館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

キサケツバタケなど・春きのこは勉強中。

2008-06-17 06:28:55 | 山菜・きのこ・釣り



きのこをライフワークにして、もう20年は越える。
「きのこ」と名の付く本は、片っ端から買って、読んだ。
気に入った図鑑は、もう何度も読んで、ぼろぼろだ。

動機は単純!!!!旨かった!なのだ。食い意地がすべてだ。

そのうち、覚えることが、そのまま楽しくなった。



研究者が少なく・毎年ぞくぞく「新種」が登場する。まだ、名前が無いものが多い。
きのこは「秋」・・は疑いないことだが、四季のある日本・発生のきのこの体内スイッチを春に押され、発生する「春きのこ」も結構ある。

僕は、春はまだまだ、学習中なのだ。

真剣に・きのこ探ししないからね。

毎年・1つか2つ、僕にとって初めて食べるきのこが増えている。

叩き込んだ「知識」で、「100%間違いない!」と思うものは、食べてみる。
こうして、増やしてきた。
この方法、けして「皆さんには薦めない」。
かなり、学習しなければならないし、何度も「現物」の姿を見なければならないからだ。
同じ者でも、発生の初期・青年期・老年期では姿を変えるし・発生の場所でも、色などかなり違う。



この「きのこ」かなり前から気になっていたのだ。
そして「サケツバタケ」又は「キサケツバタケ」と確信にいたる。

旨いキノコとある。

アスパラとバターでホイル蒸しにした。

極上!旨い!

2008・僕の「新種」のきのこになった。




「キサケツバタケ」で気をよくして、土曜の朝・真剣に「春きのこ」を探索してみようと思った。
自宅近くの「平地林」に向かった。

「キサマツモドキ」・かなりの確信だが、これはもう少し学習。食べられるのだ。



ヒイロタケ・赤松の倒木などに多い。食べられません。



スエヒロタケ・これも何処でも倒木で見られるが、食べられません。




ちょっとこれは、散策の「目標物」だったのだ。
この時期から夏に、針葉樹(特に松)に生えるきのこ。
「マツオウジ」である。
これを炊き込みご飯にすると、旨いのだ。

当然・採集・・・炊き込みで食べました。



アミズギタケ・皮のように強靭で、食べられません。



キクラゲ(アラゲキクラゲ)ですね~
真冬に発生・この時期「十分な大きさ」に成長のケースが多い。

採集・今天日干し中です。




同じような仲間で、白いのは「ホコリタケ(キツネノチャブクロ)」
そして、茶色は「ノウタケ」・どちらも若いうち(半分に切って切り口が白の時・胞子は成熟すると黄土色になる)は食べられる。味噌汁に麩の代わりにだが、まあ珍味の類。



めったに見かけ無いが「ヒトクチタケ」・魚の腐ったような匂いがします。
それで、虫をおびき寄せる?
もちろん、食べられません。



シロハツモドキ・毒キノコです。
シロハツは食べられてこれは不可・・・そして見極めは難しい。
純白のきのこは、怖いのが多いよ。



オオホウライタケ・これはどこでも見かけます。食べられませんです。



ありましたね~ここにも!「サケツバタケ」です!ご馳走様です。



ちょっと、彫刻君と記念撮影。




平地林は「桑の実」がたわわになっていた。
どどめ!

しばらく、懐かしい想いで、かなり食べました。
旨い!
きっと口の周りがどどめ色になったに違いない。



翌日・日曜日は山菜も終わり、久しぶりに「渓流」にトレーニングと決めていた。
実は、最後の山菜で、キノコがかなり生えているにに気が付いていたのだ。

それで、渓流を1・2時間トレーニングで流して、少し「山の春きのこ」も探索しようと思っていたのだ。

感の鋭い、Z***氏やK氏が、一緒に行きたいと・・・・なった・・・

「あんたら、山菜は終わってるよ!」「僕が釣りしてる間どうするの~」と言ったが、結局一緒になっちまった!



北軽井沢・・・いつもの沢である。
数は釣れないが、雰囲気は良いのだ。

で、「ヌメリスギタケモドキ」!!!!

あの、秋の代表的な美味しいきのこが、かなり生えていたのだ。

これは、春・秋両方のきのこなんだと、認識を新たにしました。



すばらしいお姿ですね~

煮込みうどんだね~~




ウスヒラタケのおまけも付きました。旨い・淡白で何にも合う、美味しいキノコです。



帰り道・なんと!車を運転の、山道の脇で「アミガサタケ」発見!だった。

おまりの大きさと、数に生えている写真を撮り忘れの僕であった。

3人で1本ずつ分けました。
アスパラとバターで炒め・それでも一皿できる大きさでした。


春のキノコ・結構楽しめる事が解ったのだ。

楽しいね~~
コメント (8)
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