殿は今夜もご乱心

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みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

田舎の不倫嫁

2010年09月07日 16時09分06秒 | 検索キーワードシリーズ
検索キーワードにあった『田舎の不倫嫁』

笑わせてもらいました。

田舎の…というのが、いいダシ出てますね~。

不倫は、どちらかといえば都会的でイケてる行為と思ったら、大きな間違いで

本当は田舎風味漂う行為なのかもしれません。


田舎は娯楽が少ないので、楽しい火遊びは

あとさきさえ考えなければ、最高の娯楽になります。

そして人口が少ないので、好き者の数も限られており

これを逃したら次がいないという稀少感が

よこしまなハートに拍車をかけます。

そこでうっかり、つまらぬおっさんやおばさんでも

千載一遇の出会いと錯覚してしまい

執着が強まって、もつれやすくなります。

田舎ほど、色は濃いと言われる由縁でしょう。

♪やめられない 止まらない かっぱえびせん♪


『[実録]妻の浮気を知った瞬間~浮気現場の中心で離婚を叫ぶ』

『別居中の妻が妊娠 離婚をめぐって修羅場』

『サレ夫の反撃修羅場』『不倫 修羅場 サレ夫』

『妻の浮気そして離婚をめぐって修羅場』

『妻を釣った上司を退職に追い込んだ』『妻の浮気・不倫死の底から』


奧さんの浮気で悩む男性とおぼしきキーワードは

いつも深刻で詳細なものが多いですね。

男としてのプライドをストレートに出しながら、女よりも傷つきやすい面が

よく現われていると思います。

しかも、修羅場って言葉が好き?


