私の間違いでなければ、バラノヴィチにゴシケーヴィチは来たこともないです。しかし、せっかくなので、ゴシケーヴィチ、聖ニコライ・ヤポンスキー、新島襄についての紹介をしました。
この文献は文学書ではなく、歴史研究書ですが、バラノヴィチにもきっと幕末の国際交流に関心のある人がいると思いますので、ぜひ読んでほしいと思いました。
文学愛好者会会員の中には中国人の人もいて、聞けば、バラノヴィチにある大学に留学していて、今はベラルーシで働いているとのことでした。
ゴシケーヴィチは正教の布教のため、北京に10年近く住んでいたことがあった、と言う話をしたところ、知らなかったと驚いていました。(知らなくて当然と言えばそうです。)
いろんな国を訪れたことのある(現在の南アフリカ共和国にも足を踏み入れていますね。)ゴシケーヴィチはこのような場での話のテーマとしては、選んでおいて助かります。ゴシケーヴィチよ、ありがとう。功績のおかげで、今の私の仕事に役立っています。
またこの他にも、「ヘダ号建造の物語」(日本大学国際関係学部
安元ゼミナール制作)ロシア語版も寄贈しました。(絵本ではなく、PDFファイルをダウンロードしてプリントアウトしただけものです。多くの経費がかかるものではありませんが、プリント代をチロ基金が負担しましたので、ここでご報告いたします。)
図書館を通じて、日本文化に興味を持ってくれるバラノヴィチ市民、親近感を持ってくれる人たちが増えてくれるとうれしいです。
多大なご協力、準備をしてくださったバラノヴィチ図書館司書の方々にも感謝しています。
また、寄贈品(千代紙、短冊、寄贈文献書籍購入代、和人形、折り紙の花瓶と生け花など)をお寄せくださった、チロ基金支援者の皆様にも厚く御礼申し上げます。