蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

シャーロックホームズ

2011年02月14日 | 映画の感想
シャーロックホームズ(ガイ・リッチー監督 映画)

ホームズもワトソンもカンフー映画のスターのようにやたらとアクションしまくる。
作る方としては、従来のイメージを打ち破ったアドベンチャー映画にしよう、あるいは東洋武術が得意という原作設定に忠実に作ろうという野望?があったのかもしれないが、ホームズである必然性は感じられず。

モリアーティ教授はちらっとしか登場せず、PART2作る気マンマンというのがミエミエなのもちょっと・・・
とにかく商売っ気が前面に出ている映画だと思えた。

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幕末好きの長男に請われて、岩崎弥太郎の邸宅(別荘?)だった清澄庭園に行く。
次男も連れて3人で。

風がなくて日差しが暖かく人も少なめで快適だった。

自慢は銘石と池の鯉と亀らしい。確かに石は立派だったし、鯉も見学者が餌をやるせいか丸々として巨大だった。
長男が、池の端に設けられた石渡りをしているとき、石の間に潜んでいた?鯉がばしゃっと跳ねた。ビビリの長男は「ひえぃ」とか言って飛び上がり、それ以降、石渡りは決してしなかった。

もともとは(さほど裕福でもなさそうな)大名の下屋敷とのことで、江戸ってこんな庭園だらけだったのかと想像すると、ちょっとうっとりする。

六義園ほどの豪壮さはないけれど、落ち着いたよい庭だった。
池にはりだした亭は、予約すれば飲食ができるそうで、ここで春先に宴会なんてしゃれてるなあ、と思った。(酔って騒いだら怒られそうだけど)

帰りは門前仲町まで歩いた。(2011.2.13)
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2011.2.12.住之江 GI 54周年 太閤賞  優勝戦

2011年02月14日 | 競艇
2011.2.12.住之江 GI 54周年 太閤記  優勝戦

1.石野 2.松井 3.須藤 4.池田 5.菊池 6.寺田

有名どころが揃った。

他の競艇場ならむしろアウト勢に目がいくのだけれど、住之江で1・2号艇が地元強豪では・・・1-2 せいぜい買っても2-1までか。でも2-5、2-6も少々。

結果1-2 

進入も順位も枠順通り。スタートばらけて楽勝のイン逃げ。石野は親子で住之江記念制覇らしい。
池田のターンは相変わらずうまいなあ。もっと勝てそうな気がするけど。
(敬称略)

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小さな命が呼ぶとき

2011年02月12日 | 映画の感想
小さな命が呼ぶとき

ポンペ病という、筋ジストロフィーに似た、内蔵を含む全身の筋肉が衰えていく病気(遺伝性)にかかった二人の子供のために、主人公の父親は一流企業のエリートコースを捨てて、特効薬の研究者(ハリソン・フォード)に資金提供してバイオベンチャーを立ち上げる。

この研究者は天才肌で、さまざまな問題を引き起こすが、子供を治癒しようという主人公の執念が彼を動かしていく。
様々な事情から彼らが有望と見る新薬は臨床に入れない。苦悩する主人公を見て研究者は、ある掟破りの提案をするが・・・という話。

ポンペ病というのは発病すると余命8年がいいところなので、すでに8歳の子供のために、野のものとも山のものともつかない研究を、高給も健康保険も投げ捨てて支援しようというのは、いわゆる蛮勇といえるもので、常識外の判断であろう。上記で紹介した掟破りの提案も、業界ではタブーとされていることらしい。

ブレイクスルーというのは、そういう、一種狂気の沙汰といえるような行為からしか生まれないものなのだろう。

ポンペ病に冒されながらも明るく生きる長女を演じた子役がよかった。

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快晴続きだったのに、連休になったとたん、雪もようが続く。気温があまり低くないせいかぼた雪で全然積もらないのも、ほとんど雪が降らない地方に住む者としてはつまらない。

小学生の長女がシュークリームを作りたいと言い出して、「いかにも難しそう」と思いつつも横で手伝いながら作らせる。
カスタードクリームの方はなんとかなったが、皮のほうは、案の定、全くふくらまず、クッキーみたいなものしかできなかった。
でも、その上にクリームをのっけて食べたら、けっこううまかった。(2011.2.12)



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ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義(藤野英人 PHPビジネス新書)

2011年02月11日 | 本の感想
ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義(藤野英人 PHPビジネス新書)

本書によると、日本の歴史には、盛んに海外と交易・進出しベンチャー精神にあふれる時代と、その反対に巣篭もり志向で国を閉ざして国内インフラの整備に精力を傾ける時代が交互に出現するという。(本書では、前者をウミヒコ、後者をヤマヒコと呼んでいる)

これ、日本に限ったことではないような気もするが、私にとって目新しく感じられたのは、次の点だった。

日本の海外雄飛が盛んになるのは、中国に漢民族が支配する強力な政権(王朝)が現れた時である・・・との説。

天平期=唐、平氏の時代=宋、室町前期=明、あたりはあてはまる。ただ、いずれも短期間だったし、因果関係の説明もないので、単なる偶然にすぎないような気もする。
で、今は(漢民族かどうかはさておき)中国が強盛になりつつあるので、海外進出志向が強くなっていくのでは?というのが著者の見立てである。

ただ、「ヤマヒコ」時代にあたる、平安・鎌倉・江戸期の方が、社会としては安定し平和な時代であったとも言え、「ウミヒコ」時代が、そこで暮らす人々にとって幸せな環境といえるかどうかは微妙だと思う。

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珍しく雪が降った積もりそうにはないけれど。

新聞のスポーツ面には、毎日プロ野球のキャンプ情報がそれなりのスペースが割かれて掲載されている。それなりのニーズがあるということで、プロ野球が今でも日本を代表するスポーツであることは間違いない。
この季節になると「球春」という言葉が盛んに使われる。誰が考えたのか知らないが、プロ野球ファンにとってはワクワクさせてくれるような語感があって、うまいなーといつも思う。

相撲が日本の国技というのは、蔵前の試合場を「国技館」と命名した知恵者がいたためとも聞いたことがある。

ちょっと気の利いたコピーやキャッチフレーズがマーケティングの大きな力となるよい例だと思う。(2011.2.11)
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2011.2.6.平和島 GI 56周年トーキョーベイカップ  優勝戦

2011年02月11日 | 競艇
2011.2.6.平和島 GI 56周年トーキョーベイカップ  優勝戦

1.中島 2.原田 3.赤岩 4.福島 5.真庭 6.烏野

おお、さすがにGⅠだと全員知ってる選手だ。

節一宣言の中島には逆らえそうにないが、真庭が気になるし、赤岩も好きな選手。
福島はエース機で地元だけど、過去あんまりいい印象がない。

ということで、真庭2着を期待して1-5、2-5に2-3、3-2も少々。

結果1-4

真庭は3着。一時2位だったが、3周1マークで福島に差された。機力差が明白。
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