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高松から直島に渡る、島自体が現代アートの神殿

2016-02-01 13:02:48 | 旅行記

今回の四国行きの目的は直島のベネッセ・ミュージアムを見たいと思ったからです。

高松港から小豆島や直島へのフェリーが出ています。

写真は前日に下調べした時のもので晴れていましたが、翌日は雨になりました。

よく見ると、このオブジェは直島の入口を表す現代アートなのか、、、。

その時は気がつかなかった。

フェリーで中は広々としています。

車を積むのでがらんどうです。 

高松⇄直島⇄宇野

快適な船の旅を1時間で直島に着きました。

直島に進研ゼミで有名なベネッセ・コーポレーションが島ごと美術館に作り上げたと聞いて何年ぐらいになるかなー。

いつか行ってみたいと思っていたが、、、香川のうどんは食べる機会はあっても、直島までは足が伸ばせなかった。

直島までフェリーで渡っていろいろ見ると丸1日が必要です。

直島は本州の宇野から近いので、高松経由じゃなく宇野経由で往復したら日帰りが可能です。直島は香川県なので四国の方には申し訳ないが、その方が便利です。

直島の周りには豊島など同じような島々がある。

島巡りも楽しいかもしれない。

高松からは宮之浦につきます。

そこからは村営バスで島の反対側までいき瀬戸内の町並み保存を見学。

町並み保存を家プロジェクトと呼んでいます。

ただ保存しているだけじゃなく、ちょっと現代風にアレンジしているところが、現代アートっぽい感じかな。

観光客のコースはさらに村営バスでつつじ荘に行き、そこからベネッセの無料バスに乗り換えます。

村営バスは100円だったと思う。

マイクロバスなのですぐにいっぱいになるが、島道は細くて駐車場も少ないのでしかたない。

夏休みなど繁忙期はマイクロがいっぱいあるらしく回転数で対処するのだろう。

家プロジェクトと言っても変わった家があるわけじゃない。

古い瀬戸内の街が整備されて、新しく設計された集会所も風土に溶け込んで、なおかつ現代を強く主張している、、、わけだ。

キレイにして小さな表札や目印が目新しい。

草間彌生のモチーフは直島には至る所にある。

草間彌生が似合うからいいけどねー、松本にある草間彌生ミュージアムの方が強烈ですが、直島の草間彌生は村に一体化している。

直島は現代アートの島なのだということでしょう。

うーむ、現代アートぽいツバメの巣だ。

こんな感じの路地が続きます。

直島はベネッセが運営する地中美術館やベネッセハウスミュージアムはもちろん、直島の家プロジェクトも見ておきたいところ。

家プロジェクト

 
ひとことで言うと、、、島生まれの人がUターンで直島に戻り、古い家をおしゃれにした感じです。それと家をキレイにしても、村や町としての集会所が昔ながらじゃつまらない、、、ということで、神社やお寺までちょっと手を加えて現代アートしている。
碁会所らしいが、こんなに清められたら誰が使うのかーーー、建築アートだから使うことを前提にしていないようだ。つまり、使われない現代アートの碁会所ということ。

 

ただのお寺だろうが、遠近感を加え面白がっているようだ。

手を加えていないとは、、、思えないから。

直島プロジェクトは、けっこう徹底的にやっていると思われる。

このしめ縄と奥に見える階段の妙(異様)がいい。

天に昇るような急階段がしめ縄越しに目に入ります。

この通路でさえ何か高貴な感じを与える空間です。

唐突な感じで階段が存在する。

現代アートは存在というのが根本的なテーマだったりしますから。

階段を数段昇ると左右の白壁がなくなり巨木が現れてきます。

神聖な奥社に通じているんだなーと表現している。

階段の先には鳥居があって、雨と靄にけぶるたたずまいは神聖さを、これまた表している。

狛犬は神社だけでなくお寺にもあります。

中国より伝わったもので、獅子の像をみて変な犬だと日本人は解釈して狛犬になったようです。

大陸には虎はいましたが、日本には虎、獅子はいませんでした。

虎はともかく獅子は雪が降るようなところには似合わない。

大猫なんだからね。

現代風な侘び寂びの世界だな。どう見たって手が込んでいるよーーー。

怪しい白い石!

シャレコウベがゴロゴロ転がっているかと思った。

どう見てもセンスは現代的だから、なにか「やった」なと身構えます。

案の定、伊勢神宮の一番古い形式の神殿を参考に新たに作り直したそうだ。

あの階段はガラスブロックでできている。

しかもガラスの材質は、、、光学ガラスだそうです。

これを考え出して創作された方は写真家の杉本博司。

護王神社

http://www.sugimotohiroshi.com/appropriateJP.html

地下に通じるガラスの階段もあります。

まづ、地上の護王神社をお参りして、山腹にあるトンネルで地下の礼拝堂に行くらしい。私たちは地下の存在を知らなかたので、地上部分だけを見て怪しい神社だなーと感じ入った次第。よくできているけどミニチュアーサイズでしょ、普通の神社に比べたら、、、。

護王神社は山のてっぺんにあって下って行くとにまた戻ります。

1月に早々と白梅が咲き出していました。

雨にけぶる本村港を眺めていたら、小舟に乗った外人さんが船から上陸してきた。

大きなザックを背負って、いったいどこの島から来たのだろう。

白人の旅は我々の想像を超えたところまで入り込んでいることがあります。

こんな辺鄙でマニアックなところに、、、というほど。

どこかの島に釣り船でもチャーターして行ってきたのだろう。

若い男女でした。

それを案内していたのが、やはり直島に住んでいるような白人男性だった。

日本人も世界中に出かけているが、他国の人も面白いところに出没しています。

四国は仏生山温泉が注目
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/1a11818f7609f51efb950f430cbe3df3

直島の地中美術館とアートたち
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/15d78080b2ad0420692114dd56e4be30

四国は高松から金比羅さんへ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/da68fd0c0e9074f690797c55c2f94325

サンライズ瀬戸、寝台特急で高松往復
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b37a4112804dfa38ab8a9f39fd201d14


つづく


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