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m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

名古屋&津島&岐阜の旅2023【喫茶雲雀他】

2023-02-17 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

岐阜に泊まった朝、モーニングを食べに喫茶店へ。
その前に、矢橋六郎のモザイク画を見に行こうと、岐阜市文化センターへ行ったが、なんと午前中、点検日では入れなかった〜
事前に電話で自由に見れると聞いたのに、、無念。
他にも自転車で回る予定してたけど、11時から川上別邸の見学予約があるし、雨で無理そう。
あ〜、岐阜に泊まった意味が、、


7年前に岐阜に来た時は、この甍というお店でモーニングをした。
懐かしい、、
でもこの日は看板が引っ込んでたのでお休み?

ちょうど、前回来た時はお休みだった向かいの喫茶店雲雀が開いてたので、この日は、そこでモーニングすることに。

前回も、このお店周りに貼られてた水玉タイルが印象的で、写真に収めていた。

お店の中は、椅子やテーブルは、上品なベージュ系で統一されてる。



シンプルなトーストと玉子のモーニングを。

駅に行くまでの途中、繊維問屋街を少し歩いた。
この日は平日だったけど、開いてるお店は、ちらほら。


路地裏にあった素敵アート。
カラフルなデザインも素敵だけど、2匹の猫も可愛い。


花札みたいな構図の鹿と楓。

津島と、この繊維問屋街で捕獲した、シャッターのわびさび。
ただのサビもいいけど、下から違う色が覗いてる剥がれサビも好き。

岐阜のトイレは、こんなタイル貼りだった。


赤は、透明感のあるガラスのようなタイル。

この後は川上別邸へ向かった。
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名古屋&津島&岐阜の旅2023【津島の町並みとタイル】

2023-02-16 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】
旧魚半別邸の見学を終えた後は、翌日は雨の予報だったので、この日のうちに歩けるところを歩いておきたいと、まだ訪れたことがない町、津島へ向かった。上街道沿いなどに古い町並みが残っているということなので歩くのを楽しみに。


住宅街を進むと、不思議なデザインの門があり、


近づいてみると、やきものが嵌め込まれていた。模様も独特で面白い。


2階にはベランダの手すりがついている洋風の下見板貼りの建物


わぁ〜きれいなタイル


このタイルが、1階にも2階にもびっしりと貼られてたお宅。


お隣にあったのは、喫茶飛鳥。
Googleマップには、12時に閉まる風に書いてあったけど、まだ開いてるみたいで、
まだ津島に着いたばかりだけど、入っておこう。


扉を開けると、いきなりのタイルの床にテンション上がる。
モダンな蜀江文柄。色合いもいいな。


もう少ししたら、一旦閉めるところだったらしく、滑り込みセーフ。
Googleマップに12時に閉まると書いてた、と伝えたら、ええっと驚かれ、
12時どころか夜もスナックとして営業してるという。
お店は、50年ほど前からあるそう。
てっきり店主さんかと思ったおじさんは、お世話好きな、ご近所のおじさんだった。


カウンターの足元にもこんなモザイクタイルが貼られてて、細かい所までデザインが
行き届いている。



カウンターの上には、真っ白な大きなカサブランカの生花が、清々しい。
そのカウンターの背後にもモザイクタイル。


大きなガラスブロック窓から、ほんのり明かりが差し込む。
扇型のオレンジのアクリル?窓とブルーのカーテンの色合わせもいい〜




四隅の角が落とされた八角形のテーブル。


店内に二つあったこの菱形の窓も素敵だった。



珈琲を頼んだら、おじさんがお菓子のカゴ盛りを持ってきてくれた。
まだ津島に着いたばかりで、暗くなる前に歩き回りたかったので、一休みさせて頂いたら、出発。


歩いていると、錆びたトタンの奥にタイルらしきものが、チラ見え。


近寄ってみると、タイルではなかったのだけど、木製の六角形のパーツがタイルのように貼り合わせられてた。目地らしきものもちゃんと入っていて、カラフルで可愛いかった。
何のお店だったんだろう?!


