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漢方&薬膳・食養生のごはん

2011-05-25 | 食・グルメ
先日近くの図書館へ行った時にたまたまその日からやっていた漢方と薬膳の講座3回コースに
興味があったので飛び込み参加した。
2回は漢方や薬膳に関する講義を受けて、最終日の今日は薬膳料理の調理実習と試食があった。

薬膳料理というのは、漢方薬で使われるような特殊な材料を使ったものとばかり思っていたけど
漢方薬の生薬は普段私たちがとってる食事の中にも含まれていて、薬効を持つものがたくさんあるのだそう。
この日はそういう身近にある薬効を持つ素材を使った料理を教えてもらうことに。





メニューはあわ、きび、ひえが入った雑穀粥にハト麦入り小豆かぼちゃ、生姜とわかめのスープ、
いんげんの胡桃味噌和え、くずゼリー、黒豆茶。
今回のメニューはすべて体を温める作用のある食材を選ばれたとのこと。





ハト麦入り小豆かぼちゃの小豆は体の水分を外へ出す働きがあるという。
ほんのり塩を効かせたメニューだったが、小豆とかぼちゃがホクホクして美味しかった。





デザートはオレンジとりんごの100%ジュースとくずを混ぜ合わせ、火にかけてとろみをつけ、冷やしたゼリー。
葛は風邪の引き始めに効く葛根湯でおなじみの生薬なので筋肉のこわばりを取り、体をあたためる作用がある。
片栗粉でも代用できるかな?と思いきや片栗粉はじゃがいものでんぷんが原料なので、体を冷やしてしまうのだとか。

薬膳の薬効は現代栄養学の栄養素とはまた別の物差しではかられたものだそうで
身近な食材で自分の体にあった薬膳料理をこれを機会にまた意識して作ってみようかと思った。

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