ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年4月30日。雨のち晴れ

2021-04-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月30日、昼間大雨が降りましたが、その後晴れました。

 ベラルーシ銀行のある支店に男の声爆発物をしかけたという電話がありました。結局爆発物は見つからなかったようです。

 在ベラルーシアメリカ大使館の前でベラルーシ国旗を掲げた人たちがデモ集会を行いました。

 その後、アメリカ大使館は公式ツイッターで「デモ活動は平和的でした。(だから)許可しました。」とコメントしました。

 アメリカのコスメブランド、NYXがベラルーシ市場から撤退表明しました。

 ミンスクの団地では、住民が長い白赤白の旗を吊るしては、罰金を払わされたりしていました。今その団地の屋上にベラルーシ国旗が立っています。する団地管理局から、このベラルーシ国旗を住民が購入するように勧める文書が配られ、さらにベラルーシ国旗が盗まれたり取り外されたりしないように警備員を配置するよう言われ、その警備は団地住民が負担しなさいと書かれていました。(このニュース、ベラルーシ国旗の部分を日の丸にして、場所も日本のどこかにある団地として、読んでみてください。)

 

 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万8738人。死者数2542人

2021-04-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月30日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は358738人になりました。1日の新規感染者数は1505人です。1日の新規検査数が17919件なので、新規感染者数は増えたと言えます。

 死者数は2542人です。

 349013人が回復しました。

 585万件を超える検査数となりました。

 

 これが第三波のピークでこれから感染者数が減ってほしいです。

 ミンスクでは公園などの噴水がスタート。また人がその周りに集まります。

 

 

 

 

 


2021年4月29日。やっと暖かく

2021-04-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月29日、やっと気温が10度以上に上がり、暖かくなってきました。

 冬季は閉園しているミンスクの遊園地も開園しました。コロナ感染拡大の波、第三波の真っ只中なのですが。

 

 まだユーロビジョン・ソングコンテストに出場したくて、ベラルーシはすったもんだしています。これじゃだめ? これでもかとばかりにベラルーシ代表のグループは新曲を3曲も発表しているのですが、主催者側は相手にしていないようです。

 

 ベラルーシでロシア・ルーブルを流通させようとベラルーシ政府は考えており、それをロシア政府に打診しているようです。

 どうなることか・・・こうすることによって、ロシア経済の中に組み込んでもらい、ベラルーシ経済が上向きになると言う予測なのでしょうが、ロシア側が拒否する可能性のほうが大きいです。

 

 ベラルーシ経済は、この1年ゼロ成長だったと指摘している経済専門家もいます。

 1年前コロナ禍において、健康か経済かどっちを優先させる? という決断を迫られたときに、ベラルーシ政府は経済を選びました。ロックダウンや店舗の営業停止や短縮・・・といった対策はしませんでした。

 であるにも関わらず、経済状態は悪化しています。

 昨日、国立国営百貨店の一つが閉店になりましたが、もう一つの国立国営百貨店の支店として、再びオープンするようです。

 結局、百貨店がどれもこれも国立国営だから、倒産にはならず、大元は国なので、日本人が感じる「老舗百貨店閉店のニュース」とは内容がちがいますね。

 

 野党を支援していて逮捕された政治思想犯の女性。すでに年金生活に入っていたのですが、逮捕、起訴され、有罪判決が出てから、しばらくして年金が払われなくなりました。

 

 元K-1選手として有名なアレクセイ・クジンについてのニュースです。

 昨年の大統領選挙後、クジン氏はモロジェチノ市で反政府デモに参加し、身柄を拘束されました。10日後には解放されましたが、自宅軟禁状態となり、11月には裁判所に出廷することになっていました。ところが裁判所に姿を現さず、家族も電話が繋がらない状態に・・・どうやら、このころロシアへ出国したようですが、はっきりしません。

 今年の1月にモスクワで逮捕されていたことが後になって判明しました。そして、モスクワからミンスクへ身柄引き渡しされる予定だというニュースが今日報道されました。クジン氏の弁護士は、欧州人権裁判所に身柄引き渡しを撤回させるよう求めています。

 少し調べたのですが、欧州人権裁判所は欧州議会加盟国だけを対象にしているので、ここにベラルーシに入ってなかったら、クジン氏の弁護士の奔走も無駄になるのでは・・・とさらに調べると、案の定、ロシアは加盟国ですが、ベラルーシは加盟国ではありませんでした。