こちらは、細かな茶色のタイルと黄土色のタイルが貼られた建物。
ショーウィンドウを見ると、アンティークショップのよう。
窓から見えるカーテンもいい感じで、



この可愛いタイルたちの雰囲気にぴったり似合うお店だった。


他にもタイル貼りの建物もちらほら。


ミントグリーンのモザイクタイルが、一部に貼られた建物。


タイルとガラスブロック、型板ガラスが見えたので駆け寄ると、


玄関ポーチには、カラフルなモザイクタイルが貼られ、手前は、より細かいモザイクで包み込むように貼られてて、その丸みに萌えた。




こちらは喫茶店。
真っ赤なタイルと、庇のように貼られたタイル。タイルの角を並べてギザギザ感を出すなんて、斬新な貼り方。






風化してしまったばこの自販機。



丸窓が開いてるのかと思ったら壁が丸く塗られてた。


風格漂う早川薬局。

昭和4年に建てられた旧津島信用金庫本店の建物が、現在は、津島観光交流センターになっていた。
案内所の方によると、信用金庫の前は、東海銀行だったとか。


中に入ると、吹き抜けの大空間が広がり、
2階には回廊が巡らされている。
観光案内所兼ショップになっている。


正面奥には、大理石に囲まれた大きな金庫も残されてた。


鮮やかなミントグリーンの分厚い鉄の扉は、当初からこんな色だったかは、わからないそう。
岩津金庫の重厚なプレートがついている。


観光案内所を出て、再び歩く。
2階のベランダがアールにカーブを描くタイルが貼られた家。


花々とタイル。


イラボ風にもやっとした釉薬がかかったタイル。微妙にさまざまな色が混じり合ってるのが美しい。


肉のとりじん。
両サイドの柱がモザイクタイル貼りに。


夕日を浴びて輝くパズル風の赤茶色のタイル。


そして、素敵タイル物件が登場。
元美容院だろうか?!
バラエティに富んだモザイクタイルが貼られてる。



両サイドは、正面とは違うタイルでカラフルに。


木製の九つの窓枠、下のモザイクタイルと合って、ピンクなのが可愛い。


コーナーの柱には、縦長のグリーンのモザイクタイルが引き締めてる。


郵便局のタイル。


猫にも出会った。





もう一軒、年季の入った薬局も。

屋根神様の乗った立派な町屋。


コンクリートの覆いをかぶせたようなモダンな造りの美容院。


タオル専門店の店先には、



一見、石のような模様のパズルタイルが貼られてた。

久しぶりに知らない町を歩けてワクワクした〜
暗くなってきたので、撤収。





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名古屋&津島&岐阜の旅2023【喜与女茶寮他】

2023-02-15 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

高速バスにて、お昼前に名古屋に着き、1時からの旧魚半の見学前に、
熱田神宮周辺を歩く。
あわよくば、この2階の喫茶ロアールへ行きたかったのだけど、やはり午前中までのようで閉まってた。


近くにきよめ餅の喫茶部、喜与女茶寮があり、ランチもできそうだったので、そこでまずお昼ご飯。


お店に入ると、手前は和菓子屋さんに、奥には喫茶スペースが広がってた。


日替わりランチがハンバーグで、きよめ餅付き、というのがあったので、
せっかくなのでそれにした。


きよめ餅は2個付き。
ボリュームいっぱいで、美味しかった。


熱田神宮へ行く前に、裏通りを少し散策。


元料理屋さんらしき廃店舗が並ぶ。



2階の面格子。



コンクリートブロックが入口ドア周りに使われてた斬新な建物。


一層ディープなゾーンに突入。

不思議な意匠の建物。
周りの建物もほぼ廃墟のよう。


そして熱田神宮へお参りに。



タイルでできた看板を掲げてたお店。

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名古屋・旧魚半別邸見学

2023-02-14 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

旧魚半別邸と旧川上別荘の見学情報をもらったので、名古屋&岐阜へ。
来週、娘との旅行を控えていて、連続するのでどうしようかと迷ったが、
今年はまだ遠出してないし、せっかくなので1泊してガッツリ巡ってこようと、、




