ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

スベトラゴルスク中央児童図書館で新美南吉の紹介イベント(4)追加情報あります

2017-12-22 |   新美南吉
 スベトラゴルスクの子どもたちが演じてくれた「二匹の蛙」の一コマです。
 緑のかえると黄色のかえるはすぐに分かりますが、右端の子どもはナレーターで、水色のドレスの子どもは「季節の妖精」だそうです。雪を降らしてくれます。(他にも『池』の係の子どもが2人いますがここには映っていません。)
 一生懸命努力した跡が見られました。ありがとう、みんな!
 
 これからも日本のお話を読んでください。スベトラゴルスク中央児童図書館に行けば、日本のことは何でも分かりますよ。(^^)
 今後もスベトラゴルスクの図書館とは協力関係を続けていきたいと改めて思いました。

 
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 追加情報です。
 新美南吉記念館のごん吉くんフェイスブックで、今回のイベントのようすが紹介されました。
 リンク先はこちらです。
 こちらのほうが画像の画質がいいです。(^^)
 ごん吉くんからはほめられるし、ベラルーシの子どももうれしいですよ。
 
 

 
 

スベトラゴルスク中央児童図書館で新美南吉の紹介イベント(3)

2017-12-22 |   新美南吉
 画像は記念撮影した様子です。首からメダル(ちゃんとごん狐のイラストが印刷されています。)をぶら下げているのは、絵のコンクールで1位から3位に入った子どもたちです。
 他にも「二匹の蛙」の劇に出た子どもたちが写っていますね。


新美南吉ロシア語訳童話集「ごんぎつね」を出版、そしてスベトラゴルスクの図書館に寄贈して本当によかったです。

 この図書館には新しく日本に関する書籍、展示品など寄贈しました。
 「おりづるの旅」ロシア語版も寄贈しましたが、きっと活用してくれるでしょう。
 

スベトラゴルスク中央児童図書館で新美南吉の紹介イベント(2)

2017-12-22 |   新美南吉
 この画像が「ごんぎつね」と「二匹の蛙」を読んで子どもたちが描いた感想文代わりの絵です。
 コンクール形式で、「ごんぎつね」部門と「二匹の蛙」部門で、それぞれ1位から3位までを決定。審査員はスベトラゴルスク中央児童図書館の館員さんたち。
 見ていて本当に楽しくなってくる作品ばかりでした。
 お願いして順位に関係なく、私の独断で数枚選び、イベント終了後持って帰りました。
 これも新美南吉記念館に寄贈する予定です。

スベトラゴルスク中央児童図書館で新美南吉の紹介イベント(1)

2017-12-22 |   新美南吉
 スベトラゴルスク中央児童図書館内の日本コーナー開設10周年記念と同じく、日本の児童文学作家、新美南吉の紹介も行われました。
 ふつう日本人である私が、「新美南吉とはどんな作家なのか。どんな作品を書いたのか。ベラルーシのみんなも読んでね。」と紹介する立場にあるのに、私は何もしませんでした。
 図書館員さんがちゃんと全てしてくれました。

 新美南吉を紹介するスライド、前もって小学生に読んでもらって感想を絵に描いてもらい、コンテストまでして、今日はその結果発表そして賞品の授与。私は賞品を渡す役。さらには「二匹の蛙」を子どもたちが劇にまでしてくれました。(ビデオに撮ったので、新美南吉記念館に送ります。)

 ありがとう、図書館員さん! ありがとう、スベトラゴルスクの子どもたち! ありがとう、小学校の先生!(感涙)
 本当に感動しました。
 
 

スベトラゴルスク中央児童図書館日本コーナー10周年(3)

2017-12-22 | 日本文化情報センター
 こちらは書籍コーナーです。実際にはこの画像1枚には収まりきれないほどの数の日本関連書籍が所有されています。
 ここまで来るとベラルーシでも有数ですね。
 こう言っては何ですが、ベラルーシの大都市でもない地方都市がこれだけ日本文化の情報を児童図書館内に所有しているのは、貴重なことだと思います。日本人として本当に感謝します。

