館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

千葉県山武市・芝山町はただの田舎じゃ無かった。

2012-06-19 06:21:59 | 旅は続く
いやはや、凝縮の1日を過ごすと、疲れが・・・

お年か?



記事は、週遅れのお決まり・・・

千葉の話・完結編。




成東・東金食虫植物群落・国指定天然記念物。



かわいいねぇ。




食虫植物もかわいいねぇ・・・・。

モウセンゴケ・イシモチソウ。な!

他に、コモウセンゴケも目立ってきたぜ。

みな、ネバネバで虫を掴まえて、溶かしちゃいます。




ミツバツチグリの花。

ノアザミの花。

アザミがことのほか、美しい!



初めて見る「ミヤコグサ」。
非常にかわゆい!




さて、本日、次に行ったのはここ!かねがね行きたいと想っていたのだ。

まさか、ここに、このように観光で来ることになるとは・・・
芝山町・そして、三里塚・・。
三里塚はまさに、先祖伝来の地をブルドーザーで追われ、滑走路に向かう飛行機が高度を下げ、ものすごい騒音の街になる芝山である。確かに、ひっきりなしにすごい轟音と、驚くばかりの低空飛行で、巨大な旅客機が、数分ごとに頭上を飛んでいた・・・
そして今、どうも、成田の空港の誘致とか、空港があるというのは、潤うらしい・・・
合併もせず、色々と立派なインフラ・・・建物・・・。



町立の「はにわ博物館」なのだが、立派。



触ってみてねの、埴輪片・・・


ここの鉄器の当時の製造過程・・・海の砂鉄だったんだ・・・多くの原料が・・・

中味も、職員の対応なども、GOOD!



これ・・・欲しい!!

重文級・国宝級とは行かないが、この地域の古代の繁栄などほうふつとさせる遺物群である。レプリカも多いが、本物も半分くらいはあるかな?

触らせる・テーマ別に見せると、工夫も良いよ。




この山武・成東を訪ねて、入り組んだ道路(隣の集落に行くには、小高い丘を、丘のすそをなぞるように進むのだった・・・)にちょっと戸惑っていたが、この博物館と、古代の遺物・そして高台に立つ博物館からの眺めで、氷解!

原始・古代と、高台に住居や古墳がおびただしい数で発掘されている。
その地形は、手を広げ、上から手の甲を眺めた姿である。

縄文海進(縄文時代に日本で発生した海水面の上昇のことである・海面が今より2~3メートル高かったと言われる・我が群馬の板倉町あたりまで、東京湾だったんだぜ!)で、先ほど書いた、指の間は、海や湿地で、そこは狩り場だったろうが、人は高台に住む・・・やがて・・古墳も・・

古代が蘇る場所だ。

いや~GOOD!




博物館の側では、立派なお寺が目に留まった!!

オラと、坊主は「行きたいったらいきたい!」と一族郎党を引き連れ山門(仁王門)をくぐったのだった。

芝山仁王尊 観音教寺・・・って言うらしいよ。

創建は非常に古く、なんと天応元年(781)のこと。
「光仁天皇」の勅命によって、征東大使「藤原継縄(ふじわらの・つぐただ)」が守り本尊「十一面観音菩薩」をこの地に安置したとか・江戸時代には、しっかり徳川氏の庇護を受けたとか・天台宗寺院を統括する、十万石の格式を得ていますとか・さらに庶民の信仰も集め、「厄除け・火事泥棒除けの仁王様」…と、江戸の商家・火消し衆らに親しまれた、とかのようです。



本堂や、修理中の三重塔より、仁王門に圧倒される寺でありました。



もみじの古木も美しかったですねぇ。

この、3箇所・・・・車で30分の距離・・半日でたっぷり見れます。
機会があったらどうぞ!!
あえて、訪ねるも、お勧めです。
弁当などもっても良いよ。
博物館の周辺は、かなりの広さの公園が整備されています。
コメント (10)
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