ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

アレクシエービッチの日本語訳を出版した群像社

2015-10-24 | 日本文化情報センター
 今年のノーベル文学賞アレクシエービッチの日本語訳の作品、3作を出版していた群像社に関するニュースです。


ノーベル賞作家を発掘した「たったひとり」の出版社がスゴい


 これを読んで「・・・。」と私はなりました。
 このサイトでいろんな方のコメントが紹介されていますが、全ての意見に頷いてしまいました・・・。
 じゃあ、どこの出版社がアレクシエービッチの日本語訳の作品をこれから出版するのでしょう?

 こうなったら、早く読みたい人は図書館で借りるしか・・・あ、それも順番待ちになっている可能性が高いですね。

 ちなみにベラルーシ国立図書館にはアレクシエービッチの全著作のほか、英語版やドイツ語版などもそろっていますが、日本語版はないそうです。

 日本語版は4作品(「ボタン穴から見た戦争」「戦争は女の顔をしていない」「アフガン帰還兵の証言」「チェルノブイリの祈り」)だけでしたら、弊センターが所蔵していますので、在ベラルーシ邦人の方でご希望の方には貸し出ししております。 

マクシム・バフダノヴィチ記念館での短歌の夕べ

2015-10-23 | ベラルーシ文化

 10月23日マクシム・バフダノヴィチ記念館で行われた「短歌の夕べ」に参加しました。

 記念館のサイトはこちら
 画像もこのサイトからの引用です。
 すごく和風のデザインにしていますねえ。記念館の人がんばっていますよ。
 ここで私は3年前に翻訳したバフダノヴィチの短歌4首の日本語訳を朗読しました。
 この4首の短歌の日本語訳についてはこちらで読むことができます。
 
 私のほかにもベラルーシの詩人で「短歌」や「俳句」をベラルーシ語で書いている方々が登場し、自作を朗読しました。
 年代はさまざま。くすっと笑える作品や「スマートフォン」という言葉が出てくる短歌などいろんな作品がありました。

 1人の詩人の方は「俳句はミニマリズム」と表現。そして「本当の俳句は日本人にしか書けない。」と持論を発言。
 私はそんなことないと思うけど・・・と思いましたが。
 確かに外国語で5・7・5・・・で字数をそろえた詩を作るのは不可能なのですが、日本文化である俳句や短歌とベラルーシ語の融合という文学的な実験をするのは意味があると思います。
 新しい形の文学がそこから生まれるかもしれないし・・・と思いました。

 でも日本の文化にベラルーシ文学者が関心を持ち続けてくれているのはうれしいことですね。


 


ベラルーシの保養所の数

2015-10-17 | 放射能関連情報
 今放射能関連のテーマについて原稿執筆中なのです。
 ベラルーシでの取り組みについて書いてくださいと頼まれたのですが、その中で保養について取り上げようと思いました。
 ベラルーシ人はよく保養施設に長期滞在するなど書いていたのですが、
「そういや、ベラルーシに保養施設っていくつぐらいあるんだろう・・・?」
とふと思いました。
 調べてみると、分かっただけで約700施設あることが分かりましたが、これでも完全に網羅した数ではないです。
 でもとりあえず700施設ちょうどあるとして計算したら、およそベラルーシの国民1万3000人に1施設あることになります。

 でも保養施設って言っても大小さまざまあるわけだし、収容人数ってどうなっているんだろう? とまた次の疑問がわき、調べることにしました。
 (ベラルーシってこういう数字データを一般人、つまり専門外の人に公開していないことが多いので、調べるの大変。)

 その結果、収容人数を公開している26保養施設を何とか発見。あくまでその平均ですが、1施設につき約280人の収容人数を誇ることが分かりました。
 国民46人につき1ベッドあるという状態です。保養期間を平均1回14日間とすると1年間に1つのベッドを26人がローテーションで使えます。
 ということは、ベラルーシ国民全員が1年に1回は無理としても、2年に1回は14日間の保養の機会に恵まれるという計算になります。