江戸時代から宿場町として栄え、熱田神宮の門前町、港町でもあった熱田にある旧魚半別邸は、元料亭として使用されていた建物。
昭和3築の和館、大正13年築の鉄筋コンクリート造、タイル貼りの洋館、明治36年築の煉瓦造りの蔵からなる。
現在は、NPOの堀川まちネットさん管理の元、土日に一般公開されている。
ボランティアガイドさんに案内して頂いた。


洋館の窓には当時では珍しい1階はシャッター、2階には鎧戸やフェンスが残されている。
戦時中、金属供出を免れたのは、陸軍が使用していた為だとも伺った。


洋館の玄関ポーチには、無釉モザイクタイルが敷かれててテンション上がる。


洋館入口の持ち送り。


洋館の玄関扉を開くと、すぐの廊下には、
地下への採光に、ガラスブロックか埋められていた。
大正時代に、、なんと斬新。


洋館の1階の洋間。
当初は、料亭の特別なおもてなしの場として使われていたそうだが、現在は、事務所として、観光案内所として使われているので、雑然とした感じは、否めないけど、窓にかかるカーテンなども当初からのものだそう。


柱がついたちよっと風変わりなチェストのようなもの、こちらは、暖炉に憧れ、暖炉を模して作られた家具ではないか?とのこと。
建物受け渡し時には、こちらの家具の扉のような半円形の模様の入ったテーブルも残っていたそう。
海外で手に入れたそのテーブルに合わせて、内装を考えたのではないか?とのお話も。


扉上部にかけられた絵画も当時からあるものだという。



床は大小の市松模様の寄木貼り。


そして扉に入れられたステンドグラス。



2階は和室になっていて、客室として使われていたという。
意外とシンプルな造りだった。
現在は、堀川まちネットさんの資料や備品など倉庫のような感じで使われていた。階段を利用した造り付けの物置なども充実。
このすずらんの花のような照明も可愛いかった。


そして洋館の地下へ。
地下への階段もタイル貼り。



1階の玄関で見たガラスブロックから光が取り込まれている。
ガラスは中央部分が突き出た四角垂のような初めてみるような形。


地階はお客さんの浴室のスペースとして使用されていたようで、
周囲の腰壁はこのような市松模様のタイルが貼られ、





浴室内は、タイル貼りの浴槽、床は無釉モザイクタイル、腰壁は布目タイル貼りに。











そして、和館の方へも。
和館1階は二間続きの広間になっている。
耐震用の木材がいくつか入れられ、現在こちらの部屋はさまざまな会合などに使われているそう。
保存されつつ、大いに活用されているというのも喜ばしいことだな。



欄間には、桐や菊の文様が入っていたが、木彫りで、周囲の赤色のように着色されているのかと思いきや、やきものでできているという。



たしかに、、よく見ると、彫った窪みにやきものが嵌め込まれていた。

和館の方にも大きな調理場などはなく、料亭時代は、近くの別の建物(熱田荘?)で調理し、料理は運んできていたのでは?とのことだった。

2階にもお座敷があるそうだが、別の方が使用中とのことで、見学できず・・
トイレにタイルがあったみたい。
近くにあつた蓬莱軒があるので、順番待ちの時間つぶしにふらりと来られる方も多いとか。観光案内所も兼ねていて、一般公開されているのはありがたいことだなあ。


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多治見・ゲストハウス天空

2022-11-10 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】


多治見の宿は、「ゲストハウス天空」へ。tamazoさんやぶちこさんが宿泊されて、かなり良さそうだったのと、
セラミックパークMINOから徒歩30分だったので、なんとかいけるかな~と
予約したのだけど、
暗くなってからはとてもじゃないけど歩きでは無理だった~
車で送ってもらって、到着。



真っ暗闇の中、遅くなったので、出迎えて頂いてると思って挨拶したら、
反応なく・・



陶製の人形だった~
思わずゾ~っとしてしまったが・・
翌朝、この人形のことをお伺いすると、外国人アーテイストが
衛生陶器を題材にして制作したオブジェだとか。



胴の部分に使われてるのが衛生陶器かな?


