ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年1月31日。署名運動

2021-01-31 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月31日。白赤白の旗(ベラルーシ共和国の旧国旗)は、過激派(反政府派、ファシズム)を表す旗であると国家が規定しようとしていることに反対する署名活動が始まりました。すでに6万人分の署名が集まっています。

 今日も反政府デモ活動が続き、160人が身柄拘束されました。

 ミンスク市内でスイス人のジャーナリストが、夫とベラルーシ人ジャーナリストとカフェにいたところ、身柄拘束されました。

 ベラルーシではスイス国籍を持つベラルーシ人女性が逮捕され有罪判決を受けましたが、これでスイス人は二人目です。先に逮捕された女性の元には在ベラルーシスイス大使が刑務所(厳密には更生施設)で面会するなどして、助けようとしています。ベラルーシの高官がスイスの銀行に隠していた資産はすでに凍結。制裁が科されているので、ベラルーシとスイスの関係がますます悪化しそうです。

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者24万8336人。死者数1718人

2021-01-31 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月31日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は248336人になりました。1日の新規感染者数は1766人です。この数がもっと減ってほしいです。

 死者数は1718人です。

 235838人が回復しました。

 447万件の検査数となりました。


2021年1月30日。爆破予告(予告だけ)

2021-01-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月30日土曜日に、ミンスクの地下鉄、鉄道中央駅、中央駅前にあるショッピングセンター「ガリレオ」、「ダーナ・モール」(このショッピングセンターはベラルーシ大統領の親戚が関係していることで有名)そしてなぜかミンスク・ストックホルム間の飛行機に爆発物をしかけたというメールがベラルーシ国鉄のアドレスに届きました。

 警察が検査をしていますが、今のところ爆発物は見つかっていません。買い物客や乗客は迷惑な話です。

 

  中国ベラルーシ工業圏グレート・ストーン・パークと呼ばれる特殊経済圏がベラルーシ国内にあります。要するに中国がベラルーシ国内に作った経済特区です。

 今日はそこへベラルーシの国旗を掲げた車列が更新しました。つまり政府支持派です。グレート・ストーンに到着すると、国旗を広げて、ルカシェンコ大統領と習近平国家主席が握手をしている大型パネルの前で記念撮影をしています。ベラルーシ政府は中国政府からの支持を取り付けています。

 

 隣のロシアの首都モスクワでは、ナワリヌイ氏の呼びかけに呼応して、今日もデモが起こり、地下鉄中央駅が閉鎖されたり、クレムリン周辺の道路は歩行者も禁止になったそうですが、少し前のミンスクのようになっていますね。

 ロシアの各都市では、ベラルーシの反政府派を支持するデモが連日続いており、その多くはロシアに住んでいるベラルーシ人です。そのお礼もあり、ベラルーシでもナワリヌイ氏を支持するデモも行われています。

 

 ルカシェンコ大統領は現在高校1年生の三男がベラルーシ大学に入学することんい反対していると、昨日ベラルーシ大学を訪問したときに発言しました。また、西側諸国の大学に入学すると、「洗脳」されるから、留学なども反対しているということです。

 

 ビテプスク市長が一身上の都合により、辞任しました。夏に次男が反政府デモに参加して有罪判決を受けたことと関係しているかどうかは分かりません。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者24万6570人。死者数1708人

2021-01-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月30日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は246570人になりました。1日の新規感染者数は1852人です。なかなか減りませんね・・・。ベラルーシは1月前半の連休中に感染が拡大していて、それが今頃数字になっているような気がします。

 死者数は1798人です。5日連続きれいに10人ずつ死者が増えているのも違和感ありますね。

 233499人が回復しました。

 445万件の検査数となりました。


2021年1月29日、除雪車が雪だるまを破壊

2021-01-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月29日、今日も積雪です。

 反政府派がデモ活動の一つとして、雪だるまをたくさん作り、それに一部赤い色を塗ったり、白赤白の旗を持たせたりしていますが、道路の除雪に使う除雪車がその雪だるまを破壊しています。

 そしてなぜかすぐそばで、カメラで撮影している人がいました。(緑の服は着ていませんでしたが。)「はい、確かに壊しましたよ。」という証明のためでしょうか。

 雪だるまは壊すのに、周囲の道路の除雪はしてくれていないです。

 しかし、雪はたくさん積もっているので、またすぐに雪だるまが作られました。「雪だるま、復活」というタイトルでネット上で画像を見ることができるのですが、材料がたくさんあるので、いくらでも作れますね。この画像を撮影したのは雪だるまを作ったご本人でしょうか。

 

