者がとても収入が足りなくて、もう一つアルバイトをしています。でも、保育料が滞納しがち。いまは、市からお金が下りてきますが、直接契約になると園にお金は入ってこない。滞納せざるを得ない家庭は、追い出されるようになるのか」
「今、中野さんから保育制度がどんな風に変わるのか聞いて、これは大変なことだ、親にも知らせなくては、と思った」
「老夫婦を抱えていて、入園する施設探しで苦労しました。受けてもらえるところならどこでもいいとなります。保険料はちゃんちゃんと取るのに、使えないなんておかしい。仕事をやめようかと迷った時期もあった。今はやめないで良かったと思っていますが・・・」
「サークルで初めて共産党のひとを知りました。それまでは、無意識のうちに共産党は怖いと思っていたことがわかりました。国鉄分割民営化の時も、そばにその仲間がいて、ますます、共産党を知りました。M保育園に入ってからは、保育者同士、親同士が本気で子どもに向かって、生き方やひとへの思い、仲間を考えている姿に感心して、その方たちが共産党員と知って、今は応援しています」
そんな意見も出されました。実は、このつどい、この「今は応援している」と言ってくれた先生が一番職場のみなさんに参加の呼びかけをしてくださったのだそうです。もちろん、この先生も含めてまだ党に入っていない方に入党のお誘いをしました。おまちしていますね!!
私からは、保育制度や介護保険に見られるようなひどい政策は、民主党の一時の政策の失敗でもないし、幹部の資質の問題でもないし、「官僚政治に依存している」せいでもない。この閉塞感の原因は古い二つの政治悪の枠組みからでれないからだと説明して、共産党はここをみなさんと力を合わせて打開したいのだと、その打開策、そして、県議会では7人の議員団と世論の力で、子育て支援の「新システム」の国への意見書が、全会派一致で採択された報告もしました。
そして、ぜひ土谷さん、竹内さんの当選をバネに、県議選も勝ち抜きたい。力を貸していただきたい、広めていただきたいとお願いもしました。
大変でも、誰もが「話したい」と思っています。職場が大変だからこそ、何とか気軽につどいを開いたり、話したりしながら、沢山の方と連帯の輪を広げて行きたいものです。