宿泊したお部屋は、とても素敵で、建築家のご主人が設計デザインしたものだそう。


なんと暖炉にはタイルが使われていた。
カセットコンロで火が付くストーブ。






朝食はバゲットサンドにヨーグルト、スープ。
フルーツとナッツがふんだんに入ったヨーグルト贅沢で美味しかった。


お部屋は庭に面していて、すぐ裏は山。川のせせらぎもあり、
ロケーションも最高。







朝、もう一室の宿泊のお客さんが出られたのでと、案内して頂いたお部屋も素敵だった。
ロフトや天窓もあり、





アーテイストの作品がお部屋の家具と馴染んでる。



トイレ床のタイル。

建築家のご主人は、こちらの他にも恵那や佐久島にも古民家を改装してゲストハウスを造られたとのこと。
他の宿にも泊まってみたくなった。


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とこなめ陶の森資料館搬出&喫茶壺&常滑市役所の陶板

2022-10-13 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】
昨日は、陶の森資料館の杉江製陶所見本室再現展示の搬出のお手伝いへ行ってきた。
夜行バスで早朝名古屋に着き、常滑にやってきた。


7時から開いてる喫茶壺(市役所前店)でモーニング。
天井の細工が素敵。

この日のモーニングは、ポテサラトースト。たっぷりサラダと共にボリュームたっぷり。

喫茶壺の壺。

集合時間9時までにまだ時間があったので、
いつも土日に来ていたので見れなかった市役所の陶壁をやっと見にこれた。


エントランスは、市民の手作り?のスクラッチタイルとライト風テラコッタのコラボが見られる。

照明が中に仕組まれてるのかな?!

入口を入ると受付カウンターの背後に陶壁が聳えていた。
とても素敵!カウンターと一体になってる。
この時は気づかなかったが、写真で見ると、常滑の大壺らしきものが浮かび上がってた。
こちらの陶壁は
杉江プロジェクト実行委員のお一人、水野さん率いる水野製陶園チーム制作による作品。


陶壁は、ザラザラした粗い土の質感の陶板とカラフルな大小の三角柱のタイルで構成されていて、


三角柱は、片面は、ザラザラの無釉のまま、片面には釉薬がかけられていた。
横から見ると抽象的な絵画が浮かび上がってくる。

所々に入れられたシルバーの陶板もよいアクセントに。


無釉の部分も、色土が混じり合っていたり、地模様もいろいろ、常滑のやきものの土を表しているんだろうか?!


カウンターは、常滑の海?!


あぶくのような模様も入ってた。


お手洗い入口には、男女それぞれ、赤と青のタイルが貼られてた。




市役所を堪能した後、隣の市民病院へ。
こちらは細かいモザイク画。


広い範囲に細かいモザイクタイルがびっしりで圧巻だった。



模様や文字が隠されているようでおもしろい。


そして陶の森資料館へやって来た。
皆で搬出作業開始。

特製のおみこしを使ってタイルを運び出すプロの方々。


階段も大変だなあ。
1枚1枚着々と運び出されるタイル。

外では、タイルを待ち受け、次回の展示場へ送る為の梱包作業をする人、
掲示物を回収して、コンテナに詰める人、クリンカーのローラーを油漬けして
サビ止めを施す人など、手分けして作業。






コンテナには何が入ってるか一目瞭然に。
あれだけあった展示物も夕方になる頃には全て搬出することができた。



タイルは二か所に分けて保管。



無事搬出も終了。


バスの時間までまだ間があったので、前回、イートインできなかった大蔵餅へ、数人の方々とご一緒に。
いちぢく尽くしのパフェ+大蔵餅トッピングは、ゼリーに羊羹、アイス、シロップ全てにいちぢくが使われている。
美味しかった~~



