goo blog サービス終了のお知らせ 

殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

近時事・演説編

2019年09月29日 10時23分36秒 | みりこんばばの時事
『グレタちゃん』




〝私から皆さんへのメッセージ


それは「私たちはあなたたちを見ている」ということです。


私は今、この壇上にいるべきではありません。


私は海の向こうで学校に行っているべきです。


それなのに、あなたたちは私に希望を求めてここにきたのですか?


よくそんなことができますね!〟



国連で各国の政治家に向け、きつ〜い発言をなされた


16才の環境活動家、グレタ・トゥーンベリ氏。


おっしゃりたいことはわかるつもり。


吠えて大人たちに水を浴びせることで


地球温暖化の問題を真剣に考えるきっかけにはなると思うわ。


年端もいかない女の子が出てきて


まさかこんなこと言うとは思わなかったでしょうね。


インパクトの面では成功だったんじゃないかしら。



でもそれを見た私は


なにやら寒々とした気持ちになったものよ。


私、滅多にやらないウグイスという職業柄に加え


たま〜に人前で話す機会があるもんで


演説にはちょいとうるさいのよ。



環境問題の改善を訴えて学校へ行かないのは


彼女自身が選択したストライキの方法だし


誰が推薦したんだか、国連を訪れて演説をすることも


無理矢理ではなく彼女の意志。


その責任まで演説の聴衆におっかぶせるという


他罰的な話の流れはおかしいし


激昂して叫べば情熱ということになるって


どこかの国とそっくりなんだもの。


バックの組織に養成された子役という印象も


ぬぐえないまま。


これでノーベル平和賞なんてことになったら嫌だわ‥


そんなことを考えちゃった。




『小泉ちゃん』




〝気候変動のような大きな問題は


楽しくカッコよくセクシーであるべきだ〟


ニューヨークの環境関連会議で国際デビューした


小泉環境大臣の発言。


セクシー発言が国内外で物議をかもして


日本国民としては恥ずかしかったわ。



演説にうるさい私に言わせると


彼、演説はうまいのよ。


まず見た目がいいし、声が大きくてハッキリしてて


言葉の選び方もインパクト重視で、いい。


内容も起承転結も無いけど


人寄せパンダの名は欲しいままよ。


いいのよ、演説はそれで。


人心をつかめば成功なんだもの。



が、演説はできても討論はできない。


一方的なしゃべりは得意でも、会話のキャッチボールは無理。


これはお父さん譲り。



セクシー発言が物議をかもしたのは


その後の言葉を用意してなかったからよ。


楽しくカッコよくセクシーであるべきだ‥


最初に突飛なこと言って注目させておきながら


楽しくカッコよくセクシーな具体策を考えていなかった。


そこを質問されたら


「大臣になって日が浅いので、考え中」


そりゃ失望されるでしょ。


次期総理大臣の芽は、ここで一旦摘まれてホッとしたわ。


口だけ大臣、顔だけ大臣に


今度はインパクト大臣も加わったわね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はだけ婆

2019年09月22日 21時13分58秒 | みりこんばばの時事
他人のことを婆なんて呼べない年齢の私だけど


この人には言ってもいい気がする。



佳子様の隣のおばさん。

前がはだけとる




また、はだけとる




はだけっぱなしやないかい




初の海外公務でオーストリアとハンガリーを訪問中の


佳子様の周りをうろつく普段着のおばさん。


佐藤 地(さとう くに)ハンガリー駐在大使だって。



ちゃんとした写真も、はだけとるが。



外務省出身のこの人、2年前までユネスコ大使だったんだけど


2015年に韓国の言いなりになって


日本が半島人に強制労働をさせたということを


ユネスコ世界遺産として登録させた立役者の一人。


日本の代表を名乗りながら日本を貶め、日本の国益を損ねた人よ。



どこかで見たことあるとは思ってたのよ。


人相風体に微塵の理知も感じられず


見事なまでの華の無さは、なかなか珍しいもの。


見なくなったと思ったら、はるかハンガリーで大使になってたなんてね。


驚いたわ。


反日売国の功労者としての、ごほうびかしら。



それにしても、皇族を軽視しているかのような服装と態度。


写真は一瞬を切り取るから、たまたまそう見えることもある‥


なんてランクじゃないわよ。






この写真だけ、胸がすいたわ。


隣のおじさんと乾杯しようとしてるけど


おじさんは可愛い佳子様を見てて無視。



日本の恥だから早く引退してもらいたいけど


こういうヤカラって、やたらと長生きで


いつまでも現役を続けたがるんだわ。


困ったものね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近時事二題

2019年08月12日 07時58分02秒 | みりこんばばの時事

『 小泉進次郎議員、滝川クリステルとできちゃった婚』

 

はいはい、美男美女でよござんした。

 

 

議員の中ではイケメンで、弁舌さわやかな小泉氏。

 

お父さんは元総理だし、ご本人も将来はそのつもりのサラブレット。

 

いかにも爽やかに日本を引っ張ってくれそうな印象だけど

 

やってる仕事は疑問なのよね。


日本の農地で使わせるために


韓国肥料の大量輸入に踏み切ったことは記憶に新しいわ。

 


韓国がどうこうじゃないのよ。


反日国から、わざわざ大量に買ってあげることはないじゃないの。

 

何が入ってるか、わかんないわよ。

 

安全性の面で疑問が残る肥料を日本の国土にばらまいて

 

できた作物は日本人が食べるのよ。

 

大丈夫なのかしら。


 

ともあれ近年、彼の容色に衰えが見え始めてきたのは確か。

 

何とか綺麗なうちに、結婚が間に合ってよござんした。

 

 

奥さんの方も世界的指揮者、小澤征爾氏の息子さんと

 

恋愛が長かったわね。

 

でも小澤征爾氏の反対で破局して、そのまま40越え。

 

こちらも綺麗なうちに結婚が間に合って、よござんした。

 

 

それにしてもマスコミは

 

一議員の結婚でどうしてこんなに騒がなきゃいけないの?

 

同胞だから?

 

官邸で会見なんて、前代未聞だし。

 

何様のつもりかしら。

 

あ、元総理のご子息様と

 

お・も・て・な・しで五輪誘致に一役買ったタレント様だったっけ。

 

 

これを許した官邸も官邸だけど

 

嫁さんまで、すっかりその気の衣装と態度だったのは

 

なんだかイタかったわ。

 

 

生まれたお子さんには、ぜひ韓国製の肥料で育てた野菜を

 

たくさん食べさせてあげてくださいましね。

 

パパがやったお仕事なんだからね。

 

 

 

『徴用工問題』

 

日韓関係が悪化しているそうじゃない。

 

この問題の根っこは、徴用工問題らしいわね。

 

 

その昔、日本人が半島の人たちを無理やり連れてきて

 

重労働させた…

 

だから賠償責任を負うのは当然…というのが、あちら側の主張。

 

慰安婦問題が下火になってきたら、今度は徴用工。

 

 

この、『韓国が主張する、いわゆる徴用工』だけど

 

私が認識しているものとは違うのよね。

 

それをお話しておきたいわ。

 

 

私がそれらしき話を聞いたのは、中1の時。

 

今から50年近く前よ。

 

当時、徴用工という言葉は使われてなくて

 

強制連行と強制労働という表現だったわ。

 

 

話したのは、うちの隣に住む在日のA子。

 

彼女のことは何度か記事にしたけど

 

どうしても避けられなかった、招かれざる隣人よ。

 

 

ある日、私の通う中学校で差別についての授業があったの。

 

その席でA子が話したのよ。

 

「私のお父さんは、日本人に強制連行されました」

 

 

何でこういう話になったのか知らないけど、先生とA子の間で

 