 午前中ベラルーシ大統領はベラルーシ大学を訪問し、学生や教職員に対して、

「発言は禁止されていない。自分の意見は言わなくてはいけないものだ。しかし法に則った形で。大学の敷地は政治的な集会を開く場所ではない。」

と発言しました。

 午後、ベラルーシ大学の教員2名(1名は元教員)が身柄拘束されました。

 今日も以前に拘束されていたベラルーシ大学の教員の裁判がありました。

 

 ドイツのエンジンオイルメーカー、リキモリがアイスホッケー世界選手権大会がミンスクで開催されるなら、スポンサーを下りると発表、その後会場が変更されることになり、リキモリは再びアイスホッケー世界選手権大会のスポンサーに戻ったのですが、ベラルーシ国内での同社商品の販売は契約が延長が破棄されて、今後ベラルーシでは販売することができなくなりました。

 

 8月に反政府活動をしていたとして身柄拘束された20代の日本人男性ですが、その後騒乱を首謀した疑いで逮捕、起訴(罪状は集団暴動に参加し、直接的行動による表明を実行)されていましたが、昨日、さらに犯罪組織への参加、という罪状により、他の3人のアナーキストとともに起訴されました。(うち一人はアナーキスト思想犯を支援していた人で本当にアナーキストかどうか不明です。また別の一人はもう一つ別の罪状でも起訴されており、一度に3種類の罪を疑われています。)

 日本人男性の一つ目の罪状はもし有罪判決が出ると、最短でも3年、最長でも8年の禁固刑(あるいは懲役刑)になるそうです。もう二つ目の罪状でもし有罪判決となると、最短でも3年、最長で7年の禁固刑(あるいは懲役刑)で、罰金の支払いも課せられる可能性もあります。

 どちらにせよ最短でも3年ですか・・・。ミンスクの留置所に留置されていましたが、今は地方都市の刑務所に収監されています。ただし留置されていた期間もこの3年のうちに計算されます。

 アナーキスト活動家なので、単に白と赤の雪だるまを作っていた、というような反政府デモ参加者とはちがって厳しいですね。ベラルーシ内務省は他にも国内外に潜伏しているアナーキスト活動家を捜査していて、この機会に一網打尽にしようとしているようです。新たに逮捕されるアナーキストの証言によっては、すでに逮捕されているアナーキストの立場がますます悪くなるかもしれません。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者24万4718人。死者数1867人

2021-01-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月29日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は244718人になりました。1日の新規感染者数は1867人です。また1800人台に増えてしまいました。やっぱり第二波は収束に向かっていませんね・・・。

 死者数は1698人です。

 231399人が回復しました。

 443万件の検査数となりました。

 ベラルーシはマスク着用義務化と言っても、罰則も何もありませんし、当然の結果ですね・・・。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者24万2851人。死者数1688人

2021-01-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月28日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は242851人になりました。1日の新規感染者数は1718人です。また1700人台に戻っていて、正しく一喜一憂です・・・。

 死者数は1688人です。

 229199人が回復しました。

 441万件を超える検査数となりました。


2021年1月28日。緑色のお揃いの服

2021-01-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月28日。小雪が降り続いています。

 最近、おそろいの緑色の服を着た集団が団地内を「パトロール」して、白赤白の旗やリボンを見つけるとすぐ取り外すという作業をしています。

 日本人の私は、平家物語に出てくる禿を思い出しました。

 

 ベラルーシ大統領は反政府デモに参加しようとする国民に対して2回目はないと思うように・・・と牽制しています。

 ベラルーシ外務省は、「西側」からベラルーシへ近づいていくる「ファシスト的民主主義」について言及。

 (本当の敵は外にいるのですよ、そっちに視線をやりましょうと国民に言い聞かせているような気がします。)

 

 ベラルーシの労働組合はすでに11万6000のEUの対ベラルーシ経済制裁に反対する署名を集めました。

 米ドル、ユーロに対してベラルーシルーブル安が進んでいます。

 もうすぐベラルーシでは育児手当、出産祝い金が引き上げられますが、物価も上がると思います。

 

 オクレスチナ収容センターで3日間留置されていた女性が解放後、メディアの取材のインタビューに答えました。この土曜日の晩は一つの檻房に24人の女性(全員反政府デモ参加者)が収容されたそうです。(たぶん4人用の檻房。)しかも場所がないからと、椅子が没収され、さらにベッドのマットレスも没収され、むき出しの寝台や床に直接寝たそうです。

 コロナ対策なのか、シラミ対策なのか毎朝、床を消毒するそうですが、塩素が撒かれているそうです。そうするとしばらく寝ることもできません。

 


2021年1月27日。降雪

2021-01-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月27日。雪が降り積もって一面銀世界です。

