あるきメデス

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常楽院のシダレザクラやトトロの森のカタクリなど(埼玉・所沢)

2023-03-26 22:17:34 | 所沢だより
 2023年3月24日(金)〈その2〉

 今回は、前回紹介した金仙寺や比良の丘の前後に回った寺社などの春の花の様子を。

 西武池袋線の小手指駅〈こてさし〉南口から早稲田大学行バスに乗り、下車した芸術総
合高バス停から、まずはすぐ近くの常楽院に入る。
     
 
 金仙寺ほどの樹齢ではないが、ここにもシダレザクラが2本あるので、いつも金仙寺に
向かう前に立ち寄っているところ。


 無人の庫裡〈くり〉の前に立つ大きい方のシダレザクラは、もうかなり散っていたが、
まだ枝にも結構残っている。だが曇天で、花の彩りはいまひとつで冴えない。




     


 南側台地上に上がると墓地の横にもう1本あり、こちらも同様である。
     



          

     


 上のシダレザクラを眺めた後、台地の北東側から下のシダレザクラをもう一度眺める。


     
      木の下周辺は、散り落ちた花びらに覆われている。
 

           幹の下に咲くショカッサイなどにも花びらが。
          

     
 早稲田大学所沢キャンパスの北側沿いの市道を西へ、金仙寺方面に向かう。キャンパス
の北面樹林内にある2,3本のシデコブシがたくさんの花を開いていた。





 キャンパスの西北近くまで進むと、北側の斜面に大きなハナモモが目に入る。


      近くの畑には、色鮮やかな2本も。
     

 この後、すぐ先の金仙寺と比良の丘を巡ってたくさんの花を眺めたが、それは前回のレ
ポートのとおり。

 比良の丘でたくさんのハナモモなどを眺めた後、比良の丘頂部に向かって少し進むと、
右手の山林際に「〈財〉トトロのふるさと基金」が所得し管理する「トトロの森13・18
・49号地」の案内かパネルが立っていた。

     
 この中のひとつ13号地にはカタクリが咲くことを、近年こんちょさんに襲えてもらい、
昨年も訪ねており、今日も回ってみることにする。


 すぐ先、南側の畑にはナノハナが咲く。


 北側の49号地の一角に咲く大きな桜は花いっぱい。周囲の広葉樹の芽生えも始まろう
としていた。



 眼下には堀之内地区の住宅などが見下ろせ、東方をズームアップすると所沢中心市街地
のマンション群なども望まれる。


 その先の畑のあぜ道を少し下り、トトロの森13号地へ。

 ナラやクヌギなど広葉樹に囲まれた中央部がカタクリの群生地で、ちょうど見ごろを迎
えた花がたくさん咲いていた。





 反時計回りに周囲をU字状に回って眺める。





 数え切れないほどの花が一斉に、可憐な花をひっそりと開いていた。





 西側斜面の一隅には、わずかながらスミレの群落も。




      

      トトロの森13号地の上部に接した、山神社にも回って参拝する。
     


 神社の北側樹林には孟宗竹の侵食が進み、東側には茶畑がある。


 神社の背後から境内を出て、もう一度比良の丘に延びる市道へと上がる。途中から眺め
る堀之内の集落の向こうに、小手指駅北口の2棟の高層マンションなどが望まれた。
     

 北方はるかに霞んで見えるのは上州赤城山だろうか・・



 もう一度比良の丘の中腹に戻り、ハナモモなどの咲く一角の南側を回ると、ボケやヒュ
ウガミズキ、ハナズオウ、レンギョウなどが咲いていた。


     





     




 眼下のハナモモなどをもう少し間近で眺め、金泉寺の西側に戻った。




     



      そばのは畑の小麦の中には、もうわずかに穂が出始めたものも。
     

 境内南側を下って早稲田大学所沢キャンパスの西北側まで戻り、北に少し上がり中氷川
神社の北西側にある西武バスの堀之内バス停に12時25分頃着いた。

 だが、しばらくバスは来ないので、往路で下車した芸術総合高バス停まで行くことにし
て中氷川神社に北西側の鳥居から入る。

 当社は、延長5(927)年ににまとめられた延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうち
ょう)に記載されている由緒ある古社。

 さいたま市大宮区の武蔵國一の宮の氷川神社と、東京・西多摩郡奥多摩町にある氷川神
社との中間に鎮座するので「中氷川神社」と呼ばれ、この三社は「武蔵三氷川」とも言わ
れ、ほぼ一直線上に並んでいて本宮、中宮、奥宮の関係になっているようだ。


 境内北側の、神楽殿前のソメイヨシノが見ごろに。

 拝殿に参拝して、来年も来られるよう健康などを祈願した。


     
 拝殿の右手前、神楽殿との間には地元出身の詩人、三ヶ島葭子(みかじまよしこ)の歌
碑がある。



 拝殿左手にもソメイヨシノがあり、こちらも満開に近い。



 東に延びる参道の横では、ショカッサイがたくさんの花を競い、参道にも2,3本のシ
ダレザクラが開花していた。
     

 早稲田大学所沢キャンパスの東北側に下って、下車した芸術総合高バス停に12時40
分過ぎに着いたが、まだ少し時間がある。

 もう一つ駅寄りの大日堂バス停まで歩き、バス待ちの少しの時間、北側の稲荷神社にも
立ち寄る。
     
 拝殿前のシダレザクラはまだ開花したばかりだったが、西側市道沿いの3本のソメイヨ
シノはほぼ見ごろになっていた。
     





 入ってきた境内南東隅ではスイセンが花盛り。


     
      南側の民家の庭先には、シダレザクラが咲き出している。
          

 大日堂バス停に戻り、すぐに来た13時07分のバスで小手指駅南口に向かった。

 



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コメント (2)
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