あるきメデス

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清瀬市郷土博物館で「林亮太 色鉛筆画作品展」(東京・清瀬)

2023-06-10 23:05:00 | 美術館・博物館等の観覧
 2023年6月7日(水)

 所沢市内で入手してあったリーフレットでこの催しを知り、会期が終わりに近づいてい
るので今日、標記の特別展を観覧に行くことにした。


 西武池袋線上り電車に乗り、清瀬駅には11時に着いた。北口から真っ直ぐ北北東に伸
びるけやき通りを進む。
     
     歩道には名のとおりケヤキ並木が続き、花壇も設けられている。


 元町一丁目バス停の辺りを過ぎると畑が増え、路傍にはアジサイが。


     
 けやき通りには「キヨセ ケヤキロード ギャラリー」と呼ぶ、野外彫刻が続いている。
作品は、平成元年(1989)度~5年(1993)度にかけて24基設置されたとか。
     




     東側の広い畑の一隅に咲き乱れる花々
     


 けやき通り沿いにも、アジサイやビオウヤナギなどが。


 表示に従い左手の住宅地を少し進むと、清瀬市郷土博物館がある。何度も来ているので
おなじみの場所。当館は入館無料で、いつも写真撮影も可能である。


   入口に掲示の特別展のパネル
  

 特別展の会場は2階のギャラリーだが、その前に1階の展示室を回ってみることに。ま
ずは、入口に近い展示ホールへ。


 ここでは、「武蔵野線開業50周年 -清瀬を駆け抜ける武蔵野線-」を展示中



 開通前から最近までの清瀬周辺の武蔵野線関係の資料や写真などが展示されていたので、
順次観覧した。






     








 展示ホールの左手側には、市内で使用されていた江戸時代から近年までの道具類が展示
されている。







 ホールの左手奥に接して民俗展示室があり、こちらも以前にも見たがザッと一巡する。






     
 そのあと、2階に上がってギャラリーで開催中の『林亮太 色鉛筆画作品展』へ。こちら
も入場無料で、写真撮影も可能とのこと。



 もらったパンフレットに挿入の作品リストによれば、全部で62点の作品が展示されて
いるようで、順序に従い観覧した。


     



     

          
 地元清瀬市や西武池袋線沿線の風景が多いので、おなじみの場所もあり、これらが色鉛
筆で描かれたとは思えぬ素晴らしい出来映え。特に影や路上の水、電線の表現などが印象
に残った。



   甍の波に 新座市 




   春色の煌めき 清瀬金山緑地 


   Summertime 清瀬駅


   Wintertime 清瀬駅


   木漏れ日 キヨセケヤキロードギャラリー


 ちなみに、観覧後、近くからと思われるところで撮ったもの。ここよりケヤキの木の2
本くらい先辺りから描かれたよう。

     
        陽光に包まれて 清瀬市中里

          
             三叉路の表情1 清瀬市







     

          

     





 なお、このような色鉛筆で描いた作品の展示会は、年内に以下の2つの催しが予定され
ているようだ。





 1階に下りて、歴史展示館にも入ってみる。ここも何度か観覧している。





 展示ホールの左手外側の廊下には、古い農機具や養蚕、製茶などの用具が。



 ひととおり観覧を終えたら12時30分になったので、喫茶コーナーに入って「武蔵野
うどんと飲み物セット」(800円)を注文し、昼食とした。


 食事を終えて館を出て、館外の緑地にも回って咲いている花を探したが、わずかしかな
かった。

 こちらはシャラノキの花

 
 13時過ぎに郷土博物館を出た。日差しがや暑いが、少しだけ近辺の寺社を巡ることに。
   
 けやき通りを少し戻って志木街道に回り、ケヤキ並木の続く通りを東北へ。

 
 沿道には古くからの農家が多く、りっぱな門構えの屋敷や蔵のある農家が続いている。



 次の信号のある交差点の先が、水天宮と日枝神社。



 まずは手前の水天宮に参拝することに。拝殿の手前の手水舎横に、「清戸の柊(ひいら
ぎ)」と呼ぶヒイラギの古木が立つ。
     

 横にある御霊社に祭られた小さな社殿


 さらにその横には境内社の白山社、金刀比羅神社 、八雲神社が並ぶ。


 水天宮の右に接して並ぶ日枝神社にも参拝する。



 日枝神社の右手前の小屋に、「日枝神社の三遠の石灯籠」が二基並んでいる。右は寛文
4(1664)年、左は宝永7(1710)年の造立で、六角柱の根元に「見ざる」「聞
かざる」「物言わざる」の三遠の彫刻があり、清瀬市の有形文化財に指定されている。


 日枝神社の参道を出て鳥居をふり返ると、独特の鳥居だと気付く。「山王鳥居」と呼ぶ
もので、変形鳥居のひとつのよう。



 志木街道を挟んで斜向かいにある、曹洞宗全龍寺にも回ってみることに。道路際の地蔵
堂には、大きなお地蔵さんが祭られていた。
     

 本堂は地蔵堂横を少し進んだ南西側奥にあり、東向に立っている。


     
     本堂の前には、回し七福神など、新しいし灯籠が幾つか並んでいた。
          



     

 入口側の塀を瀬にして十六羅漢像が並ぶ。

 
 全龍寺を出て、志木街道のすぐ先の細道に入って南下することに。

 その入り際には、アナベルとハンゲショウが咲き出していた。


 新小金井街道に突き当たり、右折して南東へと向かう。


 清瀬駅近くまで進むと、コスモス咲くトウモロコシ畑とマンションという清瀬らしい風
景が目に入る。


 清瀬駅北口前に戻り、そばのスーパー・西友の地階で少しだけ食品の買物をした。


 14時35分頃清瀬駅北口に着き、14時41分発の下り飯能行き電車に乗る。




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