館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「モダン アート」・今月の僕の新譜・その5(07・7)。

2007-07-28 05:13:14 | お勧めCD/LPなど






★ 「MODERN ART」・ART FARMER
   1991 キャピタル 発売元はBLUE NOTE

  中古だった。800円!今も、国内盤・輸入盤とも色々出てると思うよ。

LPはある。で、良く聴いた。カーステレオ用に購入したのだ。


アート・ファーマー&ベニー・ゴルソン・コンビといえば、1959年に結成した3管編成のジャズテットが有名だけど、本作はその前身バンドともいえるクインテットによる58年の録音。

ゴルソンとの相性も抜群で、両者が奏でるハーモニーが美しい。

60年代以降のファーマーはあまりトランペットを吹かず、もっぱらフリューゲルホーンを吹きましたね~。本作は50年代録音とあって、ハード・バッパーとして元気にトランペットを吹くファーマーを堪能できる作品ですね。ピアノがビル・エヴァンスでございます。このピアノ、結構ブルージーなのだ。

僕はね、アート・ファーマーといえばモダン・ジャズ屈指のトランペッターと思っているが、やもすれば、クリフォード・ブラウンとマイルス・デイヴィスという二人の天才の間で、苦悩したトランペッターなどと、言われたりですね。

ブラウン好きが、マイルスを「やつは**と弾けない」などと言って、マイルスフリークは「やつは哀愁が足りない・・」などと揶揄。

ブラウンでもマイルスでも無くたっていいのよ。

100人人がいて、100人の個性よ!

だから、楽しいじゃござんせんか!ってんだ。

ゴルソンと絡むと、ヤハシいいね。分厚い音・たまりませんです。
コメント (13)
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