ウィキペディアより引用

加盟申請

ベラルーシ国民議会は1992年から1997年1月までは議員会議の特別参加者の資格を有していたが、1996年11月の憲法改定国民投票と議会補欠選挙について欧州評議会は非民主的であると判断し、またアレクサンドル・ルカシェンコ政権下において民主的な自由や表現の自由が制限されているとして、議員会議の特別参加者資格を停止した。国民投票による憲法改定が最低限の民主性の水準を尊重しておらず、権力分立や法の支配といった理念に違反しているとされたのである。なおベラルーシは1993年3月12日に正式な加盟を求めている。


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万7233人。死者数2532人

2021-04-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月29日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は35万7233人になりました。1日の新規感染者数は1309人です。1日の新規検査数は17175件なので、微増していますね。

 死者数は2532人です。

 347554人が回復しました。

 583万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシではコロナウイルスワクチンの接種を2回済ませた人が102200人であると発表しました。1回だけ受けた人は286900人で、この人たちも順次2回目の接種を受けるでしょう。

 人口940万人のベラルーシなので、まだワクチン接種率はとても低いですね。


2021年4月28日。少し気温が上がりました

2021-04-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月28日、寒い春が続いています。

 ミンスクの中心部にある百貨店「ナ・ネミーゲ」が今日閉店しました。一応再び開店する予定ですが、それがいつになるのか全く分かりません。

 ミンスクにはいくつか百貨店がありますが、ツム百貨店以外は全て閉店危機にあるそうです。これらの百貨店は国立系の百貨店なので、倒産とは言わないみたいです。あくまで閉店。

 

 年金の受け取りが遅れていますが、来月から4%額を上げるそうです。いいニュースのように聞こえますが、ベラルーシの物価高が続いているので、何とも言えません。

 

 昨日は二つの、今日は四つのテレグラムチェンネルが、扇動的であると認定されました。

 ロシアのテレビ局の二つのチェンネルがベラルーシ国内で視聴できなくなりました。

 

 ベラルーシ外務省はすでに1万人のベラルーシ人がポーランドに出国、3000人がウクライナに出国したと発表しました。逆に外国人がベラルーシに大量に入国していることはないそうです。(今、コロナだし・・・)

 

 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万5924人。死者数2522人

2021-04-28 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月28日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は355924人になりました。1日の新規感染者数は1255人です。1日の新規検査数は17479件で多めですね。新規感染者数も多めです。

 死者数は2522人です。

 346148人が回復しました。

 581万件を超える検査数となりました。

 

 


2021年4月27日。気温は低いまま

2021-04-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月27日。

  前日4月26日が25歳の誕生日だった女性。チェルノブイリ原発事故が起きた日付と同じだからか知りませんが、同僚が放射能の防護服っぽいものを着て、サプライズ、フラッシュモブのようなことを室外でしてお祝いしていたところ、12人が身柄拘束されました。すでに解放されたと今日ニュースになりました。誤解を招くような集団行動はしないほうがいいようです。

 ちなみにベラルーシではコロナ対策のために三密行動をしてはいけないという規則はありません。

 LGエレクトロニクスのテレビが入っていた箱を自宅ベランダで外から見えるように置いていた男性が逮捕されました。箱のデザインが白赤白の旗っぽかったからです。(まあ、日の丸を自宅ベランダからぶら下げて反政府的だと逮捕されたベラルーシ人もいますからね。)

 ミンスク市内の4カ所の学校に爆破予告があり、児童は避難しました。爆発物などは見つかっていません。

 十種競技で北京オリンピック銀メダリストのアンドレイ・クラフチェンコ選手が、反政府デモ活動の一環として、10日間のハンストに入り、世界選手権大会で獲得した金メダルをオークションにかけると発表しました。落札額は投獄された政治思想半支援のために使うそうです。

 ベラルーシで建築資材の値上がりが続いています。特に木材は2倍の値段になっています。

 今日、ガソリンが値上がりしました。

 米ドルやユーロに対してベラルーシ・ルーブル高になっています。

  

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万4669人。死者数2512人

2021-04-27 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月27日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者は354669人になりました。1日の新規感染者数は823人です。

 死者数は2512人です。

 344950人が回復しました。

 581万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシ保健省は人口のうち60%がワクチン接種を受けられるようにする計画であることを発表しました。

