羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操とダンス・ステップ

2024年05月30日 09時12分12秒 | Weblog
今週末の朝日カルチャー「野口体操講座」の準備を始めた。
テーマ:「野口体操の中にダンス・ステップが導入されているわけ」

江口隆哉のドイツ留学にさかのぼって
1931(昭和6)年12月渡独
日本郵船諏訪丸に乗船し45日間の航海
乗り合わせていた陸海軍の将校40名+随行員に、江口氏が社交ダンスを指導。
すでにプロのダンサーであった。
詳細は省くが、当時のドイツでは舞踊体操が盛んに行われていた。
マリー・ヴィグマンに「ノイエ・タンツ」を学ぶ。
1933(昭和8)年帰国。

野口三千三は、敗戦後昭和21年から江口氏の舞踊研究所に入門。
ダンスの基礎から創作ダンスを徹底的に学んだ。
野口は『学校に於ける舞踊』江口著を理論面からサポート。

野口体操になぜ、ダンス・ステップが導入されたのか、19世紀末から20世紀のドイツのダンス・体操の事情。
そして、昭和一桁に江口氏が学び調査したドイツの「舞踊体操」の話をする予定。

戦時中から敗戦後の日本の体育教育の中のダンスについて話したい、と思っている。

野口に習ったダンス・ステップもいくつか実践していただく、つもり!
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