「ねえねえ、僕、女房の浮気に悩んでるんだけどさ~」

なんて、男は気軽に言えないもんね。

女の罪深さを、まざまざと見るような気がします。


先の“田舎の不倫嫁”にも関連しますが

何年か前、県内ののどかな田園地帯で、殺人事件がありました。

以前から、パート先の社長と浮気していた奧さんを

ご主人が殺害してしまったんです。


そしてご主人は、自分の親と、成人した子供を道連れに

一家心中したのでした。

家族全員、覚悟の上だったようです。

翌朝、社内旅行に出かけるはずの奧さんが、集合場所に来ないのと

農業のかたわら会社員をしていたご主人が、出勤しないことから

事件は発覚しました。


その夜、ご主人は「小遣いはあるのか?」と、奧さんにたずねました。

旅行に出る妻に対し、ご主人なりに精一杯の歩み寄りを見せたと思われます。

奧さんは答えました。

「社長が出してくれるから、いい」

そこで事件は起きました。


こういうことを、離れた町に住む私が

なぜ知っているんでしょうねえ。

その場に居た人は、みんな死んでしまったんですから、わかるはずがないのです。

この話は、単に憶測から生まれた噂ではないような気がします。

人の口から口へ伝わる間に、死者の声も加わることが

時にはあるのかもしれませんね。


浮気する人は、どうでもいいでしょうけど

その家族は、スキャンダルに慣れていません。

ことに農村では、田んぼの水の配分や、頻繁な行事があり

近所との関わりが密接でないと、生活しにくい面があります。

人に後ろ指さされるという羞恥心や情けなさは、簡単に人間を追い詰めます。

誰も指をさしてまで、笑やしないんですけど

そのイメージに支配されて苦しむんですね。


奧さんのパート先は、家から目と鼻の先でした。

ご主人は、毎日どんな思いで眺めていたことでしょう。

引き離すために、先祖伝来の家土地田畑を残して

簡単によそへ引っ越すわけにはいかない…

ご主人は、思い詰めてしまったのではないしょうか。

浮気した二人は、ご主人や家族をナメきっていたと思います。

痛ましい事件でした。


これには後日談があります。

奧さんの遺体は家にありましたが、ご主人を始め他の家族は

車で家を出たまま、数ヶ月の間、行方不明でした。


そんなある日、私は、とある山あいのガケ下を撮影する

テレビ局の一行を目撃しました。

そのうち放映があり、その撮影の意味がわかりました。

海外から霊能者を呼び、迷宮入りの事件の真相を霊能にて探るという

報道バラエティでした。


この一家のことも霊視されており

一家は家から遠く離れた、このガケから転落しているかもしれない…

という話でした。

そこで、ガケ下を捜索していたわけです。

こういう番組の常で

「今日は見つかりませんでした…

 一家は、いったいどこへ行ってしまったのでしょう」

で終わりました。


甘いわい…私はそれを見ながら、思いました。

勝手な憶測ですが、この事件を知った当初から

土地を愛し、土地に縛られ

それゆえに起きた悲しい出来事だと思っていたからです。

絶対に遠くでは死なないと思いました。

私にも少々農家の血が流れているからか、その時は、感覚でわかりました。


数人の大人が忽然と消えているのですから

どこかへ落ちたか、沈んだであろうことは、誰でも予測がつきます。

水があって、木があって、白いビルのようなものがあって…

霊能者は、浮かんだ情景というのをスケッチブックに描くんですけど

そんなん、どこでもありますがな。

適当なことを言っておけば、誰かがうまく目星をつけて

番組はできあがります。


水田を守って生きてきた日本人の気持ちが

稲作の習慣の無い外国人に、わかるわけがないのです。

ちゃんと見えないのに、出てきちゃいけませんよ。

霊能者ともてはやされ、テレビに出てギャラを稼ぐ人を

完全に信用しなくなった一件でした。


やがて一家の車と遺体は、家の田んぼの水源である

ため池から発見されました。

事件が起きたのは初夏、これから田の水が気になる時期でした。

実りの秋…地道に、清らかに土地と生きる人々の尊さを

改めて実感しています。

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26 コメント

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深い… (サキマ)
2010-09-07 19:00:56
何とも考えさせられるお話です。

>なめきってた…

人にはみな心があり、その心が善くも悪くも人を動かすのですね。
分かりきった事のようで、日々、忘れがちな大事なことですね…。

今日、前歯二本のインプラント手術してきました。
い、痛い。痛すぎます。
七年前に出逢ったヤブ歯医者(←義父の紹介)のせいで、結局三本歯を失いました。
今の歯医者に最初から出逢っていたら…。
前歯の根を切る手術もし、手を尽くして下さいましたが、いよいよ抜くことに。痛いことの連続。
まだ顎関節も治っておらず、口内環境最悪です。

これって…もうこれ以上不平不満を言うな、という天からのお達しなのでしょうか…。
田舎育ちの義父も義母も曾祖母も…悪気はないんですよね…。非常に貧乏で苦労したと聞いています。
田んぼに囲まれた風土を愛し、都会の感覚に触れる機会もないまま、黙々と生きてきただけ…。
主人の祖母(曾祖母)が、納屋でワラジを編んでいたころ、私の祖母は、銀ブラならぬ、元ブラ(神戸元町をブラブラ散策すること)しながら、あんみつ食べたり、クリームソーダ水を楽しんだりしたそうです。
経験の質の違いを感じます。
村を出て(笑)大学でカルチャーショックを受けた主人は、頑張って都会の感覚にに慣れようと努力してただけに、私の理解者ではあったけれども、義父母に攻撃的な私を哀しく見ていたんだろうな。
まあ、義父も私に攻撃的でしたけど(笑)
私は『あれ嫌、これ違う』とあげつらい、冷笑し、相手を尊重することなしに生きてきたんだな…。
単なる我が儘か。
この、口内の痛みはそろそろ気付けよ、口を慎めよということかな。

義父らを、田舎を、なめきっていたんだな…。私。
でも、辛かったんだもん。この環境…。
ブーブー言いながらも、逃げずに頑張ればそれでよし!でやっていくしかないな(笑)

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たかが、されど… (たらこ)
2010-09-07 20:07:01
たかが浮気、されど浮気を思ったお話でした。

浮気されたご主人のお気持ち わかります。
殺してしまったけど 殺してしまうくらい 傷つき、悔しく、寂しく、自分への無価値感でいっぱいだったのだろうと思いました。

周りの事を考えたら 思い止まれたのでしょうが、それすらも考えられなくて思い詰めて実行してしまわれたのですね…。
せつないです。

奥さまも ご主人や周りの方々の有り難みを感じず 母や妻を忘れた行動が命を短くしたんですね。

何より パートの社長さんに責任を感じていただきたいと思いました。

よその家族を壊した罪は大きいと思います。
社長の奥さまや家族も 無傷ではなかったと思います。

周りを傷つけない不倫はないのですね。
もしかして 一番傷ついていないのは 不倫している張本人のような気がしてきました。

父が母を殺すことを知ったお子さん、息子が殺人犯になった親…。
ため池に入る前に何を思ったのか せつなくなりました。
不倫さえなければ 起きなかった事件。
ご冥福をお祈りします。
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家政婦は見た (シーバスと踊る男)
2010-09-07 20:58:29
家政婦は見た的な案山子になってるみりこん姉さんこんばんは^^

