今週6日は、同級生の女子5人で結成している『5人会』の会合。
何ヵ月ぶりだろうか。
本当にひっさびさ。
以前はほぼ毎月、集まっていた。
けれども今年に入って、お寺の嫁ユリちゃんが忙しくなった。
行事を手伝ってくれる檀家さんが、加齢で激減したため。
ユリちゃんの住まいは遠いので
5人会の時は実家に泊りがけで来る。
泊まらなければ飲めないというのもある。
しかし多忙のため、この一泊二日が難しくなってきたのだ。
5人会のオキテはただ一つ。
「全員が揃わなければ開催しない」。
よってユリちゃんのスケジュールに合わせ
さらにけいちゃんの不規則な勤務の合間を縫い
欲を言えば、あとの3人に都合のいい土曜日を選んでいると
間遠になるのは必然であった。
4月、ユリちゃんは春のお彼岸が終わって
ほんの数日、体が空いた。
そこで5人会は集まることになっていた。
皆の強い要望により、夫を介してイタリアンを予約。
ところが一週間前に、店の方から断られた。
以前記事にしたが、同じ日に15人の宴会が入り
とても回せないという理由である。
我ら5人のおばさんは、見捨てられたのだ。
開店して日の浅い初心者マークはわかるけど、この甘さには腹が立った。
二度と行くものかと決意し、別の店を予約しようとした。
けれどもあとの4人が
「どうしてもイタリアンがいい」と主張したため
4月の5人会は見送られた。
シェフがイケメンだと教えたのが、いけなかったらしい。
4月を逃すと、再びユリちゃんの体が空かなくなった。
そして6月、ユリちゃんから連絡があった。
7月7日なら行けると言う。
「ぜひイタリアン」
ユリちゃんも、他の者も強く希望する。
私はここで初めて、4月に断られた本当の理由を
ラインにて説明した。
「だから、もう行くつもりはない」
ところがだ。
「そうなんだ〜!絵文字、絵文字、絵文字」
「ドンマイ!絵文字、絵文字、絵文字」
「いつもありがとう!絵文字、絵文字、絵文字」
「じゃ、予約お願いね!絵文字、絵文字、絵文字」
‥聞き流されとるし。
やっぱりシェフがイケメンと言ったのは間違いだった。
私のささやかなプライドなんて、このおばさんたちには無関係なのだ。
怒りを抑え、再び夫に予約させる。
「懲りんのぅ!」
夫はあきれつつ、予約をしに店へ行ってくれた。
彼の中で5人会は「バカ集団」に成り下がった。
無念じゃ。
そして7月。
女子会の前日は、西日本豪雨。
道路が寸断され、ユリちゃんはもちろん
隣の市に住むマミちゃんも来られなくなった。
さらにモンちゃんの家はプチ浸水
けいちゃんのお父さんは避難所へ泊まることになり
女子会どころではない。
あえなくキャンセルの運びとなった。
「ほらごらん!イタリアンには縁が無いんよ!」
しばらく経って落ち着いた頃、私は得意げにライン。
ところがだ。
「次はいつにする?絵文字、絵文字、絵文字」
「色々あっただけに楽しみ!絵文字、絵文字、絵文字」
「三度目の正直じゃね!絵文字、絵文字、絵文字」
「連絡待ってまーす!絵文字、絵文字、絵文字」
ガックリ。
それからしばらく、女子会には触れなかった。
しかしあとの4人は盛り上がったままで
イタリアン行きはもはや「三度目の正直」という別名になっている。
ユリちゃん、次は10月6日が空いたと言う。
「みりこんちゃん、予約お願いね!絵文字、絵文字、絵文字」
「ワクワクするー!絵文字、絵文字、絵文字」
「嬉しい!絵文字、絵文字、絵文字」
「三度目の正直は、絶対大丈夫!絵文字、絵文字、絵文字」
ドヨ〜ン。
「バカ集団には付き合いきれん!自分でやり!」
夫が介入を拒んだので、自分で予約した。
もうすぐその日が来る。
が、台風も来ている。
