今回、東電が実施に踏み切った「計画停電(輪番停電)」の情報が、つかみにくかった。東電への電話は常にお話中で、つながらない。ホームページも見づらかった。そのうちにテレビを通して、東京の場合は区・市役所のホームページを閲覧するのがよい事を知った。
その他にも、kantei_saigai という首相官邸の災害情報Twitterや原子力関係のホームページ等々のアドレスを知って「お気に入り」設定を行った。
他にもメールで確実な情報を寄せてくださる方があって、大変ありがたい。
サジさんの「芭瑠庵」では、
[SAVE JAPAN]という名称の一括して災害関連情報が得られるサイトがリンクされていた。リンクを張る事をおすすめします。
さて、ここからが本題。
私の周りには、幸いな事にインターネットを使いこなせる中高年が多い。それぞれが情報を自分なりに探り当てて、皆の動揺を防ぐべく情報発信をしてくれている。
そうした人のつながりがある人は恵まれているのだけれど、情報の孤島に暮らすお年寄り・ITの世界に疎い方々もたくさんいらっしゃる。
そうした方々を想像しながら日常を送る意識を持つ事が大切だ、思うようになった。
そうした思いを抱いたきっかけは、震災に関する町内会の回覧だった。
まわしていく範囲のなかに、アパートやワンルームマンションに暮らす個々の人は入っていない。そして、回覧にかかれている内容は、十分とはいえないものだ。
正確、必要な情報をどのように得ることができるのか。東京の人間が食料やガソリンや灯油等々を買い占めに走るより、きちんとした正確な情報を得たら、それを得られないでいる人に分けてあげる心意気を持ちたい、と思う。
最も大切なことは、いたずらに不安をあおるような発信だけは慎みたい。善意のつもりが意識と裏腹にとんでもない行動を招く事にもなりかねないのだから。
情報弱者の方々への思いやりと情報の信憑性をしっかり見据える心のゆとりが、今は肝要!