わたしがいつも通る道端にデパートで使ってたようなマネキンの案山子が田んぼのあぜ道にあるんです
田んぼに妙に美しい顔だけのマネキンは非常に怖いです

明日からあのマネキンが姉さんに見えそうで怖いです(笑)
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人それぞれの心象風景 (スロー)
2010-09-07 20:59:47
いつも、みりこんさんのブログ、首を長ーくして待っている、大ファンの一人です。

思うのですが・・・

真っ白いキャンバスに、好きな絵を描きなさい。
あるいは、真っ白い原稿用紙に、好きな文章を綴りなさい。
そういう自由な発想のもとで、ブログがあるとします。
個人個人、各々、好きなテイスト、書きたいこと、描きたいこと、表現したいこと・・・
色々あると思います。

その真っ白な自由なキャンバスを、自由にお使いになりみりこんさんの話題は、この話題なのですね。

人それぞれ、真っ白い自由帳には、真っ白い気持ちで臨む・・・・
いろんな心象風景があるのですね。





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なんとも悲しい結末 (にしき)
2010-09-08 06:35:28
一家心中という言葉をニュースや新聞で見聞きする際に、いつも男女の違いを感じていました。
女性の場合、自分の手がまだ必要な幼い子だけを連れていくことが多く、男性はそれこそ一家全員。
それだけに男性の方が女性より保守的であるということが、みりこんさんの記事から見て取れると思いました。

私はオッサンとの離婚が成立後、新たな出会いがあり現在進行中ですが、オッサンから誹謗中傷のメールが止まず、まるで不倫している妻側の立場に立たっているのか?と錯覚に陥る様な毎日を送っています。
私の中では終わっているオッサンとの関係。
勿論、オッサン自身も私とやり直す気はありません。
それは言葉からも分かります。
しかし男としてのプライドを著しく傷つけられた。
元妻が別れた直後に新たな恋をスタートさせてもこれだけ怒りをぶつけてくるのだから、婚姻中なら尚のこと。
女の理屈と男の理屈の違いを、思い知った次第です。
私は今、言葉を選びながら、オッサンの気持ちが落着くのを待っている状態です。
正論を言うと追い詰める結果になりますから。
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チリ地震 (mentaiko)
2010-09-08 08:05:06
テレビで見た情報ですが、
鉱山の落盤事故で地下に閉じ込められている作業員の方々の…

奥さんと愛人が現地に集合してバトルしているそうです!

 どわー!

30人の内、妻と愛人が鉢合わせしているところが、5組もあるそうです。

話を聞いてみると、会社からまとめて支払われる数か月分のお給料の受け取りの権利をめぐっての争っているとか。

で、お給料の受取人の指定を誰にするかは、
「各作業員にまかせる」ということです。

 さらに、どわー!

日本では考えられませんよね。
内縁の関係でも籍が入っていないとケンもホロロな扱いだというのに。
ましてや愛人なんか、表に出てくるなー!という感じに…なんて欲しいです。
返信する
インプラント! (みりこん~サキマさんへ)
2010-09-08 10:08:39
あれ、痛いらしいですね~(汗)
親戚の姉さんが今やってて、まさかこんなに痛いもんだとは
知らなんだと言ってました。
うまく定着して、芸能人並みの歯になりますように!
頑張ってね!

>不平不満を言うな…(笑)
事柄にもよりますが、チラッと感じたことは
合っていることが多いです(笑)
ものは考えようで、何かに気づくと改善されることって
あるんですよね。

私も同じようなことを思った経験があります。
夫やその親達に対して、心の中で「フン!」という思いで
ずっと暮らしていましたら、蓄膿症になっちゃったんですね。
かなり重症で、死んだ方がマシというくらい、頭が激しく痛みました。