どうなるのか、もはや心配というより笑える。
何ヵ月ぶりだろうか。
本当にひっさびさ。
以前はほぼ毎月、集まっていた。
けれども今年に入って、お寺の嫁ユリちゃんが忙しくなった。
行事を手伝ってくれる檀家さんが、加齢で激減したため。
ユリちゃんの住まいは遠いので
5人会の時は実家に泊りがけで来る。
泊まらなければ飲めないというのもある。
しかし多忙のため、この一泊二日が難しくなってきたのだ。
5人会のオキテはただ一つ。
「全員が揃わなければ開催しない」。
よってユリちゃんのスケジュールに合わせ
さらにけいちゃんの不規則な勤務の合間を縫い
欲を言えば、あとの3人に都合のいい土曜日を選んでいると
間遠になるのは必然であった。
4月、ユリちゃんは春のお彼岸が終わって
ほんの数日、体が空いた。
そこで5人会は集まることになっていた。
皆の強い要望により、夫を介してイタリアンを予約。
ところが一週間前に、店の方から断られた。
以前記事にしたが、同じ日に15人の宴会が入り
とても回せないという理由である。
我ら5人のおばさんは、見捨てられたのだ。
開店して日の浅い初心者マークはわかるけど、この甘さには腹が立った。
二度と行くものかと決意し、別の店を予約しようとした。
けれどもあとの4人が
「どうしてもイタリアンがいい」と主張したため
4月の5人会は見送られた。
シェフがイケメンだと教えたのが、いけなかったらしい。
4月を逃すと、再びユリちゃんの体が空かなくなった。
そして6月、ユリちゃんから連絡があった。
7月7日なら行けると言う。
「ぜひイタリアン」
ユリちゃんも、他の者も強く希望する。
私はここで初めて、4月に断られた本当の理由を
ラインにて説明した。
「だから、もう行くつもりはない」
ところがだ。
「そうなんだ〜!絵文字、絵文字、絵文字」
「ドンマイ!絵文字、絵文字、絵文字」
「いつもありがとう!絵文字、絵文字、絵文字」
「じゃ、予約お願いね!絵文字、絵文字、絵文字」
‥聞き流されとるし。
やっぱりシェフがイケメンと言ったのは間違いだった。
私のささやかなプライドなんて、このおばさんたちには無関係なのだ。
怒りを抑え、再び夫に予約させる。
「懲りんのぅ!」
夫はあきれつつ、予約をしに店へ行ってくれた。
彼の中で5人会は「バカ集団」に成り下がった。
無念じゃ。
そして7月。
女子会の前日は、西日本豪雨。
道路が寸断され、ユリちゃんはもちろん
隣の市に住むマミちゃんも来られなくなった。
さらにモンちゃんの家はプチ浸水
けいちゃんのお父さんは避難所へ泊まることになり
女子会どころではない。
あえなくキャンセルの運びとなった。
「ほらごらん!イタリアンには縁が無いんよ!」
しばらく経って落ち着いた頃、私は得意げにライン。
ところがだ。
「次はいつにする?絵文字、絵文字、絵文字」
「色々あっただけに楽しみ!絵文字、絵文字、絵文字」
「三度目の正直じゃね!絵文字、絵文字、絵文字」
「連絡待ってまーす!絵文字、絵文字、絵文字」
ガックリ。
それからしばらく、女子会には触れなかった。
しかしあとの4人は盛り上がったままで
イタリアン行きはもはや「三度目の正直」という別名になっている。
ユリちゃん、次は10月6日が空いたと言う。
「みりこんちゃん、予約お願いね!絵文字、絵文字、絵文字」
「ワクワクするー!絵文字、絵文字、絵文字」
「嬉しい!絵文字、絵文字、絵文字」
「三度目の正直は、絶対大丈夫!絵文字、絵文字、絵文字」
ドヨ〜ン。
「バカ集団には付き合いきれん!自分でやり!」
夫が介入を拒んだので、自分で予約した。
もうすぐその日が来る。
が、台風も来ている。
どうなるのか、もはや心配というより笑える。