前回の異食文化の会では神戸モスクとジャイナ教寺院とお寺巡りをしてきたので、
この日は浄土真宗本願寺派の寺院、本願寺神戸別院と日本基督教団神戸教会へ行ってみることにした。
この本願寺神戸別院は我が国初のインド仏教様式を取り入れた寺院。
その斬新なデザインは昭和5年に建てられた旧寺院から受け継がれたもので通称モダン寺とよばれている。
(平成7年に全面改装された)
初代住職の大谷尊由がインドで感銘を受けた建物をモデルにしたそうで、
シルクロードを日本人として初探検した兄の大谷光瑞も設計に携わったそう。
5つの尖塔やステンドグラス、アーチ状の窓が異国情緒を醸し出してる。
本堂を見せて頂くと、お寺の方がいろいろと説明をしてくださった。
御本尊の阿弥陀如来を安置する内陣も和風のお寺にはないようなきらびやかで異国情緒あふれるたたずまい。
宮殿の屋根はインドのブッダガヤの大塔を模したもの。
左右の厨子はミャンマーの塔や王宮をイメージしたものだそう。
中の掛け軸は親鸞聖人。
前机は藤の木を使って作られたものであふれるような藤の花が華やか。
柱などに使われているのは御蔭石。
シャンデリア。
内陣は珍しく畳は用いず板張りの床になっていて椅子が使われている。
椅子の脚や壁などあちらこちらに仏の使いとされる象の意匠があしらわれている。
そういえば去年東京で宿泊した築地本願寺もインド風の不思議な外観だったが、
この神戸別院でも日本のお寺のイメージを覆すような斬新なデザインの外観、本堂を見ることができた。
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本願寺神戸別院もずっと前から行きたいと思っている建物です。
異国の香りがムンムンしていていい感じですね。宗教絡みの建物は、どこか特別の雰囲気があってそれが面白いです。
いつもながら、パレー、焼物。。いろんな事を一生懸命されていて眩しいです♪
私は。。すっかり出不精になってしまいましたよ。。。(笑)
どうもお久しぶりです~
本願寺神戸別院、本堂がとってもきらびやかで
ほんとに異国のムード満載でしたよ~
椅子式というのも斬新で・・その椅子がまた象や獅子などをかたどった
ものというのもおもしろかったです。
ぜひまた一度見に行ってみてください~
yumeさんもあちこちお出かけされてるじゃないですか~
yumeさんのブログ拝見して滋賀の近代建築いろいろ又見に出かけたいなあと思いました。