蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ドクター・デスの遺産(映画)

2021年11月29日 | 映画の感想
ドクター・デスの遺産(映画)

父親があやしい医者に安楽死させられた、という子供からの通報により、刑事の犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は捜査を始める。やがて同様の事例が多発しており、あるサイトから誘導されていることがわかるが・・・という話。

うーん、やりようによっては安楽死の可否を問うヒューマンドラマ、あるいはシリアルキラーを追う刑事モノとして面白くなりそうな原作だと思うのだが・・そのどっちにもなってなかった。というか有体にいうともう少し真面目に作ってほしいなあ、という感じ。

原作は犬養刑事のシリーズものとのこと。もしかして映画もシリーズものだから犬養と高千穂の関係性の説明をしないのかと思ったがそうでもないみたい。せっかく今一番忙しそうな二人を起用したのだから、多少なりともキャラを掘り下げてもらいたかったなあ。
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