あるきメデス

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イギリス8日間の旅③ リバプール、チェスターと2つの橋へ(前半)

2017-07-17 22:12:53 | 英国旅行
 2017年6月28日(水) 雨
 リバプール、チェスター、世界遺産の水道橋と世界初の鉄橋へ(前半)

 連泊したランコーンのホテル イン ランコーンで5時50分に起床、レストランで6時
50分からバイキング朝食をして、7時50分にバスでホテルを後にした。

     
 今日はイングランド中央部の都市、リバプール(Liverpool)とチェスター(Chester)を
中心の観光で、まずは北西に約24㎞のリバプールに向かう。

 今朝もかなりの雨で、気温は前日同様15℃以下と思われ涼しい。高速道路M56号か
らM53号を通過し、8時50分前後にリバプールの市街地に入った。

 リバプールは、ロンドンの西北約300㎞にあり、奴隷貿易に始まり繊維や鉄鋼産業で
繁栄し、人口約80万人のうち約45万人ほどが移民で、1700年代に貿易港となり、
世界最初の鉄道や運河による輸送などで20世紀まで賑わったが、航空機の発達などで衰
退したという。

 しかし、1960年代にビートルズにより町に活気が甦り、2008年にはヨーロッパ
文化都市に選定されたとのこと。スポーツではプロサッカーチームが2つあり、競馬やゴ
ルフも盛んなよう。


 9時頃、世界遺産のひとつリバプール大聖堂近くの駐車場でバスを下りた。リバプール
大聖堂は、1910年に聖母礼拝堂が完成し、1924年に主祭壇、内陣などが完成、英
国王ジョージ5世により献堂式が行われた。1942年には高さ100mの塔が完成した
という。
     
 9時35分までフリータイムとなったので大聖堂に入り、幾つもの大きなステンドグラ
スや祭壇、パイプオルガンなど堂内を一巡して拝観した。拝観は無料だが2£(ポンド)
程度の寄付が望ましいようなので、入口で納めた。
        

     

  

     

         大聖堂入り口上にある像
          


 外に出ると、二つの塔のある別の教会、近代的な展望塔、大きな観覧車などが望まれる。
     

 バスでリバプール市街の中心部に入り、ビートルズゆかりのマシューストリート
(Mathew Street)に行く。
       

     
 狭い通りの両側にはバーやパブ、ビートルズグッズの専門店などが並び、ビートルズの
写真やブロンズ像などが目に付く。


        ジョン・レノンの立像
       

    


 通りの中ほどにあるキャーヴァン・クラブ(The Cavern Club)が、ちょうど開店したと
ころ。添乗員の佐々木さんが交渉して、少しの時間だが店内を見せてもらえることになっ
た。

 ここは、ビートルズが活動初期に演奏していた店とのことで、階段を下って地下フロア
に入るとパブのような部屋だが、ビートルズが演奏した楽器や展示物などが残り、当時の
雰囲気がしのばれた。


    

        





 降り続く雨の中、市街地を少し回ってバスに戻り、10時13分に出発する。次の観光
地は南に約33㎞のチェスターで、10時50分頃市街地に入った。


 チェスターは、ローマ人が紀元74年頃にウェールズ侵攻の拠点として築いた町。全長
約3㎞の城壁がほぼ完全な形で街を取り囲み、メインストリートにはチューダー様式と呼
ぶ黒い木組みに白壁の建物が多く、イギリスの中でも最も中世の雰囲気がそのまま残って
いる街だという。



 最初に訪ねたのはチェスター大聖堂の前で、10時55分に着いた。チェスター大聖堂
は、10世紀にサクソン人が教会を築いたところに11世紀末、ノルマン人が建設を始め、
500年近くかけて建設されたのでゴシックのあらゆる様式が取り入れられているとか。


 大聖堂には入らずに市街地を先に進むことに。大聖堂前には荷を曳く馬の像があるが、
由緒などは分からない。



 大聖堂の前には市役所であるタウンホール↑があり、1階にはインフォメーションセン
ターも設けられている。




    


 中心街のあちこちに木組みの三角屋根のチューダー様式の建物が目に付き、その連なり
が中世の面影を伝えてくれる。







 大聖堂の南側を西に回って城壁↓に上がり、大聖堂を裏手から眺めてから南に向かう。
     

      大聖堂の裏手
     



          この先方に向かって進む。
           

     
 イーストゲート(East Gate)と呼ぶ時計塔のところで通りを横切ると、東側にもチュー
ダー様式の建物が望まれた。




 渡り終えて城壁を下り、見下ろしたその通りに連なるチューダー様式の建物を眺めなが
ら東に向かって進む。城壁を下って見上げる時計台。
     




 城壁の中の中心にある交差点ザ・クロスには、記念塔のようなものが立っていた。
     


 周辺の建物は2階部分のバルコニーが隣接する建物につながっていて、「ザ・ロウズ」
と呼ぶ通路になっているという。




     
 ここで12時20分までフリータイムとなり、周辺を見て回ることにした。


 ザ・クロスのそばからバルコニーに上がってザ・ロウズを少しだけ歩く。





 その後賑やかな周辺の街並みやチェスター大聖堂前のタウンホール周辺などを巡る。


 大聖堂の東側にあるショッピングセンターにも寄り、建物内にたくさんな並ぶ店を少し
だけのぞいて、時間までに大聖堂近くの駐車場に戻りバスに乗る。         

                                    (続く)




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