 あくまで単純計算ですがベラルーシ、すごい。保養大国ですよ。
 日本でも内部被爆に対応したプログラムを用意した保養プロジェクトを増やしてほしいです・・・
 でも日本人は仕事が忙しすぎて、場所より時間の確保のほうに問題があるかもしれませんね。
 

アレクシエービッチの作品をベラルーシの高校生が勉強することになりました

2015-10-16 | ベラルーシ文化
 ノーベル文学賞をスベトラーナ・アレクシエービッチが受賞したことを受けて、ベラルーシでは10年生と11年生(日本高校の1年生と2年生に当たります。)の国語(厳密には「ロシア文学」)の教科書で取り上げられることにベラルーシ教育省が発表しました。

 「チェルノブイリの祈り」と「アフガン帰還兵の証言」の2作品ですが、教育省は彼女の作品の内容は重いので、小学生(1年生から4年生まで)には勧められないとしています。
 ちなみにアレクシエービッチの作品は以前にもベラルーシの教科書に載っていましたが、2000年代初めに教科書から姿を消して学習要綱の対象にはならないままでした。
 やっぱりノーベル賞ってすごいですね。がらっと状況が変わりましたね。書店でも飛ぶように売れているそうです。日本と同じくベラルーシでも本離れ、読書離れが進んでいるのですが、これも変わるかもしれません。

 自分の国が輩出したノーベル賞作家の作品を読んだことがないというのは、ちょっと恥ずかしいことかも・・・10年生と11年生は義務教育ではありませんが、これからのベラルーシ人の常識は「アレクシエービッチを読んだことがある」かもしれません。
 

チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第184回」

2015-10-15 |   ビタペクト配布活動
 10月15日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第184回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はセルロースを5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2365個、セルロースの合計は51個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2110部となりました。
 今回で通算199回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2365人の子どもにビタペクトを、約42人の子どもにセルロースを、2110家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42

(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


 現在ビタペクト3の在庫がなくなり、セルロース(1個で2人分)で補うことになりました。

 チロ基金は以前にもビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a


 今回は2家族がゴメリ州クリフスク(チェルノブイリ原発から約140キロ)からSOS子ども村に保養滞在していました。

(家族A)
 
 お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。この家族には4人の子どもに2個のセルロースを渡しました。 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。

母親(事故発生時13歳) 15ベクレル
長女(16歳) 21ベクレル △
次女(13歳) 34ベクレル △
三女(12歳) 45ベクレル △
女子(15歳) 15ベクレル
女子(13歳)  9ベクレル
男子(11歳) 30ベクレル △
女子(11歳)  9ベクレル 

 11歳の男の子と女の子は親戚です。
 子どもたちの健康状態についてお母さんに話を聞きました。
 13歳の次女は数年前から背中や足の関節痛に悩まされています。痛みがひどく入院したこともあります。しかし今は塗り薬を塗るだけで、医者からは特別な治療は受けていないそうです。
 他の子どもたちは比較的健康ということでした。


(家族B)

 お母さんが3人の実子と4人の子どもを引率していました。このうち6人の子どもに3個のセルロースを渡しました。それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。△印の子どもにセルロースを2人に1個渡しました。

母親(事故発生時8歳)30ベクレル
長女(10歳)30ベクレル △ 
長男(12歳)39ベクレル △ 
男子(13歳)37ベクレル △
女子 (9歳)37ベクレル △
女子 (7歳)23ベクレル △
女子 (7歳)27ベクレル △

