我が家にも、一見平等に「正月」がやってきた。
まあ、正月らしい料理(出来合いのものであるが)をたらふく食べて「清涼米ジュース」や「いもジュース」「麦スカッシュ」など、しこたま飲んだ。
初詣は近所の「神社」に行った。
「大谷神社」と言う。
地元の鎮守のおやしろである。
「ヤスクニ」の如きあやしい神社ではない。生活の折々に「願をかけ」、かなっては「御礼参り」と、村の人々に係わってきた、おやしろである。
「御参りすれば、勉強できるようになるかな?」
ならないぞ!少年!
その、どこまでもピンボケな明るさ、そのキャラで、がんばる以外に無いな・・・・
「稲荷様」であるな。
少年は鎮守の森に分け入った。
「おとう!こんなキノコがあった!」
「OH!それは、マンネンタケである。漢方薬で名高い!」
少年、この道があった!おまえは、これで、世間の荒波を渡るか?
年末は「フセイン」のいやなニュースで暮れた。
アフリカでは戦争が拡大しているが、北の国々では、黙殺状態である。
ひるがえって、我が日本、親が子供を虐待し・陰湿ないじめは絶えない・「生を持て余す如く」若者が命を絶つ。
大人達は生活に疲れ・余裕なく、怒りっぽくなって、凛と、子ども達の前に立てない。
憲法・憲法も今の自公山盛りでは、かなり危ない!
降り注ぐ平和・その平和が等しく降り注ぐことを、祈った。
家族で、グルッと、遠回りの散歩をして、祖母(通称ばあさん・おばあちゃん)の家に寄って(お年玉か?!)帰った。
ネコヤナギがすでに、冬衣を脱いで、美しかった。
大好きな木だ。
♪ めぐる春の 水光る 川のほとりの ねこやなぎ
春を告げる 花なのに 心をひらく 人は無し
おなじ土 おなじ草 変りはないのか 悲しいぞ
人は去り 時は流れ 変わって行くのか 悲しいぞ ♪
・・「川のほとり」・笠木 透・・