 EUが対ベラルーシ経済に対して行なっている制裁に対して、反対するベラルーシ人の署名運動が始まりました。1日で11万人以上の署名が集まったそうです。ベラルーシ組合が集めていますが、EUに対してどれほど効果があるでしょうか。ちなみにベラルーシの組合は政府側の機関です。またEU加盟国でないヨーロッパの国で、EUの制裁に参加した国もあります。

 明日からまたガソリンが値上げになります。一方で年金の額も2月から上がります。

 

 今日も反政府デモ活動が続いています。白赤白の旗が木の上にぶら下げられているのをなぜかお揃いの緑色の服を着た人たちが、外そうと雪の中苦心しています。

 

 ベラルーシ大学とミンスク言語学大学のキャンパスに爆弾がしかけられたという電話がありましたが、爆発物は見つかりませんでした。いたずら電話でしょう。この大学は反政府学生デモが盛んだったのが理由かもしれません。ただ、今は前期試験も終わり、冬休み中なので学生はほとんどいないし、学生デモもありません。冬休みが終わったらどうなるかははっきりしません。コロナウイルス第二波が収束したら、遠隔学習はなくなり、通学するようになるので、そうなるとまた学内で反政府学生デモが始まるでしょう。

 

 ベラルーシ大統領は非常事態相を解任しました。また治安関係の人事異動が行われています。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者24万1133人。死者数1678人。新規感染者数1600人台

2021-01-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月27日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は241133人になりました。とうとう24万人台です。そして1日の新規感染者数は1651人です。1600人台に戻ってしまいました。昨日は800人台になったと大喜びしていたのに、ぬか喜びでしたね・・・。もしかして、昨日で第2波が終わって、今日から第3波が始まったのかとぼんやり考えてしまいました。

 死者数は1678人です。

 227068人が回復しました。

 439万件の検査数になりました。

 

 ミンスクの空港は出入り口が二箇所だけに制限されました。そこで検温作業が行われています。

 

 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者23万9482人。死者数1668人。新規感染者数800人台

2021-01-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月26日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は239482人になりました。新規感染者数は847人です。大幅に減りました! このまま第2波が終わってほしいです! きのうが1000人台で今日は800人台です。

 死者数は1668人です。変わらず毎日10人ずつ増えていますね・・・。

 224925人が回復しました。

 438万件の検査数となりました。

 

 

 

 

 


2021年1月26日。水たまり

2021-01-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月26日。気温が上がり道路のあちこちに水たまりができています。

 ミンスクの地下鉄は2020年の乗車客の数が前年と比べて20万人も減少したと発表しました。それはコロナウイルスのせいで在宅ワークや遠隔学習が増えたから・・・と思われますが、もっと大きな理由は、反政府デモ参加者が大勢地下鉄駅に入ってくるのを防ぐために地下鉄の多くの駅を閉鎖したからです。もちろん毎日ではありませんでしたし、全駅ではなかったのですが、せっかく第3線が開通したのに、地下鉄が利用できないので、外出をあきらめる人やバスやタクシーを利用する人が増えたからです。

 

 刑務所でハンストを続けていたロシク氏はハンストを中止すると発表しました。ロシク氏を応援しようと、自分もハンストに入る支持者が大勢出てきたので、巻き込むわけにはいかないと思ったそうです。自分と一緒にハンストはしないでほしい、と言っていたようなのですが、弁護士もなかなか接見できない状態で、結局自分がハンストをやめたら、支持者もご飯を食べ始めるようになるだろうと判断したようです。

 それにしても41日間何も食べずにいて、死んでしまったりしたらどうしようと思っていたので、ちょっと安心しました。

 ちなみにベラルーシの刑務所の食生活はかなりひどい(栄養バランスはない。量も少なすぎる)そうで、しかも「コロナ感染を防ぐため」という理由から、差し入れが禁止になってしまいました。それまでは週に一回差し入れを受け付ける日が刑務所ごとに決まっていたので、家族や友人、支援者からお菓子や果物、チーズなどの差し入れがもらえていたのですが、それもなくなったので、監房の中に大勢収監されている人たちの健康状態は悪化していると思います。

 刑務所内でコロナの集団感染が起こっているという噂も聞きますが、正式な報道はありません。やっと刑期を終えて出所したら、コロナウイルスに感染しているからとそのまま病院へ直行する人もいるようです。

 


2021年1月25日。みぞれ

2021-01-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月25日。天気予報では今日は一日中みぞれの予想でしたが、実際には夕方からになるようです。

 今日は平日なので、ニュースを見ると、午前中に反政府デモ活動をしていて拘束、起訴された人たいの裁判が次々とはじまり、その判決が次々とニュースになっています。

 そして朝から、ハンスト41日目に入ったロシク氏の解放を求めるデモが始まりました。

 