 7才の女の子2人は双子です。
 この家族にはさらに1歳未満の赤ちゃんがいるのですが、小さすぎて測定はできませんでした。
 しかもそお赤ちゃんが泣き始めたので、お母さんが外に連れ出してしまい、お母さんとゆくり話をすることができませんでした。
 ただ長女が車椅子に乗っていて、長男がそれをずっと押していたので、長女の障害については話が聞けました。
 生まれてから2年経っても歩こうとしないので、病院へ連れて行ったところ手術をすることになりました。その手術に失敗して今も歩けないそうです。その結果、車椅子に乗っている状態です。
 もう少し詳しくお母さんから話が聞きたかったのですが、今回は難しかったです。
 というのも、先日から「着物・人形・絵本の日本文化展」を弊センターが開催しており、今回は私がSOS子ども村へ行くのではなく、子どもたちにセンターに来てもらったのです。みんな大喜びで市松人形と記念撮影していたりしていましたが、赤ちゃんは泣くしで、ちゃんとした写真が撮れませんでした。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、着物から作った巾着袋をプレゼントしました。
 
最後になりましたが、セルロースのの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。


チェルノブイリで第2の放射能汚染の危険

2015-10-12 | 放射能関連情報
 2015年10月12日の日本語ニュースです。

チェルノブイリで第2の放射能汚染の危険 森林火災で大気中に拡散し…

 あくまで私の意見なのですが・・・
 森林火災が広がり、本当にチェルノブイリ原発に燃え移ると、再び放射性物質が空気中に拡散して、大変危険。
 人の手入れがされていないので、枯れ葉などが大量に積もって燃えやすいから危険というのは理解できる。
 しかし放射性物質は事故から29年経過し、地中に浸透しているためそれが火災によって空中に拡散される可能性はとても低い。
 記事の中にあるようにモニタリングが安全な数値を示しているのは納得できる。

 7月にWBC検査を受けましたが、家族全員ゼロベクレルでした。(^^)
 もちろん自分が被爆してないから、空中への拡散がないとか言い切れるわけではありません。
 
 このニュースで扱っていることも気になりますが、いたずらに危機感を煽られたらいけないなあと思います。

 それより私が気になっているのは、セシウム137の半減期のことです。
 私は計算が苦手なのですが、数えてみたところ1986年4月26日にセシウムが放出されたとして、その半減期は2016年6月上旬に来るという答えになったのです。

 しかし私は専門家でもないうえ、数が苦手で、しかも計算にうるう年のことを考えに入れていません。
 はっきり分かりませんが、来年にはセシウム137の半減期が来るのは間違いないので、その後ベラルーシ人の内部被爆はどのように変化するのか非常に興味があります。

 楽観的かもしれませんがその後に森林火災が発生してセシウム137が空中に拡散されても、数としては怖がる必要は減ると思います。

 もっとも含まれるセシウム137の数は減っても、汚染された食品をじゃんじゃん食べたりしたら、内部被爆は減らないと思います。
 またセシウム137以外にも放射性核種は多く存在するので、セシウム137だけが減ったとしても安心できないと思います。


 


 
 

ベラルーシ大統領選挙 2015

2015-10-11 | ベラルーシ生活
 現在ベラルーシは10月11日午後8時15分です。
 ベラルーシ大統領選挙の結果速報です。
 現職のルカシェンコ大統領が87.3%の得票率を得て、続投することになりました。
 予想通りですね。 
 今回は全部で4人の立候補がいましたが、大差で圧勝です。
 この高い数字(支持率)はベラルーシ国民の真意にとても近いと思います。
 
 

ノーベル文学賞受賞記念アレクシエービッチ展

2015-10-09 | 日本文化情報センター
 10月9日から日本文化情報センター内でノーベル文学賞受賞記念「スベトラーナ・アレクシエービッチ展」を始めました。
 12月の授賞式までは開催する予定です。
 弊センター内では日本語訳の著作が中心ですが、第5児童図書館内貸し出しコーナーでもアレクシエービッチ展が始まりました。どんどん借りて読んでほしいです。
 今日出勤したら、図書館の入り口のところには早速「祝 ノーベル賞受賞」の祝辞が掲示されていました。
 ベラルーシの大統領もアレクシエービッチにお祝いの言葉を述べ、全作品の増刷も決定。
 これを機会に(日本の又吉さんじゃないけど)ベラルーシに文学ブームが起きないものかと同僚と話しておりました。
 ちょっと児童図書館で子どもに勧められるテーマの作品ではないのですが、児童図書館でも大人が借りることができるし、アレクシエービッチを多くの人が読んでほしいなあと思います。
 「読んだことない。」(^^;)という子どもでも、ベラルーシ人がノーベル文学賞を受賞したことを誇りに思ってほしいなあと思います。

 
 
 

祝!!! ベラルーシの作家アレクシエービッチがノーベル賞受賞!

