群馬、大間々に旅芸人たちで賑わった「ながめ余興場」と言う、雰囲気抜群のホールがある。
町の指定文化財。脇を渡良瀬川が流れ、風光も明媚なり。
ここで、フォーク界隈では、名の知れた、松島よしおさんのコンサートがあった。
彼との交流ももう30年ぐらいにはなるかもしれない。凪の座や吉田よしこさんを、僕らの所に連れて来たのも彼であった。
「最後のコンサート」と言って、案内が来た。最後とは困ったことだが、出かけない選択肢は無いのであった。
このところの彼のライフワークのような「ベトナムの音楽」そして、彼が作ったフォークソングが主だった。
ゲストも、満載で、演奏陣のテク、しっかりした練習のたまもののアンサンブルと、見事であった。
多彩で、多くのゲストが続いた分・・・やや学芸会のようになってしまったこと、そして3時間以上というプログラムは、お客さんとステージ側の関係を捉える時、多少の疑問が残った。
このコンサートで、彼が伝えたかったことが、つかみきれなくなり、印象が薄くなってしまったように僕は感じてしまった。
このことは、僕らが主催して行うコンサートでの課題も、鮮明にして、「芯」をどこに置くかの、大切さを突き付けられたようにも思った。
休憩中の同行者&ゲストの吉田よしこさん!
たった1曲だけの彼女のステージ・・・・・・・・
正直、圧巻であった。
たった1曲で、心臓をわしづかみされるようで・・・・・
まだ、何度か、人前で歌うであろう、我がロストも、そんなシーンを1度でもいいから、生み出せたらと思った。
松島さん・・・最後は、まだ早いだろう?
声も伸びやかで、歌わなければならない、事象は、日々世界中で起こっているぞ?
18日の2m圏内接触者。
*打ち合わせ・永・松・中・新・4名。
*立ち話・吉・鈴・清・石・大・5名。
*濃厚接触・・・・・・・女房。