あらかじめ打ち合わせがあったみたい。

 

強制連行で嫌々ながら日本へ来た被害者なんだから

 

差別されるいわれは無いというのが言いたかったのね。

 


「お父さんは家族と引き裂かれて、強制連行されて


何年も強制労働をさせられました」


強制連行に強制労働…初めて耳にする言葉だったわ。


強制連行は、なんだか誘拐みたいだし


強制労働は奴隷みたいで、どっちも衝撃的だから


皆、静かに聞いたものよ。

 

 「お父さんは苦労して頑張って、家を建てて商売を始めた。

 

今は幸せだけど、差別との戦いは終わってない」

 

かいつまむと、そんな内容。

 

 

ここで先生が、シメの言葉を言った。

 

「A子さんのおうちの皆さんは、被害者なんです。

 

A子さんを差別する人は、先生たちが許しません。

 

A子さんに向かって、朝鮮人のちの字でも言ったら体罰です。

 

皆さん、わかりましたね?」

 

 

それで終わるはずだった。

 

でも男子の一人が質問したの。

 

「日本に連れて来られた時、お父さんは何才だったんですか?」

 

A子は答えたわ。

 

「14才」

 

子供にそんなむごいことをするなんて…

 

一同は顔を見合わせて驚いたものよ。

 

ええ、確かにショックだったわ。

 

 

こうなると、次の質問が出る。

 

「一人で連れて来られたんですか?」

 

皆が食いついたからか、A子は上機嫌で答えたわ。

 

「お祖父ちゃんと、お祖母ちゃんと、弟や妹と一緒に連行されました」



なんだ、一家総出じゃないか…


私は密かに思ったけど、なにしろ隣の家の子だから滅多なことは言えない。

 

でも、同じことを考えた者は多かったわ。

 

「それって、家族と引き裂かれたとは言えないんじゃあ…」

 

旗色が悪くなったA子は、声を荒げて叫ぶ。

 

「おじさんやおばさんとは引き裂かれて、今もずっと会えない!」

 


質問はさらに続いたわ。

 

「じゃあ、お母さんは?」

 

「お母さんも強制連行だったんですか?」

 

A子はうなづく。

 

「お母さんも家族と一緒に強制連行されて日本へ来て

 

お父さんと出会って結婚しました」

 

 

ここらでもう、およそのことはわかったわよ。

 

A子の言う強制連行は、誘拐じゃなく移住で

 

強制労働は奴隷じゃなくて就職だって。

 

それを何で大袈裟に言うんだろう?という疑問は残ったけど

 

そこまで言及する中学生はいなかったわ。

 

だから、授業はここでおしまいになった。

 

 

これが今で言う、いわゆる徴用工なんじゃないかしら。

 

私はそう思うの。

 

 

それからほどなくよ。

 

うちの祖父さんが、夜中の駅で数人の密入国者を見つけて

 

警察に通報したのは。

 

ずいぶん前、『おとな帳』という記事で書いたけど

 

差別を理由にA子のいじめが始まったのは、この時からよ。

 

 

今にして思えば、全部つながっていたのね。

 

密航して密入国じゃ、困るわけ。

 

日本人による強制連行じゃないと、都合が悪いわけ。

 

親から子へ、子から孫へ、この筋書きが伝えられて

 

今の徴用工になってるんじゃないかしら。

 

うちの祖父さんがやったことは

 

彼らが代々申し合わせてきたドラマを滅茶苦茶にする行為だったのよね。

 

その孫である私に報復するのは、彼らにとって当たり前なのよ。

 

 

これはほんの一例かもしれないけど

 

そういう事実もあるってことで。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近時事・2題

2019年07月21日 14時19分10秒 | みりこんばばの時事

『老後資金2千万円』

 

老後にもらう年金で生活したら、毎月5万円ほど足りず

 

平均年齢まで生きるとしたら2千万円の赤字になる…

 

金融庁がそんな試算を発表したもんで、ゴタゴタしたらしいわね。

 

 

都会で生活する高給取りだったら、そうなるかもしれない。

 

家かマンションを買っていれば

 

高い固定資産税や維持管理費に追われるだろうし

 

ええとこにお勤めであれば、お付き合いも広くて派手だろうから

 

「年金暮らしになったので、さよなら」とは言えないわね。

 

 

年を取れば医療費もかかるようになるし

 

バカンス癖がついていれば、旅行にも行きたかろう。

 

そりゃ年金じゃ足りねえわ。

 

なまじ長生きなんかしたら、不足が2千万でおさまるかどうか。

 

これって、国家公務員である官僚的考えじゃないのかしら。

 

 

知っとるけ?

 

国家公務員が共済病院に行くと、支払いは一割なんよ。

 

共済病院は、国家公務員のための病院だからよ。

 

国内旅行は国家公務員のための宿泊施設、KKRホテル。

 

全国の主要都市にある立派なホテルで

 

たいてい便利の良い一等地にあるんだけど

 

国家公務員は何割だか、すごく安いんよ。

 

 

退職したら、こういう特典が無くなるわけ。

 

毎月の医療費が1万円かかるとしたら、退職後は3万円になるのよ。

 

旅行だって、KKRホテルが定価になるのよ。

 

住宅手当は無くなるし、官舎住まいだったら出なきゃならない。

 

夏冬のボーナスも、春に支給される手当も無くなる。

 

赤字になるのは当然よ。

 

 

2千万円という、はっきりした金額を提示したのは

 

危機感を漂わせて投資を促す目的があったのかもしれない。

 

守りより攻め…

 

退職金を預金で眠らせておくより、吐き出させて回すためにね。

 

 

でも私たち国民には、こう聞こえた。

 

「計算してみたら2千万円の赤字になりました~!

 

僕らは退職金や天下りがあるから大丈夫ですけど

 

皆さんは頑張ってくださいね~!」

 

どこか他人事な、公務員の裏の声が滲み出てるように感じるから

 

国民は反発するのかもね。

 

参院選前だったし、政府も慌てたみたいね。

 

 

私はじきに還暦、夫は62才。

 

ド庶民夫婦の年金生活は目前に迫ってるわ。

 

夫の年から、60才で基礎年金をもらえなくなったのよ。

 

夫より一つ年上の人たちは、もらってるわ。


うちは自営なので、夫はまだ収入があるけど

 

いつまで元気で働けるかわからない。

 

 

でも、最低2千万円の預貯金が必要と言われても

 

それほど心配してないのよ。

 

もちろん備えあれば憂いなしではあるけど

 

万全の備えをしてる人が、お金で解決できない悩みで苦しむ図

 

たくさん見ちゃったからねえ。

 

 

健康なら働けるし、インターネットの時代なんだから

 

得意分野で収入の道を得るのも面白いんじゃないかしら。

 

アイデア次第だと思うのよ。

 

 

私の知ってる人、けっこうお年なんだけど

 

自作の奇抜な洋服をネットに面白半分で載せてたのよ。

 

昔の女の人って花嫁修業に洋裁を習っていたから

 

たいていの人はできるんだわ。

 

センスに差があるだけでね。

 

 

するとある日突然、芸能人から舞台衣装を注文したいとオファーが。

 

有名じゃないけど、マニアに人気のグループらしいわ。

 

その人、一夜にして衣装デザイナー。

 

そういうこともあるわけよ。

 

 

私にはそんなアイデアも腕も無いから

 

万策尽きて食べていけなくなったら、断食してミイラになるつもり。

 

いや、本気。

 

だって、うちの息子たちが助けてくれるとは思えないし

 

頼るつもりもないわ。

 

老後の計画に失敗した年寄りに振り回されるのは

 

私の代だけでたくさんよ。

 

 

 

『#kutoo』

 

もう静かになってきたけど、職場でハイヒールを強要されて

 