2015-10-08 | ベラルーシ文化
 ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチがノーベル文学賞を受賞しました!!!
 感涙。

 毎年「村上春樹が受賞したら翌日からうちの図書館で村上春樹展やろう・・・」と一応準備しているんですが、今年アレクシービッチが受賞しましたよ!
 明日から日本文化情報センターで、アレクシエービッチ展始めます!

 先月このブログ上で「12歳で大学に入学」でも少し書いたのですが、ベラルーシは独立して時間が経っていないこともあり、ベラルーシ人で、ベラルーシ在住でノーベル賞を受賞した人はいなかったのです。

 「母国とその文化への賞」=アレクシエービッチさんが喜び―ノーベル文学賞

 いやあ、うれしいですねえ。
 受賞理由は「我々の時代における苦しみと勇気の記念碑と言える多声的な叙述に対して」だそうです。なるほどねえ。
 アレクシエービッチも、「私ではなく、私たちの文化、歴史を通して苦しんできた私たちの小さな国への授賞だ」とコメント。うれしい。
 でもしかし、アレクシエービッチは「ソ連社会の裏側」を表に出した人だと私は思うんですよ。それはやはり普通なかなかできないことです。

 HP「ベラルーシの部屋」内のスベトラーナ・アレクシエービッチのページはこちらです。

 毎日新聞の記事はこちら
 この記事の最後にいろいろ書いてありますが、アレクシエービッチの著作は、うちのミンスク市立児童図書館の貸し出しコーナーに開架で置いてあり、自由に貸し出しされています。
 日本語訳が読みたい方は日本文化情報センターへ。(^^)

 ベラルーシの出版社もアレクシエービッチの全作品の重刷を決定しました。
 もちろんベラルーシ女性として初のノーベル賞受賞です。
 厳密に言うと、アレクシエービッチの母親はウクライナ人、父親はベラルーシ人ですね。生まれたところは今のウクライナですが、ベラルーシの作家という認識です。
 
 私の頭の中ではソ連の裏側をひっくり返して見せたジャーナリスト(彼女の作品は純粋な文学ではなく、文学とジャーナリズムの間にあるものだと思います。)なので、ノーベル文学賞受賞は実は厳しいのでは? と思っていました。

 しかし予想は外れましたね。
 ある意味、ソ連は大国だったけど、たくさんある世界の国の1つなのです。
 そうであるにも関わらず、翻訳されたものを読んで多くの非ソ連の人が共感したのが、今回のノーベル賞受賞につながったと思うんです。
 ソ連社会なんて聞くと「特殊な社会なんだろ。」と思う非ソ連人(日本人)も多いでしょうが、どうしてアレクシエービッチの作品が人種を越えて、世界的な文学として認められたのか・・・ここに大事な鍵が隠されていると思います。 

  

  
   
 

日本文化情報センターの活動「着物・人形・絵本の日本文化展」開催

2015-10-07 | 日本文化情報センター
 10月7日から1週間だけですが、ミンスク市立第5児童図書館で「着物・人形・絵本の日本文化展」を開催しています。
 会場側に事情があり、通常の着物展ができなくなったのですが、今回の展示は開催することができました。
 貴重な展示品を寄贈してくださった日本の皆様に感謝しております。
 会場の都合で短期間なのが残念ですが、それでもうれしいです。多くのベラルーシ人に来てもらえるよう宣伝しなくては・・・!