中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

子育て学習会、みんな同じ悩みです

2006年03月23日 15時13分33秒 | 活動日誌
 (スノウドロップ  雪解けの我が家の庭に真っ先に咲く花。10センチほどの背丈、名前のとおり雪のしずくのようなかわいい花です。)


 今朝は肌さむいといっても、やはりもう春、一時の足先までジンジンいたくなる寒さは消えうせて、気分は軽やかに、定例の朝陽駅での街頭演説で一日を出発しました。
 冬の間は見ているだけで心配した中学、高校生の「生足」も、楽になってよかったなあと思います。「おはようございます。」と返してくれる返事にも、明るさがあって気持ちがいい朝でした。
 いくら長野でも、本格的な春までもう少しの辛抱です。

 新日本婦人の会の赤ちゃん小組みの学習会でした。1歳から2歳のお子さんを持つお母さんが集まりました。
 食事の問題、昼ねや夜更かしの問題、おっぱいのこと、などなど、沢山の疑問や不安が出されました。

 このホームページの「子育てQ&A」のブログも、「必要な時に覗いて」と、紹介しておきました。ブログに寄せられた質問と同じような質問がどこでも沢山でます。同じようなことで悩んでいるということですね。
 子育ては、「私だけが悩んでいるのではない」と、連帯することが大事ですね。

 日本は、子育てに何とお金がかかるくにでしょう。
 
 小さいうちは小さいうちで医療費がかかって、収入の多くはない若い家庭を圧迫しています。

 学校に入ればまた大変です。
 
 就学援助を受ける子が急増しています。
 「夫がリストラにあって、収入が10万円足らず、長女が中学生になったとき、制服代5万円、ジャージ3万円・・・」そんな新聞記事が心に食い込んできます。
 
 就学援助でやっと義務教育を受けているという家庭が増えているのに、その予算を削減しているのが自民党の政治です。
 
 今日の新聞によると、神奈川県大和市では、2004年度の就学援助補助金7千万円から、昨年は一挙に56万9千円に減らされました。一般財源化されたといっても、交付金事態が減らされています。がんばっている大和市では就学援助にかかる予算は約4億円といいます。

 親というものは何をおいても、子どもの学校のことは一番先にと考えるものです。その親が、子どもの教育費のために末期の癌に進行するまで我慢して通院できなかったとの話も、遠いところの事件ではありません。

 大学も大変。信州大学をみても、仕送りゼロという学生が少なくありません。

 子育てにこんなにも冷たい政治はもう沢山。今日のお天気のように、気持ちの良い暖かな政治にしたいですね。

 井上哲さんからのメルマガメッセージでは、グアムへの海兵隊の移転、実際には軍備の再編強化で、拠点をふやすための移転ですが、アメリカ国内には費用は最高でも29億ドルと説明していながら、日本には100億ドルかかるとうそをついている事実を紹介、そのうちの7割以上の8800億円も出せといっているのです。

 ひどい話、話にならない話。日本をなめて騙して、食い物にして金を出させているのではないですか!!悪徳商法だ!

 米軍の駐留費の水光熱費まで私たちの税金、一方、自国のお年寄りからは入院の時には水光熱費も自己負担にしようとしているのですよ!

 米軍基地の中の学校は日本の教室の基準よりより広い教室で25人学級、私たちの税金で。日本の子どもは、国の基準はまだ40人、教員の給料の国庫負担金を2分の1から3分の1に減らす計画。腹が立つこと、この上なし。
 
コメント (2)
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