羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

馬の整体師が放つオーラ

2009年10月09日 18時49分25秒 | Weblog
 数日前のニュース。
 片づけをしながら、ちらりちらりと見ていたので、正確な記憶はない。
 しかし、馬の整体治療師の女性が放つオーラは、只者ではなかった。
「失礼、痛かったわね」
 などと非常に丁寧な物言いで馬に本心から誤っている。
 そうかと思うと、首を抱きかかえて左方向に静かに丁寧に曲げながら、内部を探っている。その時の馬の表情はまさに陶酔。
 競走馬に施される整体があったことに驚いたが、それ以上にテレビのインタビューに答える女性が醸しだす雰囲気を見ていると、馬にとって彼女の手は‘神の手’以外の何者でもないと思えてきた。

 画面を通してでも伝わる情熱的なまなざし、一つひとつのことばから感じ取れる愛情といたわり。
 彼女がそばに立っただけで整体を受ける馬は、精神安定を得ること間違いないオーラが伝わってきた。

 馬と人間の交流は、美しい画面として映し出されていた。
 ぜひ、もう一度放送してほしい。
 局はNHKでした。
コメント (2)
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