羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

NHK「ひるブラ」で発見

2013年10月08日 12時47分47秒 | Weblog
 のどの渇きを覚えて、階下におりた。
 白湯を口に含みながら、ついているテレビ画面を見るとはなしに見ていた。
 異国情緒ただよう函館からのリポートのようだ。
 洋館の建物をいくつか紹介し、最後に明治の開国富豪「相馬邸」を案内する。
「ウランガラスじゃない!」
 和室ばかりの邸内に、外国人をもてなすための洋室があった。
 リポーターはガラス製のドアノブに注目するように促す。
 ブラックライトが用意されていて、それをつけるとドアノブは鮮やかな緑色に輝いた。
《特殊な材料を入れてつくられたガラス》
 お茶を濁した言い方だった。日本でも明治期にウランガラスがつくられていたことがわかった瞬間だ。
 多分「ウラン」という言葉をいいたくなかったんだろうなぁ~、NHKとしては、と思いつつ見ていた。

 明治の改革、明治維新はとてつもないことをやり遂げた。東アジアの奇蹟だ。
 ドアノブまでも、西洋を取り入れた日本人がいたわけだ。もしかして江戸期のガラス製造にも、着色剤として使われていたのかもしれない?

 因みに、相馬がどのくらい富豪だったのかを証明するために、当時の“所得番付”なるものを見せていた。
 横綱、大関、といった前方には、岩崎、三井、野村、松下、大林……といった名前が映っていた。その後の方に相馬があった。
 なるほど、その時代なのか!

 あぁ~、出かけなくちゃ。
 このつづきはまた後ほど。

コメント
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