館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「レニー・トリスターノ」・僕の育った音楽Tの仲間たちその11。

2024-03-09 05:34:45 | 僕の育った音楽
土曜は音楽だ!JAZZに興味が無い方も、添付ユーチューブなど、たまには聴いてみるのは如何ですか?



ビバップ!

マンネリ化したスウィング・ジャズに飽きた、即興演奏が好きなチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらのジャズマンたちが、ミントンズ・プレイハウスなどのライヴハウスなどの閉店後に、ジャム・セッションをやることで生まれたという。メロとABAAのような様式を持つが、まさに即興のだいご味だった。モダンジャズが生まれる瞬間でもあった。

「ビ・バップと対をなす白人中心のムーヴメント、クール・ジャズの創始者として知られるレニー・トリスターノ」・・などと言われるが、即興をある意味極限まで追求したプレーヤーにして「トリスターノ学派」を作った教師でもあった。

とぎすまされた鋭角的で、ソリストに対して、ドラムスやベースに、1点の曖昧さも許さなかったストイックさが、好みを分けるかもしれない。確かにアルバムのリズムセクションは、無機質でモノクロ。
おれは、このモノクロ感も大好きなんだけどさ・・・・

クセになるトリスターノの世界のおいて、コニッツ、マーシュと言った、見事なホーンが生まれたな。

ビル・エヴァンス、デニー・ザイトリンなどトリスターノの流れを汲むピアニストである。

コニッツこそは黒人のパーカーと並ぶ最大の即興演奏家の一人であると、俺は思うのだ。。

さて・・・クール?そのアドリブ・ラインは振幅や躍動感に乏しく、またジャズに必須と思われていたブルース・フィーリングも希薄――ひと言でいえば「クール」だったのです。

時々無性に聞きたくなるのだ。




こちらはトリスターのは参加してないが、コニッツとマーシュ・・・実に秀逸。

コメント
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