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羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

携帯シンドロームにご注意!!

2010年12月06日 19時17分44秒 | Weblog
 日曜日の昼さがり。
 電車のドア脇に立っている若い女性が目に入ってきた。
 背中には管楽器らしきものを背負っている。耳にはiPodのイヤホーンが差し込まれ、音楽を聞いているらしいことが傍目にもわかる。そして、片手にiPhoneを持ちながら親指を器用に使ってメールを打っているらしい。なんと親指の動きの素早いことといったらない。

 そして本日。
 御茶ノ水から乗った電車では、男性二人の中に腰掛けた。
 右となりは30代とお見受けした。ドコモの携帯でメールを夢中で打っている。昨日の若い女性ほど速さはないが、それでもかなりのスピードである。
 左となりは初老の男性。こちらはメールを読んでいるが、とても小さな文字だった。さすがに目から携帯までの距離が相当に離れていた。老眼であることがはっきりわかる。そのとき電話が鳴った。立ち上がってなにやら会話をかわしすぐに腰をおろした。

 こうした風景は当たり前の日常となった。そしてスマートフォンが増えてきた。
 私がiPhoneをもったときには、この機種を見かけることはほとんどなかった。時々気障なおじさんがこれ見よがしに使っている姿が鼻についた。
 それが今年になってから急に増えたこともあって、もう目障りでもなんでもなくなった。
 
 電車のなかは老若男女を問わず、携帯空間である。
 電源を切るように指定されている‘思いやり席’に座っている高齢者が携帯を見ているのだから、禁止したって無理だ。

 あれよあれよ、という間に、普及してして、出先まで追っかけてくる電話やメール。
 いやはや、目の疲れ、うつむき姿勢の肩こり、親指腱鞘炎になりませんように、と祈る車中での私。
 我ながら、お節介この上ない!昨今である。
コメント
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