羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

体操の授業

2009年10月20日 08時07分27秒 | Weblog
 とりわけ十月、十一月は、授業に専念する月だ。
 十二月も同様なのだが、そこまで来ると道筋がつけられて、お互いに楽になる。
 今年の後期は、‘初心忘するべからず’、野口体操の原点に立った授業内容にしている。
 
 まず動きにおけるテーマを三点に絞り込んだ。

1、柔らかさ……関節可動域の広さと動きの自由度の高さを約束する伸縮力。
2、力強さ ……筋肉の量的に大きい収縮力。
3、速さ  ……素早く力を解く解緊力。

 実際の動きのなかで、野口体操(視点)ではこれらのテーマをどのように捉えているかを体験する。
 最終的には、‘伸縮力’と‘収縮力’と‘解緊’の三つ巴感覚が、丸ごとのからだのなかでどのように活かされるかがテーマだと言えるかもしれない。
 ここを踏まえて、十一月は新しい展開を考えている。
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