苦しむ女性たちの声じゃげな。

 

靴と苦痛を掛け合わせて「く~つ~」ですって。


セクハラ分野の「#metoo」にも引っかけてるそうよ。



確かにハイヒールはく~つ~!よ。


たまの一張羅で履くなら我慢もできるけど


一日履いて仕事までしろって言われたら、つらいかもね。


靴ずれや外反母趾、捻挫の危険性も付いて回るしね。

 

 

♩電車通り よろめいたら 靴のかかとが 折れた♩

 

♩あなたと 喧嘩して 一人帰る道♩

 

その昔、ちあきなおみも歌ってたわよ。

 

ハイヒールでデートしたら、かかとが電車のレールに挟まった歌。

 

 

おしゃれしたのに、心が離れかけてる彼氏は

 

振り返って気遣うでもなく、電車道をどんどん歩いていく。

 

冷たい男の背中をハイヒールで一生懸命追いかけて

 

かかとが折れたのよ。

 

捻挫や骨折もせず、電車も来なくてよかったわね。

 

 

ヒールが高ければ高いほど、折れたら大変よ。

 

裸足になるか、片足だけ履いてピョコピョコ歩くしかない。


不便だし、恥ずかしいし、なさけないし


そりゃ喧嘩にもなるでしょうよ。

 

マンホールや側溝のフタ、非常階段なんかも

 

ハイヒールだと危ないわね。

 

 

だけど「く~つ~」と聞いて私が思ったのは

 

「今の若い女性って靴の知識が無い?」

 

「ハイヒールとピンヒールを混同してない?」

 

なのよね。

 

 

事情はわかるつもり。

 

昔は靴を買うといったらデパートと専門店しか無かったけど

 

今はしまむらとか、スーパーとか

 

外国製の安い靴を売る場所がたくさんできたじゃない。

 

日本人の足に合った良い靴を知らないまま

 

大人になった子も多いと思う。

 

足に靴を合わせるんじゃなくて

 

靴の値段やデザインに足を合わせるのが

 

常識になってるんじゃないかしら。

 

 

田舎主婦の私は、たいした靴を履いてきたわけじゃないから

 

えらそうなことは言えないけど

 

結婚した家はたまたま大変な着道楽に靴道楽。

 

家には、出入りの靴屋が入り浸っていたわ。

 

ライトバンに靴やバッグを積んで来て

 

運転手の女の子と一緒にごはん食べて、昼寝までして帰ってたわよ。

 

 

靴屋のおばさんは、義父母と義姉にはおべんちゃら三昧で

 

私にはあからさまに意地悪だった。

 

みんなに親切にするより、お金持ってる親とその娘に媚びる方が

 

売り上げになるからよ。

 

 

でも、たまには私も買うことがあった。


何でそんな意地悪女から物を買うんだって?

 

それが私じゃないの。

 

 

おばさんは粗悪品だったけど、おばさんの扱う商品は

 

靴もバッグも一流だったのよ。

 

バッグはオーストリッチやクロコダイル

 

トカゲに蛇と動物園状態で、何十万、何百万の世界だから

 

なかなか手が出なかったけど

 

靴は2~3万前後なので私にも買えたもの。

 

 

ランバン、ギ・ラロッシュ、カルバン・クラインなど

 

ブランドライセンスを取って日本で製造されたものや

 

マドラス、銀座ヨシノヤなどの国産品…

 

色々履いてきたけど、一番良かったのは銀座ヨシノヤ。

 

牛丼じゃないわよ、靴のメーカー。

 

デザインが中高年向きなので

 

若かった私には妥協でしかなかったけど

 

たまたま買った葬式用の靴に惚れこんじゃった。

 

 

靴と足が馴染んで、とにかく楽ったらありゃしない。

 

皮が柔らかくて上質なのもあるけど

 

形が甲高幅広の足に合ってるのよね。

 

女性は年を取ると、足の甲が若干の肉で盛り上がる。

 

若い人でも、疲れたら盛り上がる。

 

それを計算して、あらかじめ履き込み口を盛り上げて作ってあるのよ。

 

 

で、靴のつま先は丸くて、やっぱり盛り上がってるから

 

足の指の解放感が抜群。

 

つま先に空間がたっぷりあって、甲の部分が盛り上がった作りだと

 

むくみは靴の中に収まるから表に出てこないわよ。

 

誰とは言わないけど、甲のむくみで長年悩んでおられるご様子の

 

どこかのやんごとないお宅の女主人も

 

これをお履きになればよろしいのに…と思っちゃう。

 

 

つま先が丸っこいとなれば、バランス的にヒールは低めで太め。

 

だからデザインがシャープでセクシーとは言えなくて

 

はっきりいえば地味なオバ靴なんだけど

 

かかとが高いのを何時間履いても平気なのよ。

 

日本人の足の形に合ってるから、皮に無理が来ない。

 

だから大切にすれば長持ちして、元が取れるという利点も大きいわよ。



靴屋のおばさんが亡くなってからは


デパートで買うようになったわ。

 

近頃はサンダルタイプや、おしゃれなデザインも増えているから

 

こういう履き心地を若い人に知ってもらいたいなあ…と思うわけ。

 

  

「だったらそれだけの給料出せよ」

 

「この給料じゃ、安物しか買えないんだよ」

 

そう言われそうだけど、つまりはそれが言いたいんじゃない?

 

く~つ~!と叫ぶ人たちのみんながみんな、そうじゃないだろうけど

 

安い、硬い、重いの三拍子が揃った靴を履いてたら

 

誰でも「く~つ~!」と叫びたくなるわよ。

 

靴ずれが怖いのか、ブカブカのハイヒール履いてる子をよく見るけど

 

不格好でかわいそうになるわ。

 

  

「服は何でもいいから、姿勢と健康のために靴だけは良いのを履け」

 

我々年寄りは、そう言われて育ったものよ。

 

子供の足を靴で育てるのが、常識だったの。

 

知識一つ、お金の使い方一つで

 

不幸や苦しみから解放されることって、あるのよ。

 

叫ぶ前に、ヨシノヤの靴を履いてみてもらいたいわ。

 

 

あ~あ、今日も長々と余計なこと、言っちゃった。

 

ごめんなさいね~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放火事件

2019年07月20日 15時09分58秒 | みりこんばばの時事

『株式会社京都アニメーション、放火で死者34名』

 

どんなに熱かっただろう。

 

どんなに苦しかっただろう。

 

胸が痛む。

 

 

私はアニメを見ないので、会社名を聞いてもピンとこなかったが

 

アニオタと呼ばれる人々が、アニメの舞台になった土地を訪問する

 

聖地巡礼は見かけることがある。

 

商人だけでなく、役場や商工会の人たちも嬉しそうで

 

アニメは観光や地域の活性化、国際親善の新たな手段として

 

重要な役割を担っていると実感している。

 

 

このご時世、無から有を生み出し

 

国と多くの国民に貢献できる確実なものといったら

 

アニメぐらいしか思い浮かばない。

 

日本人の優秀な技術とノウハウが結集された会社で起きた悲劇は

 

国宝の損失と言っても過言ではないだろう。

 

それをターゲットにされた悔しさ、悲しさは

 

アニメに興味の無い私にもわかるつもりだ。

 

 

テレビで立ち昇る黒煙を見た瞬間、テロだと思った。

 

真相はまだ不明だが、事実が明らかになっていくにつれ

 

ますますそう思った。

 

 

免許証を押収して年齢だけ公表されながら

 

なかなか発表されなかった犯人の実名

 

(通名に差し替えるまで報道規制か)

 

犯人の腹に入れ墨

 

(日本人は神経の集中する腹に入れ墨を施すのを好まない)

 