裏の門にはライト風テラコッタが入れられた門。

このあと、「みんなの縁がわ」へ立ち寄り、帰途へついた。

最後に常滑で頂いたお土産。
土管カップと赤頭巾ちゃんの陶製笛。
どっちも可愛い〜
土管カップは、リアル土管みたいで、鉛筆立てとして作られたものらしい。




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陶の森資料館&草餅カフェ他

2022-09-30 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

実は今週も家族の車に便乗して常滑へ行ったのだけど、(自分の作品の搬出兼ねて)これは先週の陶の森資料館。
先週と今週、当番に入ったが、ほぼ絶え間なく、多くの方々が杉江製陶所のタイルに関心を持って見に来てくだされり、タイルが救われたことを喜んでくださり、この先の移設についても関心を持たれてる方が多くおられて、うれしかった。


自作の杉江製陶所の復元タイルも、ヒルズハウスセカンドさんでの展示を終えて、
先週から陶の森資料館へ展示して頂いている。


腰壁の施釉タイルを縮小して復元したもの。


色味と組み方を変えたもの。



特殊な技術を持つ斫り師さんによって切り出される床タイル救出の様子が綴られたスライドも臨場感があって、見入られている方々も多かった。







更に今週、新たな展示も加わっていた。
杉江製陶所の床タイルを3Dアート化したものだそう。

陶の森資料館での展示は10月10日まで。


住宅街で見つけた、窯道具が門柱になった家。
入口両サイドに立つ。


ちょこんと乗る照明。


波型レリーフのタイル。


リベンジにやってきた草餅カフェ、にざまつ。(先週)








季節のおこわセットは栗。
草餅とほとくれ餅も。



草餅は窯作業の合間に食べられていたものだそう。
ほとくれ餅はクズ米で作った保存食だという。

今週は、最後に立ち寄った大蔵餅。
ロケット燃料を保管する呂号甕が看板代わりに。

ほんとは、かき氷やお雑煮をイートインしたかったのだけど、もう終了したと言われて無念だった、、
餅のセットをテイクアウト。
特に胡麻のおはぎが香ばしくておいしかった〜
次来た時にはイートインリベンジしたいな。

常滑は、お店が閉まるのが早くて、、
この後、8時過ぎまでライブで時間がかかると言ってた娘と、旦那と待ち合わせるのに、結局、常滑のイオンモールで時間つぶした。


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INAXライブミュージアム・昭和のタイル再発見展

2022-09-29 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】
常滑、陶の森資料館の当番へ行く前に立ち寄ったINAXライブミュージアム。
この日は「昭和のタイル再発見」展が催されていた。


展示台の上にぎっしりと展示されたタイル見本いろいろ。
冊子状になっていて、中にタイル見本が入っているようだけど、
この表紙や外箱がめちゃめちゃ魅力的。


この無釉モザイク見本の箱なんて、チョコレートの箱みたい・・


玉石タイルの見本台紙を集めたコーナー。
色とりどりの玉石タイル。



カローラと名付けられた玉石タイルは形がバリエーション豊か。


こちらは玉石の「暁雲」
形がおもしろい~こんなタイルが実際使われている所はまだ見たことがないかも・・


これまた鮮やかでカラフル。
発色が美しい。


やきものの味わいのある質感と深みのある釉薬が美しい興福タイル。


仙人窯美術タイルとか、、初めて聞いたけど、
この質感のタイルはよく見かける。特にこの織部。


薄気味悪いシミが浮かび上がったタイルも数度見かけたことが。


岩屋磁器工業のこの小ぶりのレリーフタイルも可愛い。
陶美苑の床用と書かれたタイルも渋いなあ。


ザイルフロアーというロープ模様のタイル。
タイルを並べると面白い模様ができそう。


細い糸ミミズのようなラインが入ったモザイクタイルは、台湾でもよく見かけた。





パズルモザイクは銭湯などでもよく見かける。
同じ正方形でもいろんな分割が楽しい。


「建築に石と炎の芸術(やきもの)の永久に変わりなき美しさ、強さを・・」


モダンなデザインのタイル。
北欧ぽい、、素敵。


こんなタイルもレトロで可愛い。



建物のレリーフタイル。
使用例の写真と共に。
新地で見かけたことがあるけど、可愛かった~


蔵出し製品型録の展示も。


型録の冊子のコピーが展示されていて、手に取って中身を見れるのがよかった。


施工例が素敵な型録。


このカタログに使われてるフォントも可愛くて、いつまでも見ていられる~

ふと気づいたら、時間が、、慌てて資料館へ向かったのだった。


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常滑・縁がわさんでの、杉江製陶所の貼り板を使ってのワークショップ

