四国に仏生山温泉があって、女性誌に取り上げられていると知ったのは今年の初め。
さっそく2月に瀬戸内海の芸術の島「直島」見物を兼ねて仏生山にも訪れた。
今回は後追い取材と言うほどのことではないが、お話を聞きたかったことがあったし、美味しい讃岐うどんも食べたから訪れました。
というわけで琴電に揺られて仏生山へ。
仏生山は香川の高松から琴電で20分ぐらいだったか、、、。
一昨年だったか、コマーシャルフォト誌で奇妙奇天烈な破廉恥なポスターが出ていた。
温泉の広告にしては若い女性じゃなく、、、親父の裸だったが面白かった。
じゃーん
すごいでしょー。
琴電の電車の中を温泉の洗い場にしちゃっている~~~。
なんでも、この案に賛同した琴電の社員さん達だそうです。
右の親父さんは、きっと琴電の取締役か部長さんじゃないかー。
この広告を見たときにアイデアは大事だなー、インパクトが無きゃ屁も同然だーーーと。
きれいな女性を使っても、タレントを使っても、アイデアが無かったらすぐに忘れ去られるだけーーー。
広告はきれいなものだと言うある意味で偏見をぶち壊しているでしょ。このアナーキーさがたまりませんな!
そんな琴電だもの乗ってみたいでしょ!
仏生山には琴電の車庫があって90年前の車両まで保管してあった。
琴電は何かと話題の多い鉄道会社です。
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/event/retro2016/gw_index.html
前回は温泉に入浴しただけで仏生山には宿泊しなかった。
女性誌では「町宿」なる仏生山温泉が経営している宿泊施設を紹介していた。
どちらかと言うと女性好みで、、、男には興味なさそうな宿です。
ここが仏生山温泉。
正面からの写真が多いが駐車場から建物の全景です。
2月に行ったときの写真です。
モダンな建物ですね。
内部も古き良き時代の温泉じゃなく、あか抜けたデザインです。
エントランスで後ろに受付があって、まっすぐに行くと右に温泉の入り口があります。
日帰り温泉にあるような休憩室は、このエントランスにあるゴザがそれに相当します。
右手の壁沿いに単行本がずらりと展示してあって、お客さんは勝手にそれを読みながらくつろげます。
風呂上がりに新聞でも読みますか~~~。
おっと、四国の名産品も売っていました。
いろんな豆です。
今回の旅の目的は仏生山温泉に泊まること、とある人物のお話を聞くことでした。
「町宿」と呼ばれる宿泊施設は、この仏生山温泉の裏の方にちんまりとありました。
コンパクトで部屋数が4つしかなく、トイレ、洗面所は4部屋共同で飲食は温泉まで来なきゃできない。
しかも素泊まりのみとなっていた。
女性誌になんで取り上げられたかチェックですね。
じゃーん
男一人で泊っても面白いわけないじゃないですか~~~。
顔が真っ暗だよ~~~。
しかも、木の香りがプンプンとして、これが大好きな方はいいけど、、、アレルギーーがあったら死んじゃうぞっと。
どう見ても、「町宿」はオヤジには不向きな施設だぞ、、、。
コテコテが好きな人には、、、向いていません。
塗装していない白木ばかりで、シンプルそのものの内装であり外装です。
白木は手入れが大変だぞー、わかっているのかな。
外から見ると、、、海の家のシャワー室か?
うーん、若い女性はこんな趣味なのか?
驚いたことに、、、4部屋満室だったのだ。
たぶん1名様は私だけだったようだ。
宿泊客は若い女性ばかりでどこがいいのかわけわかめ。
布団は軽いダウンで寝心地は最高だったが。
床も天井も壁も同じような木なので、部屋がどこにあるかわからないので、間違えてひと様のドアーを開けてしまったら、20代前半の女性がお化粧をしていた、、、すまんと謝ったが鍵ぐらいかけてくれよ~~~と、これをオヤジの逆切れと言う、、、。
無粋なおやじが、、、お洒落空間を乱してしまったようだ。
仏生山は高松から南に電車で20分~30分。
JRは通っていなくて琴電だけです。
仏生山温泉へは車で行かれる方が多いようで駐車場は広大です。
仏生山の町を探索しました。
高松を収めた松平家の菩提樹が法然寺で、四国巡礼の札所にはなっていないが大きくて立派なお寺がありました。
松平家の色がついているから札所になっていないのか?
埼玉の秩父にも巡礼のお寺があるけど、本場四国のお寺さんは札所じゃなくても超がつくくらい立派だった。
日が暮れると街灯がないので真暗になる。
なんとも言えない雰囲気のあるお寺です。
お寺の入り口は参道がまっすぐに伸びている。
江戸時代には高松からここまで大名行列で参拝に来たそうです。
それで仏生山温泉の目抜き通りは御成街道と言われている。
それにあやかったお祭りは数日前にあったそうだ。
ぶらりぶらり、あてもなく出歩くのが好きです。
若いときから世界中を歩いていますから。
法然寺をこの高台から見つけたのです。
5重塔まである立派なお寺じゃないですか。
実は最初に仏生山の町を歩いていたら行き止まりに小高いところに神社があった。
私の記憶では勝神社だと思ったが、ちきり神社だそうです。
参拝客がちらほらといらっしゃいました。
法然寺はいなかったのにねー。
神社のほうが日本では活きた宗教なのかしら?
何とも不気味なお雛様が飾って合って、この神社はもしかして人形供養の神様か?
口コミから
「高松市の南に仏生山という門前町があります。私はそこの出身なのですが、ちきり神社正式には「滕神社」と書くのですが、この地域の氏神様になっています。
仏生山には高松藩主の菩提寺(法然寺)や平池と言った観光スポットもあるのですがお互いが全てちきり神社とリンクした関係になっています。また位置関係も狭いエリアに集中しています。
法然寺、平池、ちきり神社の由来を説明すれば長い話になりますから省きますが、...
続きを読むちきり神社では年間行事も多く、私も正月の参賀、節分、護摩焚きとほとんど毎年参加しています。 神社は高台になっていてそこからの景色は仏生山のみならず高松市街地全てが見渡せる感じです。」
御成街道と呼ばれている仏生山の真ん中の道には、古い建造物がちらほらと残っています。
江戸時代の造りでしょうね。
醸造酢屋さんですね。
よく残ったものです。
このあと金比羅山の手前にある善通寺へお参りだった。
以下は2016年2月の記事です。アートの直島と仏生山に行きました。
四国は仏生山温泉が注目
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1a11818f7609f51efb950f430cbe3df3
四国は高松から金比羅山へ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/da68fd0c0e9074f690797c55c2f94325
直島の地中海美術館を見に行く
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/15d78080b2ad0420692114dd56e4be30
高松から直島にわたる
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0fbd0dcb330754c1f15bff562ead499d
四国へは特急寝台列車のサンライズ瀬戸で行くのが贅沢ですよー
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b37a4112804dfa38ab8a9f39fd201d14
高知の竜馬マラソンを完走した(2016年2月)
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/c34b9a815ba3c17239c7914651a52a92
高知観光と黒潮鉄道に乗る
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e00e7a043e391b0b391e49fd5feaee65