スベトラゴルスク中央児童図書館日本コーナー10周年(2)

2017-12-22 | 日本文化情報センター
 日本文化コーナーの展示ケースに収められいる展示品も増えました。チロ基金から寄贈したものもたくさんありますが、このスベトラゴルスク中央児童図書館が地道に集めたものもあり、まさにコレクションです。

 ちなみに浴衣の横のチャイナドレスですが・・・
「日本人からの寄贈だった。」
と館長は私に話していました。図書館員さんの一人は、
「こういう帯のついていない着物って、現代風着物ってネットで紹介されていました。」
と私に言っていましたが・・・
 一応私からは「チャイナドレスは着物の一種ではない。」
と答えておきましたが、みんな悩んでいました・・・。

スベトラゴルスク中央児童図書館日本コーナー10周年(1)

2017-12-22 | 日本文化情報センター
 ベラルーシにある地方都市スベトラゴルスク市勇往児童図書館内には日本を紹介するコーナー「さくらの咲く国」があります。
 今年このコーナーが開設されてから10周年となり、その記念式典に招待されて、12月22日スベトラゴルスクに行ってきました。

 スベトラゴルスクでは2006年に茶の湯を紹介したり、長いお付き合いです。
 10年前の開設の様子はこちらをご覧ください。

 そもそもは1998年に「ノンちゃん雲に乗る」(石井桃子作、三浦みどり訳)のロシア語版を寄贈したことから始まったのですが、リュドミーラ館長の情熱のおかげで、このようなすばらしい活動がスベトラゴルスクで続けることができたと思います。

 
 画像は館長さんの挨拶の様子。(後ろのチャイナドレスが気になりますが・・・)

ベラルーシの子どもたちが描いた広島の絵についてまとめと続報です

2017-12-16 |   おりづるの旅
 チロ基金の活動「戦争と平和の絵本と子どもたちの絵」プロジェクトについてです。
 チロ基金はベラルーシの子どもたちが描いた作品を日本へ郵送するための送料を支援しました。 

2017年4月に以下の記事を投稿しました。
中国新聞紙上でベラルーシの子どもたちが描いた絵が紹介されました

 その後、この記事はロシア語に翻訳され、現在ネット上で読むことができます。
 リンク先はこちらです。

 これでベラルーシの人々にもこの記事を広く読んでもらえますね。

 また朝日新聞でも紹介されました。
「さだこの折り鶴」世界で共感 子どもの絵、作家に届く (2017年7月12日付)

 ロシア語に翻訳された二冊の絵本から、どんどん平和の輪が広がっていくようで、本当にすばらしいことだと思います。
 関係者の皆様、本当にありがとうございます。


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 ベラルーシの子どもたちの作品の展覧会についてはこちらをご覧ください。

7/13(木)〜「さだこ・おりづる」の旅/児童画・写真展@中部ガス名豊ギャラリー

 また展覧会についての報道についてもリンク先を貼っておきます。

 2017年7月14日付東日新聞
 きっかけは一冊の絵本
世界に届いた〈さだこ・おりづる〉の旅 児童画・写真展/豊橋で作品展と読み聞かせ


 2017年7月16日付 東愛知新聞
 世界から折鶴の思い

(2017年7月15日付 中日新聞にも掲載されました。しかし電子版はないので、リンクが貼れません。)


 2017年10月に愛知県新城市で開催された絵本「おりづるの旅」児童画・写真展について新聞等に掲載されましたので、リンク先をお知らせいたします。

 2017年10月8日付東日新聞
新城市つくで交流館で開催 絵本「おりづるの旅」児童画・写真展

 2017年12月「おりづるの旅」作者うみのしほさんが豊橋市立八町小学校で行った特別授業でも作品が展示されました。