館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

真竹の季節がやってきたのだ。

2006-06-29 06:55:50 | 山菜・きのこ・釣り
4月・5月には当ブログでも「たけのこ」の与太記事(自慢記事と言った方もいた)を書いた。
そのタケノコは、きっと皆さんも4月あるいは5月に、煮物やたけのこご飯で食べたことと思う。
所謂「孟宗竹」のタケノコである。

6月下旬から7月上旬にかけて「真竹」は盛んにタケノコを生やすのである。
その他、僕は「破竹」など収穫して食べている。

ここで、タケノコミニ知識をひけらかすのだ!

4・5月、一般的と言って良い「孟宗竹」。

メンマやスーパーで水煮パックは「麻竹」、亜熱帯好みだそうで、中国産ですねやっぱり。

次に破竹。
「破竹の勢い」の表現は、この破竹の成長速度の形容らしい。昔、1本の竹の釣竿で、小川に釣りに行ったが、この竹で出来ていた。小さく細いが、焼いて食べると美味しい。市場で見たことは無い。

そして、今回の「真竹」である。
地方の、路上、「農産物直売所」などで、これから見かけるタケノコである。
孟宗から遅れて生えること2ヶ月である。

旨い!




僕が採る場所は車で1時間半、川の中州に生えているのだ。
釣りで見つけた、スイートスポットである。
昔は近場で採ったが、ここを見つけてから、ここ以外来ない。
大きさが違いすぎるのだ。大きく・太い、だから柔らかい。

朝4時30分、おにぎりにおかかを入れ、大玉を握って出発なのだ。
家人はぐっすり・・・布団の中である。



一般的に「孟宗」は太いが「真竹」は細い。
しかし、ここの真竹は太いのである。太いから当然柔らかいのである。
真竹は僕の住む町では、普通に生えている。農家の敷地に竹の林を形成している、が「タケノコ」は細い。食べても、筋張って、硬い。

現場は山菜と同じで、今年はまだ早かった。山菜は寒さと大雪で15日から20日遅かった。たけのこも生えが遅いみたいである。いつもなら乱立、で、選りすぐって大きい物だけ採ってくるが、数えるほどしか生えていない。

来週・再来週が時期であった。

ふだん採らない細い物まで浅ましく採って、帰ってきた。

来週また行くのだ!




上物は5本程度。それでも今年初物である。
しかし、あさましい・・・・



採り立てが料理時ってわけで、大鍋で「下茹で」である。孟宗ほどアクがないので、そのまま水煮という人もいるが、僕は一応アクを抜く。
米糠ととうがらしで、グツグツである。



下茹で完了のたけのこは、おすそ分けなど少々して、あとは定番の煮物でたべたね。



ついでに「煮物」のどアップである。

孟宗はそのアクは、えぐみであり、ほどほどのえぐみが、旨みでもある。

真竹のアクは、苦味、である。
これが抜ければ、上品、孟宗より淡白なタケノコである。

この淡白さは、鶏の胸肉などの脂肪と相性が良い。

来週、「鶏とタケノコの煮物」「刺身」だな。
あっ、たけのこご飯もいいんでないかい。

自慢記事終了。
ここまでお付き合い、ありがとうございました。
コメント (6)
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