 リトアニアの移民局によると、すでにベラルーシ人の移民が6000人近くリトアニア国内で居住しており、86人は難民申請しているそうです。

 移民は居住許可を得て、就労したり学業についたりしています。こうしてベラルーシの(特に若者の)人口が減り、リトアニア社会に貢献するベラルーシ人が増えて行きます。

 将来の国力のことを考えるとベラルーシから外国への人口流出は大きな問題です。

 

 治安部隊長が「治安部隊員の人生は地獄に変わった。」と発言。具体的にはどういうことなのか説明しませんでした。しかし、ここでいうところの地獄とは、治安部隊員の子どもは、恥ずかしがって、父親の仕事が治安部隊員であると言えなくなったこと、いじめられるのを恐れるようになったこと、妻は外出するたびに危害を加えられるのではないかとおびえるようになったこと、家に落書きや投石、自家用車に放火や落書きなどいたずらされないか心配しないといけないこと、世間が狭く、噂話の多い田舎には帰れなくなったこと・・・などを指すそうです。

 確かにそうだろうなあと思います。そしてこの治安部隊とその家族は自分たちの生活が地獄に変わったと思っていますが、その原因は反政府デモ参加者がこの社会に大勢現れたことだと思って、そちらに責任があるとしています。

 そして治安部隊によって拘束された人々は、警棒で殴打され、最悪の場合は殺され、あるいは刑務所の中に押し込められて、非人間的生活条件の中、コロナウイルス集団感染のリスクにもさらされたままの生活を送らないといけません。

 どちらの人生のほうが地獄でしょうか?

 刑務所に入れられたくなかったら、反政府活動をしなければいいでしょ、と簡単に言う人もいますが、それだと同じように治安部隊に、だったら上からの命令を聞かなければいいでしょ、あるいは仕事をやめて転職したら? と言うのと同じことです。

 政府支持派でも反政府派でも結局、「地獄」の人生になっているのなら、根本的な原因はどこにあるのでしょうか。

 

 治安部隊長は「今春行われる反政府デモ活動を抑えるため治安部隊は万全の用意をしている。」と国民に対して、安心しなさい、治安部隊に任せとけ、といったPRをしています。

 まだ1月なのに、春までに反政府活動を完全に封じ込めるつもりはない、というふうにも読み取れます。

 要するに抑えが効かなさそうだから、春になってもデモが起こるだろうと予測してます、と言っているのと同じことです。これを聞いて気が遠くなった国民もいると思いますよ。  


ベラルーシのコロナウイルス感染者23万8635人。死者数1658人

2021-01-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月25日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は238635人になりました。1日の新規感染者数は1024人です。大幅に減りました! このまま第二波が終了していてほしいです。

 ベラルーシ保健省は今年の夏までに第三波が来ると予測していますが、その前に第二波が収束しないといけないでしょ・・・と毎日考えていたのでうれしいです。

 第三波は変異種によるものでしょうか・・・。ベラルーシは変異種の調査をしていないのか、今のところベラルーシ国内には変異種はないことなっています。

 

 死者数は1658人です。第1波のときは1日に5人ずつこの数が増えていましたが、第二波では9−10人ずつです。

 224171人が回復しました。

 

 


2021年1月24日。霧

2021-01-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年1月24日、気温が上がって霧が濃いです。

 今日も朝から夜までベラルーシのどこかで、あるいは世界のどこかでベラルーシ反政府デモ活動が続いています。

 昨日はロシアのデモ活動、「ナワリヌイ氏を解放せよ」に呼応して、ベラルーシ人もロシア政府に反対するデモを行なっていましたが、今日は刑務所でハンスト40日目に入ったロシク氏を解放せよ、とデモを行っています。

 

 日曜日の今日、カトリックのコンドゥラセヴィチ大司教のベラルーシ人信者への別れのミサが行われました。聖職者として珍しく、公の場で涙を見せた大司教・・・。

 

 大統領報道官エイスモント氏(女性)と仲の良い友人だった女優が「今は友人関係ではなくなっている。考え方が合わなくなった。」と公表。

 芸能人はイメージも大事だからだと思いますが、わざわざこんなことを公にする時代が来るとは・・・と思います。ベラルーシはテレビも映画スタジオも国営ばかりなので、今後この女優さんが干されないことを祈ります。

 

 白赤白の旗を上げたら罰金刑だ、その額も上げると政府は通告しているのに、全く気にするようすもなく、団地やマンションに白赤白の旗がぶら下がっています。

 団地デモも続いています。一応、軍用車や治安部隊などが配置されていますし、身柄拘束も行われていますが、地下鉄が閉鎖されることはなく、日本文化情報センター日本語教室の生徒も無事、通学できています。