 国内でも製造が始まったので、いつ完了するのかはさておき、このような計画は立てられます。

 問題はいつ? なのですが、想像がつきません。

 またベラルーシ保健省はインド由来の変異株はベラルーシ国内では確認されていないとしています。

 すでにイギリス由来の変異株は入っているのですが、その感染者の数や占める割合などは公表されていません。


チェルノブイリ原発事故から35年

2021-04-26 | 放射能関連情報

 チェルノブイリ原発事故が発生して35年。当時のことを覚えている人は少なくとも40歳以上でしょうか。

 サイエンス誌に、ウクライナやアメリカなどの数カ国の研究者が合同で大規模なチェルノブイリの子供達の遺伝子検査を行った調査の結果が発表されました。

 

 2014年から2018年にかけて、米国立がん研究所の研究チームは、チェルノブイリ原発事故後の1987〜2002年に生まれた130人の子どもとその両親のゲノムの配列を調べました。

 対象となったのは、少なくとも片方の親が、事故当時チェルノブイリから70km以内の場所にいたか、事故処理作業員とし従事していた子どもです。

 子どもと言っても1987年生まれの人が2018年に調査対象になったのなら31歳になっていますが、あくまでチェルノブイリ事故後に生まれた若い世代が対象です。

 この両親世代は調査によると、被曝していたのですが、親と子どもの両方のDNAを調べても、子どもに突然変異は起きていなかったという結果でした。

 

 事故後、障害児が生まれる率が2倍になったというベラルーシの研究所の調査結果もありますが、これは妊娠中に母親が被曝した場合の調査結果です。

 今回の新たな調査では、親が被曝、親のDNAが損傷(異常)を受ける、その後その親から生まれた子どもはDNAの異常を遺伝しない、ということです。

 事故から時間が経っていれば、それが1年ほどでも、子どもに親からDNAの異常は受け継がれないというのは、よいニュースですね。福島第一原発事故で、被曝したという人から生まれる子どもには遺伝子に問題(遺伝子による病気など)が発生しない、ということです。

 

 今回の調査の中でも興味深いのは甲状腺癌の調査です。 

 甲状腺がんと診断されたウクライナ人440人を調べた結果、359人がチェルノブイリ原発事故で被曝していた人でした。それによると男性よりまた女性のほうが多く発病しており、事故当時ウクライナの首都キエフに住んでいた人が過半数を占めていました。チェルノブイリ原発事故に近いところに住んでいた人ほど病気になっているのでは?というイメージがありますが、そうではありませんでした。

(こう書くと、非難する人も出てくるかもしれませんが、チェルノブイリ原発事故と照らし合わせると、福島に住んでいた人より、離れた地域に住んでいた人のほうが甲状腺癌になる確率が高いのでは? と思われますね。ただし注意しないといけないのは、上記の調査はあくまで数を問題にしています。首都キエフのほうがチェルノブイリ原発近くの市町村より人口が多いに決まっているので、キエフに住んでいた人で甲状腺癌になった人が多かったというのは、母体数が多かったからとも言えます。だからキエフのほうが、放射能がいっぱい降り注いでいたんだよ、原発の周りには放射能は少なかったんだよ、とは全く言えません。)

 今回の調査結果では、甲状腺にかかった人の被曝時の年齢は平均7歳(1979年生まれ。事故当時小学1年生)、そしてがんと診断されたときの年齢はすると平均28歳でした。ということはあくまで平均の話で最大値の話ではないのですが、7歳で被曝して、21年後、28歳のときに甲状腺癌と診断されたウクライナ人が多かったと言ってよいでしょう。でも、そのころ結婚して、子どもを持つようになったとしても、その子どもには、親の被曝の影響は遺伝子としては、遺伝してなかったということになります。

 

 ウクライナ政府は、あと50年か60年かすれば、チェルノブイリ原発周辺の汚染地域に人が住めるようになると発表しました。しかし、やはり周辺10キロ以内は人間の居住は永遠にありえないとも述べています。

 

 35年前、避難対象地域に指定され、立ち退きを要求された村にいまだに住んでいる人(サマショール)の人が100人ほどいます。

 完全に自給自足生活で、事故前絵も事故後もずっと同じところに暮らしているのですが、特に病気にもならず、元気なおばあさんが多いです。今はほとんど女性ばかりのようですね。

 近くに病院もなく、医薬品もないです。こういう帰村者の家へ取材に行って、動画に上げている人もいるのですが、マスクをしていて、おばあさんに、今コロナウイルスが流行っていますから、と説明しています。

 この村は少なくとも事故直後は放射能汚染されていたから、立ち退き命令が出たと思うのですが、今はコロナウイルスに感染するリスクがとても低い場所だなあ、と思いました。こういう取材でやってくる人からコロナウイルスをうつされないでね・・・とも思いました。