毎晩泣きながら寝ていたからだ…という理由も
確かにありましたけど
その時、チラッと思ったんですわよ。
鼻を正しく使用せず、人を馬鹿にすることに使ったからじゃないか…
斜に構えてフンフン言ってちゃいけないんじゃなかろうか…
でないと、当時の私にとって一番不本意な「幼い子供を置いて死ぬ」
という線路に乗ってしまうのではないか…などとね。
手術と言われていたのに、途端に快方に向かいました。

いばりんぼうに、なぜか腰痛持ちが多いことなどを見ますと
人体の正しい使い方というのは、あるのかもしれません。
腰は、お辞儀をするためにあるのであって、ふんぞり返るために使うものではないという一例ですね。

もちろん病気の原因は様々あり、何の落ち度もない場合が
ほとんどだと思います。
しかし、中にはこういうこともあるのかもしれませんね。

片や元ブラ、片やワラジ編み…(爆)
確かに、生活環境の落差が大きい所へ嫁ぐと、大変だと思います。
その光景に慣れることから始めないといけないのでね。
しかしまた、もしもこれが逆であったなら…サキマさんは
ワラジを編んでいたお祖母様をステキと思い
元ブラの思い出を楽しそうに話す大姑さんには
「それがどうした」と思うかもしれません。
そこが血ですね。

厳しい環境の中で、いろんなことに気づけるサキマさん…
先が楽しみです♪
返信する
浅はかな考えはいけません (おかよ)
2010-09-08 10:25:26
ここに出ていた不倫妻はとても浅はかな考えから不倫したのでしょうね。おバカ…   
世の中不倫不倫ってよく言うけど、何がよくてそんな事するのかさっぱりわかりませんよ。普通に?まっとうに生きて行くのが一番ですよ!それってとても難しい事だと思います。ちゃんと自分の人生を真面目に生きていかなくちゃダメですよね~
返信する
無価値感… (みりこん~たらこさんへ)
2010-09-08 10:35:11
浮気されると、女性もその感情にさいなまれますが
男性は、もっと強いんでしょうね。

>一番傷ついていないのは 不倫している張本人…
そうですね(笑)
傷比べをしたら、一番軽症(笑)

人間ですから、生きていれば色々なことが起きます。
そういうことで傷つきたくない臆病な人が
逃げ場を求めて不倫に走るのかもしれません。
それが周囲に地獄の苦しみを与えることであっても
自分が楽ならそれでいいという感じですかね。
家庭破壊しようとした、または、した罪は、大きいです。

相手の社長は、田舎にはあまりいないコワモテ系でした。
休耕田を買って、工場を建てたんですね。
おとなしいご主人が、太刀打ちできる相手じゃなかったと思います。
奧さんもまた、ご主人には無い魅力を感じていたのでしょう。

子供は娘さんでね、婚約者がいたんですよ。
でも、お父さんに従ったんでしょうね。
娘さんだけは、連れて行かないでほしかったと思います。
本当にせつないです。
返信する
Unknown (営業1課 課長!)
2010-09-08 10:38:41
こう言う事件を見聞きするたびに思うことは、この御主人と家族には、生きていて欲しかった

日常我慢していたのに、相手のほんの一言や、感じさせる雰囲気などで瞬間に発火する感覚は分かります

その瞬間に相手に刃を向けることと、私のように自分に刃を向ける事の違いはあると思いますが、その瞬間に私は『賭け』をしたような気がします
そして賭けに負けた結果が殺人、自殺、、、

今思うと、不倫した奴に賭けても、賭け=期待かな
賭けても無駄なのだと、生きていたからわかります
良いこともありました
何がいけなかったのかも分かってきました
だから生きて居て欲しかったと思います
本当に残念です

今話題の人のように最中に亡くなる人には、申し訳ないけれど、同じ感情は抱きません

死ぬほどの快感の中で逝けて本望でしょう

只、残された人のことも考えて欲しかったと思っても
これも又同じ、そんな周囲の人に思いを馳せられたら、薬を使ってまでの肉欲や、不倫に身を投じたりしないのでしょうね



でもね・・・アホか?!

と言われる事を覚悟の上で

昨年渦中だった時の夫の言葉や態度、
この事件の妻の言葉など、普通の感覚で考えたら、それを言ったら駄目だろうという事を、言ってしまう盲目さ・・・


それほどに夢中になる感覚・・・
どんなんだろう・・・と思ったりして・・・


これって欲求不満か?(笑)



違う!夢中ジャナクテ!!、何かに取り憑かれているんでした(汗)
クワバラ クワバラ(愕)



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