2022-09-27 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】


常滑・縁がわさんで、ワークショップのお手伝いに。
先日、長江陶業さんで、貼り板の扱いを伝授して頂いたので、いよいよその実践版、
杉江製陶所の貼り板を使ってシートを作り、そのシートをテーブルに貼るというワークショップを行った。


長江陶業さんで調達したモザイクタイルいろいろ。
ここから好きなモザイクタイルを選んで、


貼り板に置いていく。
杉江製陶所カタログデザインあり、オリジナルあり、



各自思い思いのデザインが出来上がった。


今度はその貼り板に、紙のシートを貼り付ける。
障子用の糊を水で薄めたものをシートに刷毛で塗って、



タイルの上に置き、スポンジで抑えて貼り付ける。


貼り板から干し板へとひっくり返す。
干し板に乗せた紙貼りシートを表に出して乾かすところで前半終了。


タイルの紙貼りシートを乾かしている間に、ランチタイム。
常滑の人気のお弁当「チャリ弁」を頂いた。
かやくご飯の周りには、たくさんの種類のおかずがぎっしり。
食べ応えあり、おいしかった。


麩饅頭でティータイム。
参加者は常滑近辺の方々が多かったので、最近常滑に通い詰めてる私は、常滑の美味しい店情報などを教えてもらったり、、



そして後半戦は、テーブルへのタイルシートの貼り付け。
微妙に両端が少し余るので、皆で、あーでもない、こーでもないと
並びを考える。


位置が決まったら、専用のボンドで、シートを接着。
上下に開いた隙間には、杉江製陶所から発掘されたモザイクタイルを嵌め込んだ。



皆のチームワークでサクサク出来上がっていくテーブル。
テーブルに貼り付けた後は、水を含ませたスポンジでシートの紙を


はがしていくと、貼り板に並べたままのきれいなタイルが現れた。
感動の瞬間!


そして目地材を埋め込んでいく。
この辺りから西日が強く差し込んできて、、じりじりと照り付けられる。



途中、杉江家のみなさまが陣中見舞いに来てくださった。


最後は職人ばりにこだわりを持つ参加者の方が、凸凹がないように目地を詰め詰め、きれいに均してくださり、



なんとか完成!!
みなさんそれぞれ、貼り板で、ばらばらの模様を作っていたけど、
こうして並べてみると、うまく収まってる。



朝の10時スタートで、出来上がったのは16時すぎくらい?
一日がかりで完成したテーブル、達成感もいっぱいで、
みんなで一緒にものづくりする楽しさも味わえてとてもよかった。






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足助の町並みとタイル・その二

2022-09-20 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

足助の続き、、
あちこちによさげな路地があって、思わずふらふらと入り込んでしまう。


足助キリスト教会、と地図に出ていたので、見に行ってみた。
高台に赤い三角屋根の教会が現れた。
アプローチが結構険しい、、


そしてお昼のランチに、「ろじうらのカフェ バンバン堂」へやって来た。


古民家を改装した店内には、懐かしい雰囲気の家具調度品がしっくり。


一人貸切状態で、どこに座ろうか迷う~


組子細工の入った建具も美しい。


裏口のたたきにはこんなカラフルな水玉のタイルが。
この大きさの丸いタイルはあまり見たことない。


ベンガラ色の壁とこけし。


ランチは種類豊富なカレーの中からおすすめのバターチキンカレーを。
サラダやピクルス付き。


ひと休みした後は、町歩きを続行。
何気にタイルで装飾された壁。


路地裏散策は楽しい~


元、高級料亭だったという「寿ゞ家」
大正から昭和にかけて建てられた建物だそうで、老朽化が進む中、
地域のまちづくりの場として、再生プロジェクトが発足しているという。
残念ながら平日のこの日は、閉まっていた。
通りを歩いていた人に尋ねてみたら、昨日の日曜日はイベントで開いていたとのこと。残念~



