依存症(上)、いつでも元気2月号(民医連の機関紙)から抜粋
依存症はお酒とかタバコなどの趣向品と思われていますが、日本だとギャンブルやゲームの依存症が大きな問題になっています。
アルコールやタバコは身体の問題ですが、ギャンブルやゲームは頭の中で脳の変化が起きていると判明しました。
依存症で一番わかりやすいのがお酒。
大量飲酒を続けていると生活が飲酒中心に回り始めます。
するとどんな時でも飲酒要求が湧いて来て、接待に飲んではいけない時にも飲むようになってくる。
必要な酒量が次第に増えて来ます。
やがて、身体から酒がキレると不眠、発汗、頭痛、イライラ、吐き気、など不快になってくる。
あるいは、幻覚、幻聴なども現れてくる。
ところが1杯飲むとそれらの症状が楽になるので、また酒量が増えて来ます。
他人から指摘されても、認めようとしません。
じきに飲むためならば嘘をつき何でもするようになる。
放っておけば健康も家族も仕事も失う。
アルコール依存症で断酒しなかった人の平均寿命は50代前半!
この表のスコアはどんなものかわからないが、表のあらわす意味だけを考えた。
アルコールの有害性は1番ですが、ヘロイン、コカイン、メタフェタミンなどを合計すると、やはり一般的に麻薬、覚醒剤と呼ばれる種類の合計が圧倒的です。
タバコもこの中にいれたら大きい方ではあるが最大じゃない。
アルコールの多さは、身近に存在しているから単独ではトップに来ている。
どんな依存症も本人だけじゃなく、身近なものを傷つけます。
それと、依存症は内科だけの問題じゃなく、精神科に通う必要がある。
それと、依存症になるには本人だけじゃなく周囲の人の問題でもある。
そこが一般的に知られていないことです。
依存症の治療には周囲の人も同行して治療を受けると治りやすい。
依存症は本人だけの問題じゃないと言われていますから。
この記事と関係ないことですが、旭川の大学病院の問題は、学長と旭川か道庁のどなたかがグルなんじゃないでしょうか。そうでなければ病院長を解任など簡単にできません。北海道には北海道の闇があるんでしょう。正論が負けて不遜がまかり通る地域にはなって欲しくないなー。
依存症(下)、いつでも元気3月号から
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