羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

はじめての本の自炊

2011年02月16日 14時42分23秒 | Weblog
 とうとう、やってしもうた。
 本や雑誌を裁断することに、ものすごく抵抗があった。が、本日、その気になって、腹をくくって、まず、『岩波 図書』2003年6月号 齋藤孝さんと私の対談「身体とのコミュニケーション」から試してみた。
 どきどきハラハラしながら、手動断裁機で雑誌をカットした。それをスキャンしたものをパソコンに取り込み、MobileMeでiPadに送信したものを、iBooksの本棚におさめた。

 それから一息入れて、次は『マッサージから始める野口体操』を自炊した。
 ある方に差し上げようとした時に、名前を間違えて書き損じた本があった。それを断裁機にかけた。バラバラになったものをスキャンし、今度はiMacのなかでiTunesに転送し、そこからiPadへ同期した。
 
 全体を20頁平均で、11本に分けた。
 難しかったのは、ばらばらに入った本棚の並べ替え方法がわからなくてテクニカルサポートに電話をした。
 ところが担当者の説明が悪く、なかなか作業がうまくいかなかった。悪戦苦闘の末に、移動したい本のマークを長押しすればよいということに気づいて、軽々と移動ができるのでありました! (あ~ぁ、ため息!)

 そして、付箋をつけた頁をすぐに開ける方法にも気づいて、とにもかくにも使えるようになった。
 何時間かかったのだろう。
 今しがたやったことを、次回に迷わないようにメモをしたところだ。目の前に貼ろうと思っている。
 
 かくして「野口体操バイブル」づくりは、始まったばかりである。
 本+写真+映像+音声のみの記録、等々、なんでもござれの文明の利器。
 ハードはMacintoshだが、おさめられている内容は、独自である。
「野口ワールド」の文化が入っている一枚のPadを持ち歩くことができるのは、今のところ新鮮な驚きであり、感動である!
 知る人ぞ知る野口体操資料、日本土着の身体文化資料が、自分の手の中におさめられる感動である。
 
 今日はいろいろと手こずって、ちょっとした失敗もあったが、これで覚えるのであると思いきや、すぐやり方を忘れてしまうのが、ちょっと悲しいのよね~!
コメント
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