寿ゞ家すぐそばの路地。


そしてやってきた旧銭湯「玉の湯」


ファサードの足元には、左右に2まいずつマジョリカタイルが貼られてる。


男湯と女湯の扉に挟まれた中央部分の壁面にも市松模様にモザイクタイルが貼られてる。
ちょうどこの写真を撮っていると、すぐそばの路地で人の気配が。
思わず呼び止めて、銭湯のことをたずねてみると、
なんと中を見せてくださるということに。


中へ入らせて頂くと、、
モザイクが残されてた~
内部は木材で補強されていたが、パステル調のモザイクタイルが浴室入口周りにびっしりと。


ピンクのモザイクタイルが貼られた円柱の間にモザイクタイル画。



モザイクタイル画は、打ち寄せる荒波と灯台が描かれたもの。


昭和55年7月の入浴料金表。
入浴料に比べて洗髪料金の割合が高い?!
案内してくれたおばあさんも子供を連れて、この銭湯へ通ったと、
お話を聞かせてくださった。


浴室手前にある手洗いも色とりどりのモザイクタイル貼り。



円柱の両脇には風車のモザイクタイルが。


古い体重計も残されていた。
招き入れてくれたおばあさんは、ここで観葉植物を育ててるとか。
私が見かけた時は、ちょうど水やりに出入りされてるところだったそうで、ラッキーだったなあ。


浴室内にも補強の柱が立てられていた。
中央の浴槽は、石造りだったけど、底部分には玉石タイルが貼られ、その他、洗い場などは、モザイクタイル貼り。
浴室内は、暗くて写真がなかなか撮れなかったが、、


隅の方には、モザイクタイル貼りの小さな水槽も。


奥にあった浴槽の外側は、ピンクのモザイクがグラデーションに貼られてた。


内側は水色タイルに、底は市松模様、ベンチ風に中で座れるようになっていた浴槽。


床は、ピンクと白のモザイク。
床にもこれだけ細かいモザイクタイル貼りって珍しいのでは?
掃除が大変そう、、


脱衣所へ出た床も細かなモザイクタイル貼り。


男湯は、脱衣所が部屋に改装されてて、
モザイク画が見えにくかったが、
女湯とは違った、赤い三角屋根の家が描かれてた。
快く見せて頂けて、ほんとに感謝。


元商店?
ショーウィンドウらしき下に、玉石タイル。







そして、マンリン書店へやって来た。
書店にカフェ&ギャラリーが併設されていて、ギャラリーではちょうど
「アフリカンプリミティブアート展」開催中で、休憩がてら寄っていくことに。


本屋さんの奥には蔵が連なり、
こちらのカフェは吹き抜けの素敵な空間に。





ギャラリーは更に奥の蔵。


通路に埋め込まれたやきものいろいろが楽しい。


展示はアフリカの木彫りの仮面や、オブジェ、



どっしりした低めの椅子がいいなあ。


織物も。


口から何か出してる摩訶不思議な置物が気になった。


アイスコーヒーに、オーナー自家製のくるみのケーキをすすめられ
頂く。
ケーキ皿は常滑の陶芸家の吉川千香子さんのものだとか。
常滑に来てから、吉川千香子さんの器や作品をよく見かける。
宿泊したヒルズハウス2さんでも洗面台のタイルや朝食で頂いたお皿もそうだった。ファンの方が多いのだなあ。
こちらのオーナーさんはとても親しいそうで、こちらで個展も定期的にされてるそう。


お手洗いのタイルは40年前のイタリア製のものだそう。



壁の一面はこちらのヒスイ色の丸モザイクタイル。
結晶釉が美しい~


町並みを一通り歩き終えて、バス停へ向かう所に出くわした理容院のタイル。
入口前にはクリンカータイルも敷かれてる。


花模様がかわいい。
この後はバスへ乗り、名古屋方面へ戻った。


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