ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万4046人。死者数6899人

2022-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月16日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は974046人になりました。1日の新規感染者数は840人です。やや減りましたが新規検査数はやや減って11162件です。

 死者数は6899人です。

 966629人が回復しました。

 1302万件を超える検査数となりました。

2022年4月16日。ウクライナ侵攻から52日目

2022-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月16日。ミンスクは雨が降ったりやんだり不安定な天気が続いています。

 ウクライナが身柄拘束し、捕虜との交換を提案していたメドベチュク氏について、その妻が、別の提案をしました。ロシアの特殊作戦部隊がウクライナのために戦った2人のイギリス人特殊部隊員を捕らえたので、その2人とメドベチュク氏を交換するよう、イギリス人の家族にメドベチュク氏がビデオメッセージで提案。
 メドベチュク氏の妻は、交換するようウクライナ政府にイギリスから交渉するよう頼んだようです。
 その後、ロシア外務省報道官は、そのような交換が実際行われていることを確認し、イギリス政府が急ぎ対応するよう提案しました。


 キーウ郊外で砲撃が起こり、軍需工場などが破壊されました。この軍需工場で製造されたミサイルが、巡洋艦船モスクワを撃沈させたそうです。


 ウクライナ大統領は、マリウポリへのロシア軍による壊滅的被害のため、ウクライナとロシアの停戦交渉が完全に停止する可能性についてロシア側に警告しました。
 「ウクライナ軍の兵士が全滅させられれば、いかなる交渉も終止符が打たれるだろう」
 またマリウポリの被害はボロディアンカの10倍であり、人道無視の攻撃を受けてることもあるとしています。
 つまり停戦交渉する気力が失せてきていて、停戦への道筋を探るどころか、逆にそんなのウクライナ側からかなぐり捨てて、徹底的に戦うほうがいい・・・という気力のほうが湧いてきている、ということです。
 停戦交渉は暗礁に乗り上げています。


 ロシア外務省は今日、イギリスの首相や外相を含む主要閣僚ら計13人にロシア入国を禁止する制裁を科したと発表しました。
 イギリスはこれまでにロシアの大統領や外相の資産凍結、首相や国防相らの入国を禁止するなどの制裁を科しているため、それに対する報復措置と見られます。


 今日から、一ヶ月の期間限定でリトアニアとラトビアからのビザなし入国をベラルーシ政府が認めたところ、今日だけで600人の入国があったそうです。


 今日、ハティニを訪問したベラルーシ大統領はベラルーシ国内における西側外交官の活動はファシズムを想起すると発言しました。


 イタリアは明日から国内の港でのロシア船舶の受け入れを停止します。

 西側提供の武器を搭載したウクライナ軍機をオデーサ近郊でロシア軍が撃墜したとロシア国防省が発表しました。

 ウクライナ大統領はCNNの単独インタビューに応じ、ロシア大統領はウクライナ国民の人命を尊重していないため、核兵器もしくは化学兵器の使用に踏み切る可能性があると述べました。
 さらに「私だけでなく全世界が懸念する必要がある。本当の情報ではない可能性があるが、真実の可能性もあるからだ。ロシアは化学兵器を使う可能性がある。彼らにとって人々の命など何でもない。恐れるべきではないが、備えをする必要がある。ただ、これはウクライナだけでなく、全世界の問題だと思う。」とも述べました。
 平凡な市民自身は何ができるでしょうか。

 他にもウクライナ当局者の見方として、約2500~3000人のウクライナ兵が死亡したのに対し、ロシア兵の死者数は1万9000~2万人に上ると指摘しました。
 ウクライナ兵の負傷者数は約1万人。
 民間人の死傷者数については数値化が難しいそうです。