たまたま、売国局として悪名高いNHKが取材に来る当日で

 

セキュリティを解除していた

 

(すごい偶然)

 

前科者、あるいは偏狂者の逆恨みによる衝動を装いつつ

 

実は用意周到で残酷な手口は

 

過去に起きた多くの事件と同じ匂いがする。



そして最後は大半が、これで片付けられるのだ。

 

「色々調べたけど、やっぱり逆恨みでした…

 

背後には何も無い、単独犯でした…」。

 

最近の例を挙げれば

 

秋篠宮悠仁様の机に置かれた包丁事件も、結局はそれで終わった。

 

 

何でもかんでも陰謀説を持ち出すつもりは無いが

 

「変な人が増えているから気を付けましょう」

 

では済まされない何かが、潜んでいると思えてならない。

 

その変な人の心の闇なんか、どうでもいいから

 

変な人が増えない日本にしたいものだ。

 

 

犠牲者の皆様のご冥福をお祈りすると共に

 

負傷者の一日も早いご快癒をお祈りします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近知ったこと

2019年07月17日 07時57分26秒 | みりこんばばの時事

テレビの人気番組、『なんでも鑑定団』。

 

2011年、暴力団との付き合いが問題になって

 

司会の島田紳助が降板し、そのまま芸能界から去った時は

 

大きな話題になったものだ。

 

 

その後も番組は続行し、相変らずの人気を維持していた。

 

けれども約3年前、島田紳助の時代からダブルで司会をしていた

 

石坂浩二が降板。

 

 

石坂氏は降板の理由を明らかにしなかったが

 

2年以上に渡り、彼の出演シーンをカットされ続けたのが

 

原因の一つだとささやかれた。

 

「物知り過ぎて、煙たがられたのかもね」

 

だから私も、その程度にしか思わなかった。

 

 

ところがつい最近、なんでも鑑定団のスペシャル番組をたまたま見た。

 

このゴールデンウィークに放映されたものの再放送だ。

 

 

「心に残る逸品」のコーナーで、石坂浩二が久しぶりに登場した。

 

彼にとっての思い出深い品は、14年前にアメリカ人から出品された

 

戦艦長門(ながと)の日章旗だそう。

 

 

戦艦長門は第二次世界大戦中

 

名将、山本五十六(やまもといそろく)が乗艦していたことで知られている。

 

無傷で終戦を迎え、米軍に接収されたが

 

その後、アメリカの原爆実験に使用された。

 

海に浮かべた長門の付近で原爆をさく裂させ、その結果を見るのだ。

 

 

長門は一度目の実験では持ちこたえたが

 

二度目に行われた実験で、静かに海底へと沈んだそうだ。

 

実験と処分を同時に行うなんて、いかにもアメリカらしい合理主義。

 

広島と長崎に、それぞれ違う種類の原爆を落としてみて

 

結果を熱心に調査したのと似ている。

 

 

 

ともあれ戦争が終わると、戦艦長門は米軍の物となり

 

フリン大佐という人が接収の責任者を務めた。

 

この時、フリン大佐は長門にあった三種の大きな日章旗を

 

戦利品として持ち帰った。

 

以後、日章旗はフリン大佐の私物になり、亡くなると娘が受け継いだ。

 

その娘の身内が病気になり、臓器移植をすることになった。

 

臓器移植には莫大なお金がかかる。

 

「長門の日章旗を売り、移植費用の足しにしたい」

 

ということで2007年、長門の日章旗を携えて来日し

 

なんでも鑑定団に出演した。

 

 

鑑定の結果、長門の日章旗に付いた値段は1千万円。

 

この時、島田紳助と二人で司会をしていた石坂氏は

 

日章旗がネットオークションに上がっていることを

 

以前から知っていた。

 

日本に戻したい気持ちがあったが、その価格はひどく高額だった。

 

 

しかし番組での評価額が1千万円と、ずいぶん下がった。

 

収録後、出品者に打診したところ

 

この価格でいいということだったので、自費で日章旗を買い取る。

 

そして広島県呉市にある、大和ミュージアムに寄贈したのだった。

 

 

石坂浩二の博識と度胸、愛国心に驚いたのは言うまでもないが

 

この行いが降板の決定的な理由と考えたら、何もかも腑に落ちてしまう。

 

隣国の人は日章旗を侵略のシンボルと設定して、ことのほか嫌うが

 

特に軍艦で使用される、日の丸から放射状に赤いラインを配した

 

旭日旗を嫌がるのは、つとに有名である。

 

少し前になるが、サッカーの国際試合でも

 

観客がこの旗を振ったのが気に入らないということで、ひと悶着あった。

 

 

石坂浩二と反目していたと言われる番組プロデューサーも

 

この類ではなかったのか。

 

島田紳助がいた時は、ダブル司会の仲が良かったので手を出せなかったが

 

いなくなった途端に嫌がらせが始まり

 

やがて石坂浩二が自ら降板するまで続いたのではないのか。

 

だとすれば、テレビ業界の汚染ぶりはすさまじい。

 

 

時系列で見ると…

 

2007年・長門の日章旗が出品され、石坂浩二が自腹で買い取る

 

2008年・石坂浩二から、日章旗が大和ミュージアムへ寄贈される

 

2011年・島田紳助、番組を降板

 

2016年・石坂浩二、番組を降板

 

 

出演シーンをカットする嫌がらせは2年余りということだが

 

島田紳助がいなくなったことで、問題のプロデューサーに権限が移行し

 

徐々に嫌がらせが増して、石坂氏が降板を決意するに至るまで

 

約5年の歳月を要するのは自然の流れだと思う。

 

 

出演しているのに放映ではカットされて

 

そこに存在しない者として扱われるなんて

 

有名人にとっては大変な屈辱だと察する。

 

2年間も黙って耐えた石坂浩二、すごい。

 

 

彼が降板した当時、その理由は謎のままだったので

 

マスコミの取材は元妻の浅丘ルリ子さんにまで及んでいた。

 

「彼は、自分のわがままで番組を降りるような人じゃないです」

 

さらりと言うルリ子さんの大きな瞳には

 

静かな怒りが宿っているように見えた。

 

元の旦那をかばっているというより

 

言うに言えない何かがあるような気がしたものだ。

 

その時はそのままスルーしていたが

 

日章旗のことが真相だったとしたら、うなづける。

 

 

石坂浩二さんは昔からテレビに出ていて、やたらとモテる役をしていた。

 

どこがいいんだろう、と子供心に考えたが、わからなかった。

 

やがて浅丘ルリ子さんと結婚したことや

 

重厚な役者として認識するようになって現在に至ったが

 

今回、見上げた国士としての認識も新たに加わった。

 

 

画像を探すため、ネットをさまよってみると

 

同じことを思った人は多かったようで

 

石坂氏の行いに喝采する意見が多く見受けられた。

 

画像は八尋日報様より拝借しました。

 

ありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋場所

2019年07月10日 11時28分21秒 | みりこんばばの時事
大相撲の名古屋場所が開催されている。

この数年、急に大相撲ファンになった私は

年に6回ある場所の中で名古屋場所が一番楽しみ。

土地柄なのか、おしゃれな女性がたくさん観戦していて

観客席が華やかだから。


私は相撲も好きだけど、テレビに映る観客席を見るのはもっと好き。

中でも一番の楽しみは

『白鷺(しらさぎ)の姉御(あねご)』と呼ばれている年配のご婦人。

時折、カメラの向きによって、西の花道の前から三番目に座る姿が

15日間、毎日見られる。




この女性を最初に発見してから、もう何年も経つ。

磨き抜かれた色白肌で着こなす、凛とした和服姿がかっこいい。

毎年7月にテレビの画面でお目にかかれるのを

私のみならず、家族も楽しみにするようになった。


夏場に着物を着るって、そりゃ大変よ。

何が大変って、お金と手間。

夏の着物は贅沢品なので、高い。

汗をかくので、こまめなメンテナンスも欠かせないけど

それでもすぐダメになってしまうから長持ちしない。

よって本当に裕福で、本当に着物が好きな人しか着られない。

ましてや15日間、毎日違う着物を着るなんて

ただ者じゃない証明みたいなものよ。


となると誰でも考えるのは、その職業。

漂う粋な雰囲気から、最初は呉服屋の奥さんかクラブの名物ママ

あるいは大旅館の大女将

それとも年齢をものともしない豊富な髪の毛から

美容室チェーンのオーナーか…

などと、家族で話し合っていた。


でもある日、2時や3時に行われる幕下の取組にも

早くから来て、やっぱり凛として座っているのを発見。

自ら商売に参加していたら、そんな暇は無いはず。

いったい何者だろう…

我々は首をかしげるのだった。



ともあれ、フラッシュでキラリと輝く

特大のダイヤモンドも素晴らしいけど

取組をとても真剣に見る態度が素晴らしい。

そして、一番一番に手をたたいて喜ぶ様子が可愛らしい。

あの無邪気な笑顔と、澄みきった余裕から

大商人の妻以外になかろう、ということで落ち着く。


念のために滅多とやらない検索をしてみたら

「大相撲名古屋場所 名物女性」で、すぐにヒット。

老舗の鳥肉卸販売業、鳥孫商店4代目社長の奥さん

磯部安江さんという人だった。


鶏肉だけでなく、鳥全般を扱う店らしい…

すごく繁盛しているらしい…
 
年齢は、多分78歳ぐらいらしい…

自宅は立派な庭のある日本家屋らしい…

愛車のベンツを自ら運転して、場所に通っているらしい…

白鷺の姉御というニックネームの由来は

姿勢のが良くて凛としているからとも

休憩の時にストローでコーラを飲む姿が

白鷺に似ているからとも言われているが

本当のところは不明らしい…


で、孫もすごいらしい…

箱根駅伝で山の神と呼ばれ、現在はコニカミノルタ所属の

神野大地さんらしい…

などが判明。

インターネットって、すごいわね。


ということで、名古屋場所は私にとって特別に楽しい場所。

目を皿のようにして、白鷺の姉御がもたらす年齢を超えた美や

貫録のたたずまいを観戦するのだ。

どうかいつまでもお元気で

素敵な着物姿を全国に披露していただきたいと願わずにはいられない。


だから名古屋場所が終わると、ちょっと寂しい。

仕方がないから他の季節は、うちの姉御でも見るしかない。

うちにもニックネームだけ、似たようなのが一人いるんじゃよ。

「老後は娘が面倒見てくれるから、絶対に嫁の世話にはならない」

日々、そう断言しておきながら

いざ老後のフタが開いたら、嫁の私に頼りきる

『サギの姉御』が。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来日

2019年05月29日 15時21分34秒 | みりこんばばの時事

東京にお住まいの方々は交通規制が大変だったでしょうし

 

外交面で疑問を感じる方々もいらっしゃるでしょうけど

 

トランプ大統領夫妻の来日報道、私は嬉しく拝見したわ。

 

 

だって、会わなきゃ始まらない。

 

親しくならなきゃ、詰めた話もできやしない。

 

嫌われたら、外交どころじゃないもの。

 

安部首相夫妻の功績を讃えたいわ。

 

 

 

トランプ大統領夫妻の大相撲観戦は、感動しちゃった。

 

夫妻が両国国技館に姿を現した時の

 

地中から湧き上がるようなものすごい歓声は鳥肌ものだったわ。

 

国技館に居る人たちというより

 

日本の国そのものが歓声を挙げている気がした。

 

トランプさんも気分が良かったんじゃないかしら。

 

 

国賓として来日中に千秋楽を迎えるなんて

 

スケジュールを調整しようと思っても

 

実現となるとなかなか難しいと思うの。

 

しかもそこで日本の力士が優勝して

 

アメリカ大統領杯を直接受け取るなんてね。

 

このことは初日から願ってはいたけど

 

しょせんはかない夢だと思ってたわよ。

 

まさか実現するとはね。

 

びっくり。

 

 

大統領夫妻が訪れる少し前に

 

小柄なイケメン力士、炎鵬が流血のすごい取り組みをしたのよね。

 

それを見ていただきたかったわ。

 

 

ところで、「もうケープは見なくていいのね」

 

と密かに思っていたら、昭恵夫人がケープ…。

 

このワンピース、以前にも着ていらっしゃるのを見たことあるんだけど

 

思わず絶句しちゃった。

 

 

新しい天皇皇后は、ちゃんと役目をはたされて

 

ご立派だったわ。

 

そりゃあね、あげつらえばキリが無いわよ。

 

ペコペコ、ヒョコヒョコ、ドスドス…

 

そんな擬音が聞こえてくるようだったけど

 

不慣れな初心者なりに、よく頑張っておられたと思うわ。

 

 

メラニア夫人は白いワンピースに赤い靴で

 

日の丸コーディネートの気遣い。

 

ワンピースにほどこされた刺繡がちょっぴり着物テイストで

 

さりげない心配りを感じたわ。

 

  

宮中晩餐会で、皇后はジャケット付きのドレス。

 

よくお似合いで美しかったわ。

 

 

細い人や若い人にはわからないかもしれないけど

 

年齢も体型もそう遠くない私は実感するのよ。

 

きめの粗い肌、失われた鎖骨、出たお腹

 

太い腰回り、足のような二の腕…

 

加齢と増量によって発生する、これらの諸問題を一気に片付けるには

 

ジャケットしか無いわよ。

 

ショールという手段もあるけど、ショールじゃ衰えたヒジと

 

浮き輪を巻いたような腰が隠れない。

 

夜会の華になる路線を完全にあきらめて


『洋装した新郎の伯母作戦』を取るのみよ。

 

 

でさ、「もうケープは見なくていいのね」

 

また密かに思っていたら、メラニア夫人がケープ…。

 

ま…まさか、ご先代を意識なさった…?

 

 

だけど夫人はタッパがあるので

 

ロングケープが優雅にそよいで、素敵だったわ。


ざんばら髪でこのドレスを着こなせるなんて、マジですごい。

 

 

ちなみにドレスアップする時、本人のプロポーションと並んで重要なのは

 

連れの男性の身長。

 

パートナーとのバランスを無視して大容量の布をまとったら

 

滑稽に見えてしまうものなのよね。

 

 

私のツボだったのは、このシーン。


天皇陛下の右腕の角度。



プログラム通りなのか、段取りのミスかは知らないけど


シャンパンが注がれて乾杯の直前に、アメリカの国歌が流れたのよ。


グラスを持ったまま国歌に耳を傾けるなんて


まあ異例と言っていいんじゃないかしら。


そこで皆さん、曲が終わるまで、そのままの姿勢で待ってらしたわ。



この時、陛下は最初からこの角度でグラスをお持ちになったまま


微動だにせず。


そうよ、グラスを持った手をうっかり高く上げてしまうと


不測の待ち時間が訪れた場合、どうしてもグラスが揺れるのよ。


つまり陛下の所作は、とてもスマートだったわけ。


すごいって思ったわ。



最終日は自衛隊の護衛艦を視察。

 

他の追随を許さないメラニア夫人のど迫力、好きだわ~。

 

 

米軍の海兵隊員と日本の海上自衛官が並んだ様子や

 

トランプさんと安部さんの力強い演説に

 

 なんだか、じ~んとしちゃった。

 

トランプさんは演説で、川崎の通り魔事件にも触れてくださって

 

