かつて三菱地所がニューヨークにある‘ロックフェラー・ビル’を買収したことを知ったとき、アメリカ人の心境を慮って‘そんなことをしていいのだろうか’と思った記憶がある。
懸念したとおり、その買収劇は、ビルを活かすことも無いうちに、お粗末な結果に終わった。アメリカは法律までも変えて、三菱地所側が持ちきれない状況に追いやって、結局2年ほどで元の持ち主に買い戻された。
さて、この話を思い出したのは、週刊NY生活今週号の記事を見たときだった。
《ユニクロ 地下鉄 アド・ジャック》
見出しの脇に写真が掲載されている。
地下鉄‘グランドセントラル・シャトル’の車体が、黄色・オレンジ等々の暖色系ユニクロ広告にすっぽり包まれているのだ。
更に記事を読むと外側だけでなく、車内も座席全体にもユニクロカラーが施されているのだという。走行期間は、11月1日から30日までの一ヵ月間。
「元気な企業は元気なんだなぁ~!」
国を象徴するビルを買収したわけでは無いから、アメリカ人の反感はないと思う。
その記事内に、地下鉄に乗った日本人の感想は書かれていなかったが、もし私がその広告に出くわしたら、多分心がふわっとあったかくなると思う。
でもJRの車体に、外国企業の広告が描かれたら、どんな印象を持つだろうか。
懸念したとおり、その買収劇は、ビルを活かすことも無いうちに、お粗末な結果に終わった。アメリカは法律までも変えて、三菱地所側が持ちきれない状況に追いやって、結局2年ほどで元の持ち主に買い戻された。
さて、この話を思い出したのは、週刊NY生活今週号の記事を見たときだった。
《ユニクロ 地下鉄 アド・ジャック》
見出しの脇に写真が掲載されている。
地下鉄‘グランドセントラル・シャトル’の車体が、黄色・オレンジ等々の暖色系ユニクロ広告にすっぽり包まれているのだ。
更に記事を読むと外側だけでなく、車内も座席全体にもユニクロカラーが施されているのだという。走行期間は、11月1日から30日までの一ヵ月間。
「元気な企業は元気なんだなぁ~!」
国を象徴するビルを買収したわけでは無いから、アメリカ人の反感はないと思う。
その記事内に、地下鉄に乗った日本人の感想は書かれていなかったが、もし私がその広告に出くわしたら、多分心がふわっとあったかくなると思う。
でもJRの車体に、外国企業の広告が描かれたら、どんな印象を持つだろうか。