モザイクタイルミュージアムの続き・・
4階の展示場の真っ白な空間には15年にわたって収集されてきたタイルが美しくディスプレイされている。
モザイク画、タイル絵が並ぶ最も大きな壁面。
富士山などが描かれた銭湯で使われたもののスペアのタイルだったり、十二支のモザイク画も見られる。
中央には竹の形をしたタイルばかりが寄せ集められ、塔のようにそびえ立つ。
リアルなレリーフ状に作られた竹から、節が描かれた平面もののタイルまで、下の隅の方にはこんなタケノコも発見。
昭和レトロな流し台シンクのコレクションも充実。
全面タイル貼のおくどさんも
銭湯で使われてたタイル絵。
モザイクタイルのグラデーションがきれいな浴槽
ガイドのおじさんがこのミュージアムのモデルになった多治見に現存する粘土山の写真を見せてくれて、
これを写真に撮っていけと・・
この採掘場は今も現役だそう。
個人宅にあった花のモザイク画。きれいだなあ
全国各地から取り壊しの運命にあった建物からタイルを回収して保護されたものも多数
まだまだ4階の展示室にはタイルがたくさん。
浪漫館で見たことのあるモザイクタイルもたくさんあって、それぞれちゃんと定位置が決まり
たくさんの人の目を楽しませてくれていた。
1階下りて3階の展示室へ。
タイルの製造工程と歴史の展示などがあり、こちらは時期により展示替えや企画展も行われるという。
街角のタバコ屋さんのショーーケース
前回浪漫館に訪れた時にタイルの貼盤を使った展示をするといわれていたが、
こんな風になったんだなあ・・様々な形のタイル、デザインが一同に見れて圧巻!
京都の取り壊された邸宅から保護された泰山タイルのライオン付の噴水壁面。
レトロなタイル見本も、
微妙なニュアンスのある結晶タイルもたまらんなあ。
2階へ下りると、そこはタイルのショールームに。
タイルコンシェルジュがいてタイルの様々な相談に応えてくれるそう。
そして1階にはイベント時に貼られたモザイクタイルで埋め尽くされた車
ワークショップのコーナーや売店はたくさんのお客さんでにぎわってた。
私たちもタイルミュージアムを4階から1階まで十分に堪能することができた。