ありがたかったわ。

 

お疲れ様でした。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦の謎

2019年05月21日 10時08分22秒 | みりこんばばの時事

 

このお二人ほど、その関係を不思議がられた夫婦はいないかも。

 

長い別居生活はもとより

 

ご主人のほうはトラブルメーカーと呼ばれ

 

生活力も父親の自覚も見受けられない。

 

 

誰が見ても夫婦を続ける必要は無さそうなのに、別れない。

 

奥さんの胸先三寸でどうにでもなるのに、捨てない。

 

それは愛情なのか、慈悲なのか、達観なのか、意地なのか…

 

世間では、深い謎として扱われている。

 

 

この謎が、少しは理解できるような気がすると言ったら

 

傲慢であろうか。

 

それは責任感だと思うのだ。

 


彼が日本の人ではなかったとしたら。

 

狂気と背中合わせの異形に走り、幽鬼のごとき姿で

 

「ラケンロー!」と叫べば思考停止になるあたり

 

その特徴を表していると私は思う。

 

となると、魂の枯渇は遺伝子レベルなので

 

誰にも、本人ですらどうにもならない。

 

 

ただし彼の場合、枯渇の多くがロックと外見に注がれたため

 

煮えたぎる嫉妬や憎悪は昇華された。

 

ラケンロー!の他には、子供のような純粋が残るのみ。

 

 

奥さんが、そのわずかな純粋を愛(め)でたかどうかは不明だが

 

彼女にとって彼は、弱者であった。

 

その彼を伴侶として選択した責任、父親にした責任を

 

引き受ける意思が存在したと思えてならない。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市原悦子さん

2019年05月17日 09時23分17秒 | みりこんばばの時事

 

市原悦子…大好きな女優さん。

 

今年の1月12日に亡くなってしまった。

 

悲しかった。

 

 

この人の存在を知ったのは、小学校の低学年だったと思う。

 

昼下がりのメロドラマに主演していた。

 

平凡な主婦が、自宅で行きずりの男に乱暴され

 

誰にも打ち明けられないまま悩み続けるストーリーだ。

 

悩むだけならいいが、その男が今で言うストーカーで

 

執拗に追いかけられては乱暴を繰り返され

 

さらにそれをネタに脅迫されるという気の毒な話。

 

たまたま学校が早く終わって帰宅したら

 

母や会社の人たちが揃って見ていたので一緒に見た。

 

 

美人とは言いにくい女性がヒロインのドラマは初めてだったし

 

嫌だの死にたいだのと言ってはいても

 

ぽわ~んとした柔らかい声と、ワンテンポ遅れる話し方がのどか

 

重苦しいテーマとの落差が斬新だった。

 

子供には見せられない内容なので

 

通常ならテレビを消されるか追い払われるはずなのに

 

一同は市原さんの声に油断していたと察する。

 

 

それから何年か経って、まんが日本昔話が始まった。

 

日本中の子供たちが、市原さんの声に魅了された。

 

この人がナレーターだと知ったのは、ずいぶん経ってからだった。

 

 

やがて始まったのが、『家政婦は見た』。

 

このドラマは、松本清張が書いた短編小説の『熱い空気』が元になっている。

 

意地の悪い家政婦が主人公の話だ。

 

市原悦子を起用し、最初にこれを放送したら評判が良くて

 

シリーズ化されたという。

 

面白かったので、夢中で見たものだ。

 

その面白さは、家政婦のいる家で育った人間から眺める面白さである。

 

 

うちはドラマに出てくるようなセレブではないが

 

忙しい商売屋だったのと、母親と祖母が病弱だったために

 

小さいころから家政婦さんが一人いた。

 

 

歴代の家政婦さんたちは、ドラマと同じく家政婦紹介所からやって来る。

 

けれどもその生活は、ドラマとは全然違う。

 

 

我々子供は歩いてしゃべれるようになると

 

まず家政婦さんと必要以上に親しくならないようしつけられた。

 

話すときは敬語、用事を頼むのは禁止。

 

買い物に付いて行くことや、手をつないだりのスキンシップも禁止。

 

 家事をしてもらう目的で雇用しているのだから

 

子供がまとわりつくと、余計な労働をさせることになるというのが

 

家族の考えだった。

 

 

それに、うちには口うるさい祖父がいたので家政婦さんが続かない。

 

次々と代わるのが前提なので

 

特定の人と親しくなってしまったら、別れに際して子供の心が揺れる…

 

母はこのことをはっきりと嫌がった。

 

 

私が記憶しているだけで、4人の家政婦さんが我が家を通り過ぎた。

 

どの人も穏やかで善良だった。


そもそも親しく接触しない間柄なので、これといったエピソードは無いが

 

唯一、面白いことがあった。

 


この家政婦さんは、県外から住み込みで来ている上品なおばさんだった。


「盆栽に灰をかけておいてください」

 

ある日、祖父は彼女に頼んで外出した。

 

昔は、灰を盆栽にかけると肥料になると言われていた。

 

裏庭で焚火をして、その灰を盆栽にかけるのが祖父の習慣であった。

 

 

彼女は言われた通り、全ての盆栽に灰をかけた。

 

ただし、燃やしたての熱々の灰。

 

盆栽は全部枯れた。

 

祖父は家政婦さんに知られないよう密かに

 

そしてひどく嘆いていたが、父と母は大笑いしていた。

 

 

祖父は、この仕打ちを私にも訴えた。

 

「そんなに大事なものを人に任せたおじいちゃんが悪い」

 

私は冷淡に言い、両親はさらに笑い転げた。

 

仲良しとはいえない両親が、揃って大笑いするところを見たのは

 

後にも先にもこの時だけだったと記憶する。

 

 

この家政婦さんは、ほどなく辞めて郷里に帰った。

 

祖父のやかましさに閉口して、辞めるつもりだったのだろう。

 

熱々の灰は置き土産だったようだ。

 

 

ともあれ家政婦さんに対して細心の注意を払い続けた生活だったが

 

私が4年生になり、母が病気で寝付いた。


病人が出ると、家政婦さんは見つかりにくい。

 

家政婦泣かせだった祖父の悪名もすでに知れ渡っていたため

 

家政婦紹介所は協力的ではなかった。

 

 

そこで祖父は大阪から昔の彼女を呼び寄せ、家事を任せるようになった。

 

すると今度は180度変わって、「仲良く」「親しく」と言われる。

 

我々子供はその一貫性の無さに戸惑ったが

 

祖父は「非常時」と言って納得を促した。

 

彼女はとても明るく優しい人だったので、我々もすぐに納得したものだ。

 

 

とまあ、うちだけかもしれないが、正式な依頼者ではない子供や孫が

 

家政婦さんにタメ口をきいたり、アゴで使うことはあり得ない。

 

私はこのドラマで、その違和感を楽しんでいた。

 

 

歯科技工士の役、弁護士の役、刑事の役、犯罪交渉人の役…

 

市原悦子さんの出演作は、他にもたくさんある。

 

どれも一つ一つの言葉を大切に、丁寧に扱うところが大好きで

 

聞いていたらうっとりしてしまう。

 

話せばきりが無いのでやめておくが、一つだけ話したい。

 

 

何年か前の映画、山田洋二監督の『東京家族』。

 

市原さんは、この作品に母親の役で出演するはずだった。

 

しかし腸閉塞を発症して降板、吉行和子さんが演じることになった。

 

このことが、今も残念だ。

 

 

なぜなら『東京家族』を土台にして

 

『家族はつらいよ』が同じ出演者でシリーズ化された。

 

寅さんが亡くなり、釣りバカ日誌のスーさんも他界した現在

 

山田監督の看板作品になっている。

 

市原さんが『東京家族』に出演していれば

 