 残念ですが、10年後、20年後にはこの高齢者の村民はいなくなってしまうと思います。そして30年後、40年後に正式に人が住んでよい村に戻るようです。そのときにこの村はどうなっているのでしょうか。

 さすがにご夫婦ともども亡くなっていまい、無人になた家も紹介されていましたが、屋根に穴があいて、崩れかかっていました。ウクライナ政府が50年後に住んでもいいですよ、と発表しても、戻ってくる人はいるでしょうか。

 

 次はベラルーシ発のニュースです。チェルノブイリ原発事故から35年という節目の年を迎えるからか、チェルノブイリ原発事故被害者を救済する法令が改められました。非常に細かい福祉の手が差し伸べられています。今でもちゃんとこのような救済をする姿勢をベラルーシ政府が示しているのは評価すべきだと思いました。 

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万3846人。死者数2502人

2021-04-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月26日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は35万3846人になりました。1日の新規感染者数は896人です。1日の新規検査数も9959件と少ないので、新規感染者数も少ないですね。

 死者数は2502人です。

 344206人が回復しました。

 578万件を超える検査数となりました。

 

 今日はチェルノブイリ原発事故発生からちょうど35年目です。

 放射能被曝とコロナウイルス感染の関係などは不明です。調査している学者がいません。

 ただ、放射能に被曝していて、免疫力が低下している人は、コロナウイルスにかかわらず、感染症にかかりやすくなるリスクは、そうでない人に比べて高いと言えます。

 

 ベラルーシではコロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。接種した人には証明書が発行されますが有料サービスです。

 

 7月1日から11月1日まで、実験的に国境を超えて入国する車両(トラック)を強制的に消毒することに決まりました。コロナ対策のようですが、どちらかというと人の体内にコロナウイルスが潜んでいてそれが越境すると思うのですが。運送トラックが積んでいる商品の表面を消毒しても、あまり意味がないのでは?と思います。


2021年4月26日。チェルノブイリ原発事故から35年

2021-04-26 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月26日、チェルノブイリ原発事故発生から35年経ちました。

 毎年、チェルノブイリの行進というものが行われるのですが、今年はミンスク市役所は許可を出さなかったので、行われていませえん。

 代わりに非認可ですが、代わりになる行進をしている人たちがいます。数十人規模のようです。

 欧米の各都市でも、反政府デモとチェルノブイリ原発事故慰霊を合わせた集会が行われています。

 政府はすでにミンスク市内に軍用車両を配置しています。

 

 ベラルーシ大統領は一昨日からヘリコプターでかつての汚染地域を訪問しています。さらに人口を増やして、この地域を復興させると話しています。

 

 

 

 

 


2021年4月25日。雪?

2021-04-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月25日、今日も一時的に雪が降っていたようなのですが、一日中、日本語の授業で缶詰状態だったので、よく分かりません。

 ベラルーシ原発の公式サイトのトップページで「原発が危機的状況。悲劇がいつ起こってもおかしくありません。」などという警告文が表示されたので、事故発生? 放射能漏れ? などと騒ぎになりましたが、ベラルーシ原発はすぐにこれはフェイクニュースだと否定。どうやらハッカーに乗っ取られて書き換えられたようで、今復旧中です、という公式発表もされました。

 明日がチェルノブイリ原発事故から35年目に当たる日なので、それを狙ってハッキングされたのでしょう。

 

 今日も反政府デモ行進、そして身柄拘束です。サウナにいるところに治安部隊が乗り込んできて20人拘束のニュース・・・。内訳は女性13人、男性7人で、自宅でお湯が断水となったので、お風呂がわりにサウナに入りにきたそうです。そこへ治安部隊がやってきて、壁に向かって立て!などと命令。どうやら一箇所に多くの人が集まるのは禁止だから、身柄拘束に来た、ということですね。(集団禁止令と言いましょうか。コロナの三密禁止とは全く違う意味の法律です。コロナ感染拡大防止のための法令ではありません。)しばらくすると、誰かの持ち物の中から白赤白の旧国旗が出てきたから、これが反政府集会をしていた動かぬ証拠とばかり、警察へ連行されました。女性の多くはその日の夜中、日付が変わる頃までに解放されましたが、男性は逮捕へ。このうち5人は抗議のハンストを始めました。

 

  すでに崩壊したソ連の旗を持って行進している人もいます。やっぱり古き良き時代を復活させたいと思う人も一定数いるのでしょうね。

 

 ベラルーシでは年金の振り込みが遅れています。

 ベラルーシの一部銀行では、カードで現金(ベラルーシ・ルーブル)を口座から引き出せなくなっています。

 引き出せたと思ったら、全て新札で番号が全部通し番号になっているので、国内で紙幣が不足しており、あわてて大量の新札を発行しているのでは、という噂が飛んでいますが、もちろん公式な発表などはありません。

 

 

 


ベラルーシのコロナウイルス35万2950人。死者数2493人

2021-04-25 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月25日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は352950人になりました。1日の新規感染者数は1276人です。新規検査数は18868件なので、新規感染者数は微減といったところでしょうか。

 死者数は2493人です。

 343557人が回復しました。

 577万件を超える検査数となりました。


2021年4月24日。雪のち晴れ、また雪、乳房雲

2021-04-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月24日。昼間雪が降りましたが、夕方には晴れました。そしてまた雪。かなり多かったですが短時間でやみました。今日、ミンスクではとても珍しい乳房雲が観測されました。竜巻などは起こりませんでした。

 

 ベラルーシ大統領は、有事の際(例えば、大統領が暗殺された場合など)大統領不在になった場合は、代わりに権力が安全保障理事会に委譲されるとし、それを定めた法令に数日中に署名すると述べました。

 さらに国境地帯で「何者かがざわついたら」安全保証理事会に対応の決定権が与えら、それは速やかに軍に伝えられることになりました。

 ベラルーシの憲法では、大統領不在の場合は首相が臨時代行することになっているはずですが・・・。首相は飛ばしてすぐに安全保障理事会が軍隊を動かす決定権を持つということです。大統領はあらゆる事態を想定していると強調しました。

 

 また大統領が述べたところでは、大統領の暗殺計画の容疑者(今のところ4人)はすでに逮捕されており、取り調べで話していたことをまとめると・・・

 暗殺計画その1。5月9日の戦勝記念式典のパレードに出席する大統領の車列を狙う。

 暗殺計画その2。日付に関係なく車で移動中の大統領を狙うために被疑者はグレネードランチャーを国内に持ち込もうとしたが、それを阻止した。

 暗殺計画その3。大統領の別荘に大統領がいるときに、家族もろとも破壊。(爆破?)1000万ドルの報酬金が用意されていた。もしスナイパーが大統領だけ狙撃したら、100万ドルの報奨金。

 政権転覆計画。軍の助けを借りて(どこの軍?)ミンスク市を封鎖する計画。内務省やKGBの建物を封鎖する。しかし、大統領はこれらの施設の周囲は厳重にベラルーシ軍によって守られていると言及。

 これらの計画の実行役の裏にはアメリカがいる、とベラルーシ大統領は発言していますが、もちろんアメリカ政府は関与を否定。

 容疑者4人のうち一人はアメリカ国籍も持つ弁護士。この人はロシアで逮捕されましたが、ロシアの捜査当局によると、アメリカにいるときに暗殺計画を持ちかけられ、ポーランドへ。ポーランドでも暗殺計画の打ち合わせをしていて、その後ロシアへ行って、そこで逮捕されたとのことです。本人は罪を認め、捜査に協力しているそうです。

 私から言わせれば、戦勝記念日の式典の最中なんて、最高レベルに警備が厳しいのに、わざわざこの日を選んで、大統領を暗殺計画を立てるかなあ・・・です。成功する可能性が低すぎますよ。こんな計画をまじめに立てる人たちは、頭が悪いと思います。

 別荘を丸ごと破壊とは爆破? どれだけの重量の爆破物を用意しないといけないのか、それをどうやっって運ぶのか? かなり難問です。しかも大統領の家族を巻き添えにしてもいいなんて・・・非道ですね。仮に成功しても、その後非難轟々になると思いますが、それでいいの?と直接この容疑者にききたいぐらいです。

 スナイパーを雇うにしろ、逆に大統領付きのスナイパーがいつでも暗殺者を狙撃するようになっているので、自分が先に殺されますよ。

 この暗殺とか首都閉鎖とか本当にやめてほしいです。ベラルーシ野党は、平和的に話し合いましょうとくり返しています。話し合って解決するのが最善策です。(経済制裁の応酬は並行して続いていますが。)

 

 ベラルーシ大統領は先日行われたロシア大統領との会談で、ベラルーシ国内にロシア軍基地を誘致する件について、話し合うことはなかったと発表しました。 

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者35万1674人。死者数2483人。

2021-04-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月24日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は351674人になりました。1日の新規感染者数は1453人です。1日の新規検査数は17881件なので、やや少なめの数です。

 死者数は2483人です。

 342102人が回復しました。

 575万件を超える検査数となりました。