ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チロ基金の活動「芭蕉の詩」がCDに再収録されました

2008-05-10 | ベラルーシ文化
 2004年に松尾芭蕉の生誕360周年を記念して発表されたアルバム「芭蕉の詩(うた)」が、2008年4月29日に「ベラルーシ・アバンギャルド音楽コレクション」というアルバムに収録されました。

 「芭蕉の詩」(作曲とピアノ演奏:アンナ・コロトキナ。朗読:オリガ・ソトニコワ。打楽器:アレクサンドル・ノビコフ)について詳しくはHP「ベラルーシの部屋」内「チロ基金の活動『松尾芭蕉の生誕360周年記念コンサート』」をご覧ください。

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bashou/index.html


 CD「ベラルーシ・アバンギャルド音楽コレクション」には現代のベラルーシを代表する4人の現代音楽作曲家の代表作が全部で12曲収録されています。

 コロトキナさんの作品は3作品収録され、そのうちの一つが「芭蕉の詩」です。
  このような本格的な、現代音楽作品集のアルバムが発表されたことは、ベラルーシでは初めてのことだそうです。
 「芭蕉の詩」が日本の俳句を題材にしているにもかかわらず、ベラルーシ現代音楽の歴史に足跡をのこせたことは、本当に嬉しいことですね。

 残念なことにチロ基金が2004年に製作協力したCD「芭蕉の詩」はすでに完売し、再リリースの予定もなかったのですが、今回このような形で再び、CD収録され、リスナーの手に届くことになり、コロトキナさんをはじめ、関係者一同大変喜んでいます。