『家族はつらいよ』にも繋がったはずなのは明らか。

 

 

市原さんなら、どんなお母さんを演じただろう。

 

彼女の演技に影響されて、ストーリーも変わっていたのではあるまいか。

 

ぜひ見たかった。

 

 

遅ればせながら、ご冥福をお祈りいたします。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気になるあいつ

2019年05月12日 11時19分49秒 | みりこんばばの時事

この人の顔を描いていて浮かんでくるのは

 

さらなる闇。

 

おお、いやだ。

 

以上。

 

 

 

…と、一回目のアップはこの短文で終えてしまった。

 

うちらがなんやかんや言ったって、どうにもならんじゃん…

 

そういう投げやりな気持ちにさせる雰囲気が、彼にはある。

 

 

私は反省した。

 

そして何か書き加えることにした。

 

私のようなしろうとが

 

実力的問題からお子様用の簡単お絵描きソフトしか使いこなせず

 

粗い画素で適当に描きなぐっておいて

 

えらそうに描いた後の感想をほざくのは身の細る思いだが…

 

思うだけで細りはしないが…

 

ともあれ我慢して聞いていただこう。

 

 

絵は簡単に描けた。

 

若い子は顔に陰影が少ないので早い。

 

鼻がほぼ理想形…

 

「漫画のイケメンヒーローの鼻を実写に近づけたらこうでしょ」

 

という明快な形状になっているので

 

特徴をつかむのに時間を割く必要が無かったのもある。

 

海の王子時代であれば、もう少しかかったかもしれない。

 

 

最も時間を要したのは、どの顔を描くか。

 

だってこの子、一人の時と、お母さんと一緒の時と

 

眞子様と一緒の時とで、それぞれ表情が違うんだもん。

 

どれも確かに同じ人で、見て流すだけならどうってことないけど

 

マジで描く気になって見たら、表情の異なりが大きい。

 

 

一人の時は、不遜な中年のおじさん。

 

お母さんと一緒の時は、背伸びしてる年下の亭主。

 

眞子様と一緒の時は、あどけなさが残る青年。

 

カメレオンみたいなんだもん…どれを描くか迷うってもんよ。



毒のある男ほど、良い面を見せるのがうまい。

 

こういう種類の男は、後を引く。

 

離れがたいものなのだ。

 

とはいえ唯一の幸運は、その思い込みが長期間続くことであろうか。

 

何年、あるいは何十年と続くなら、その間は幸福に浸れる。

 

 

「恋愛は続いているが、縁談は終っている」

 

私はそう思っている。

 

しかし楽観はできない。

 

就職しなくても生活できる裏技

 

女性宮家の創設というウルトラCがある。

 

彼が殿下だの圭様だのと呼ばれ

 

バルコニーから手を振るようなことになったら

 

もはや怪談である。

 

とりあえず女性宮家、反対。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地蔵ドレス

2019年05月08日 20時16分36秒 | みりこんばばの時事

 

私のような一介の田舎主婦が

 

ロングドレスを着用する機会なんて滅多とない。

 

紀元前に行われた自分の結婚披露宴以外では

 

仕事絡みで必要にかられ

 

ドレスコードがブラックタイとイブニングの夜間会合…

 

平たく言えばパーティーで、何度か着ただけである。

 

その都度ペラペラの安物を買い求めたのも一因か

 

どうあがいても女装の域でしかなかった。

 

 

その私がえらそうにドレスを語るなんざ

 

おこがましいにもほどがあるが、前回の記事のコメント欄で

 

しなもんさんのおっしゃった『地蔵ドレス』…

 

どなたのこととは言わないけども

 

ドレスを着たら地蔵という話題に大笑い。

 

そこでつい余計なことを話したくなり

 

コメント欄では長すぎるので、記事にした。

 

 

私にとって、地蔵ドレスは他人事ではない。

 

長年、あのおかたの装いに注目してきたのは

 

あのおかたと私に大きな共通点があるからだ。

 

あり得ないけど、もしも私が同じ装いをしたならば

 

間違いなく同じ形状になると断言できる。

 

 

大きな共通点、それは体型だ。

 

私は長身かつ肉厚、腰高でずん胴のいかり肩。

 

肉は豊富でありながら、そのくせ胸は貧相で

 

バストサイズの大半は広い背中と胸囲の幅。

 

そして太く短い首と、長い手足を持つ。

 

父譲りの私の体型は、つまりあのおかたと酷似しているのだ。

 

 

弁解がましいが、腰高というのは足が長いことである。

 

足が長いと言うと自慢に聞こえるかもしれないが

 

それは細い人に言ってくれ。

 

肉が付いていたら、やたらと長い大根でしかない。

 

 

そして足が長いということは、人体の構造上、肋骨と骨盤が近い。

 

肋骨が終わるとすぐ骨盤なので、くびれるスペースは取れない。

 

ウエストのくびれが無いので、結果的にずん胴ということになる。

 

 

腰高には、いかり肩がセットで付いてくる。

 

肩がいかっているため、首から肩にかけてのなだらかなカーブは存在せず

 

首は必然的に太くて短く見えることになる。

 

 

この肩と首にラウンドネック、つまり丸首のデザインは恐ろしく似合わない。

 

首から肩への曲線が無いので、必要以上に男っぽくなってしまう。

 

女らしい衣装であれば、なおのこと。

 

男の首と、女のデザインが真っ向から喧嘩する。

 

この体型で丸首の服を着たら、どんなに素敵なドレスでも

 

肌着姿のおっさんだ。

 

たまに街で見かける女装した男性に、どことなく違和感が漂うのは

 

体型を無視して、ひたすら憧れの衣服を選んでいるからである。

 

 

お地蔵様は、丸首のよだれかけみたいなのを掛けておられる。

 

その下は、スモックみたいな形状の長いドレス。

 

だからウエストが見当たらない。

 

つまり、ずん胴の体で丸首の衣装を着たら

 

巨大でかわいくない地蔵となるのは必然なのである。

 

 

この体型で太ってしまうと、さらなる不幸が訪れる。

 

大きい骨格に多少の肉が付くと、より大きく見えるからだ。

 

その大きさはふてぶてしい印象を与え、世間の目が厳しくなる。

 

同じように増量しても、小柄な人とは明らかに扱いが違う。

 

 

だからこの体型で、太ってはいけない。

 

太めの私が言うのもナンだが、身をもって体験してきた。

 

病気になっても同情はおろか、仮病と言われる…

 

遊んでいたら、すぐに怠け者と非難される…

 

きつい言葉をぶつけても、全然こたえないと思われる…

 

良いことは何もない。

 

損だ。

 

 

私はいつも願っている。

 

同じような体型のあのおかた…

 

体型のみ他人とは思えないあのおかたが

 

いつの日か、この体型唯一の長所である『着映え』を生かして

 

ため息の出るようなドレス姿を披露してくださる日を…。

 

 

ご清聴ありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落書き再開

2019年05月06日 09時38分07秒 | みりこんばばの時事

 

 

長かった連休が終わりますね。

 

楽しいお休みでしたか?

 

私は例年のごとくです。

 

例年のごとくとは

 

「わーい!連休、嬉しいな!」

 

で始まるものの、じきに男どもが家に居ることに気づき

 

家事に追われて休み明けを待ち焦がれるパターン。

 

 

さて、肩の調子がずいぶん良くなったので

 

お絵描きを再開させていただく運びとなりました。

 

肩に負担がかかりにくい方法を選んで

 

次男の元上司、パソコン通のヤマちゃんに

 

お絵描き環境を整備してもらったのですが

 

タブレットでのお絵描きから遠ざかること、多分5年。

 

手順がすっかり忘却の彼方だったのと

 

操作が複雑になっていたのとで、気分は浦島太郎。

 

 

苦節2日、どうにか絵が描けるようになったので

 

アップしてみました。

 

まだ使いこなせていませんが

 

微妙に似てない似顔絵や、イラストとは到底言えない落書きに

 

再びお付き合いいただければ幸いです。

 

 

描いていて思いました。

 

このおかた、美人です。

 

骨格がしっかりしていて、お顔のパーツが大きめの

 

俗に言う男顔ですが、美人は美人です。

 

楽しく描かせていただきました。

 


ところで、最初に何を描こうとしたと思います?

 

実は小室圭さん。

 

悪戦苦闘していたら、それを見た夫があきれて言いました。

 

「絵ぇ描きたい言うて、あんなに人を振り回しておいて

 

そいつか!」

 

その意見をもっともだと思った私は、モデルを変更したのでした。 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光りもの

2019年05月02日 21時32分09秒 | みりこんばばの時事

光りもの、好きなんです〜。

アジ、コハダ‥

違うって。

昨日、テレビで即位の礼を見て

豪華絢爛のティアラとネックレスにうっとりした話。

素晴らしい芸術品です。

 

《皇后の第一ティアラ》

 ①照憲皇太后(明治天皇の皇后)

 

②貞明皇太后(大正天皇の皇后)

 

③香淳皇太后(昭和天皇の皇后)

おまけ‥香淳皇太后のお若い頃。

おひな様のようで、大好きなお写真です。

ちょっと眞子様と似ていらっしゃいます。

 

 

④美智子上皇后

 

⑤そしてこのたび、雅子皇后に引き継がれました。

特大最上級のダイヤモンドを久しぶりに鑑賞できて、ああ眼福、眼福。

 

ご存知とは思いますが、ティアラの形は

受け継ぐ方々それぞれのサイズやお好みに合わされています。

デザインが違って見えるのは

大粒ダイヤに取り外しのできる星型のパーツを装着してあるからです。

 

香淳皇太后までは、髪を結い上げて頭頂部に載せるタイプでしたが

美智子様から、カチューシャのような横広がりの形になりました。

頭頂部でおまんじゅうを作る髪型がすたれたことも一因でしょうが

日本にあって西洋に無いもの‥お辞儀も関係しているのではないでしょうか。

避けて通れないお辞儀をするために

より安定性の高い形状が求められたのかもしれません。

 

頸椎の痛みという理由で、美智子様がティアラをお付けにならなくなって

長い年月が経ちました。

確かに痛みもおありとは存じますが、ティアラは髪の毛で留めます。

お年を召すと髪の毛が衰退するので

ティアラを支えにくくなられたのかも‥などと

やんごとなき世界の厳しさに想いを馳せる私でございます。

な〜んて、えらそうにごめんなさいね。

 

 

《皇太子妃の第一ティアラ》

①美智子上皇后

 

②雅子皇后

 

③そしてこのたび、紀子皇嗣妃に引き継がれました。

これは嬉しいサプライズ。

このティアラとネックレスも、15年ぶりに拝見できました。

紀子様がこれを付けられたら、さぞやお美しいだろうと

以前から想像していたので、見た時はとても感動したものです。

名実共に、皇位継承権第一位の妃である証しと受け取りました。

 

個人的見解ですが、このティアラのデザインは

『アラベスク(唐草模様)』がモチーフではないかと思います。

唐草模様は、コントに出てくる泥棒がかつぐ風呂敷の柄として

ポピュラーですが、本来の意味は『永遠の愛』。

縁起の良い柄として、昔はよくエンゲージリングに彫刻してありました。

 

美しいものを拝見して、幸せな令和初日の私でしたが

実は毛虫に刺されて気もそぞろ。

ダイヤモンドより、毛虫がお似合いのみりこんでした。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新元号

2019年04月02日 07時42分17秒 | みりこんばばの時事

gooブログがリニューアル中で、戸惑うことが多い。

今までさんざん楽しませてもらっておいてナンだが

特に入力機能が過敏になったのがこたえている。

 

ひとたび文字を打ち間違えたら最後、変換予測として記事に祟り続け

執拗に追いかけられる。

それを解消するために、せっせと一文字ずつ消す作業が必要になる。

手間が増えただけならまだしも、iPadとの相性が良くないのか

指の接触の仕方がちょっと気に入らないと、すぐ画面が真っ白になり

「問題が起きたため、このWebページを再度読み込みます」

の一文が登場。

 

さっき書いた記事は煙のごとくかき消えており

「自動保存されたデータが存在します」という文が出てくる。

復元してやってもいいような口ぶり。

ええ、復元していただけるなら、そりゃありがたいですよ‥

お願いしますよ‥

で、さらに一手間。

この機能は以前からあったが

こんなにしょっちゅう起きることは無かった。

親切なのか意地悪なのか、わからん。

 

ということで、記事がものすごく書きづらくなった。

そこで練習のつもりで、触れるつもりの無かった元号について

書いてみようと思う。

 

 

何で触れるつもりが無かったって?

天皇陛下が崩御された悲しみの中で、国民が最初に触れる新たな希望‥

私にとって元号は、そんな印象が強い。

よって生前退位となると、茫洋と霧がかかっているような感じがして

今ひとつピンとこないからだ。

 

それでも昨日の午前11時半、義母ヨシコと二人でテレビの前に座り

元号が発表される瞬間を見届けることにした。

次に元号が変わる時、おそらくヨシコはいない。

いないと思いたい‥いたら怖い。

そこで「前回の元号発表の時はヨシコと見たっけ‥」

と思い出す予定にしておきたいではないか。

 

やがて発表された元号は、『令和』。

拍子抜けするくらいさっぱりして、今ふうな響き。

日本人はRの発音を好む。

Rが付いていれば、何やら素敵に感じる性質がある。

ずっと以前にも書いたが、車の名前にはR、つまりラ行がよく使われる。

ラ行の字が入った車は売れ行きがいいという統計が、ちゃんとあるのだ。

 

日本人の好きなラ行を使って、すんなりと受け入れられるよう

配慮したのかな?と深読みを楽しむ。

すんなりと受け入れてもらいたいのは元号だけでなく

生前退位というイレギュラーも含まれていることだろう。

 

この元号は、日本の万葉集にある序文を参考にしたという。

元号は今までに285個あるそうだが、全て中国の古書からの出典。

日本独自の文献から出典されたのは、今回が初めてだそうだ。

日本が、やっと一人歩きを始めたような気持ちがした。

日本人が好む新感覚のラ行を使い

平和と似た、れいわという発音にし

昭和と平成の掛け合わせを連想させるニュアンスを取り入れて

あんまり評判のよろしくない次代のお二方を

少しでも盛り上げようとする努力も感じた。

 

余談になるが、約30年前。

昭和から平成に変わった翌年のことである。

平成の元号を印刷した年賀状を送ったところ

“見えるおかた”が手紙をくれた。

「霊が見える」などと吹聴して、周りの気を引こうとする類いではない。

本業は別にあるが、テレビ番組などのネーミングを考えたりもする人なので

インスピレーションにそこそこの信用性はあると思う。

 

「平成というのは、大変縁起の悪い元号です。

信じ難いような災いが次々と起こるのを危惧しています。

あなたも気をつけて、年賀状を始め書類などにも

極力使わないように心がけてください」

手紙には、そう書いてあった。

 

私は平成という元号に、穏やかで良さげな印象を持っていたので

「大変縁起の悪い元号」と断言してあったのに驚いたものだ。

しかし30年を振り返って、その通りだったな‥と思う。

今度の元号はどうなのか、その人にたずねたいけど

もう亡くなってしまった。

 

令和が皆さまにとって良い時代となりますように!

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする