2022年4月6日。
ルーマニアの首都ブカレストで今朝、現地時間6時30分ごろロシア大使館に乗用車1台が追突し、炎上。乗っていた運転手一人が死亡しました。
乗用車はかなりのスピードでロシア大使館の外壁にぶつかっており、手前の防護柵も突き破っています。
運転手の身元など調査中です。
衝突してすぐ日が出ているので、ウクライナでのロシア軍の虐殺に抗議して、わざとロシア大使館に向かって行ったのでは?という憶測が流れていますが、まだはっきりしていません。
ロシア軍はマリウポリ上空で、ウクライナ軍アゾフ連隊のヘリコプター2機を撃墜したという戦果を発表しました。
ウクライナのエネルギー相はチェルノブイリ原発近くでロシア兵士が被ばくし、約75人がベラルーシの専門病院で治療を受けていると述べました。
ベラルーシには被爆した人のための病院や専門治療など発達していますから、そこに入院したのでしょう。
シベリア南部に位置するハカシア共和国の地元メディア、ニューフォーカスによれば、ロシア国家親衛隊の特殊部隊に属する兵士たち11人がで、ウクライナへの特別軍事作戦に参加する意思がないことを上官に告げました。
その後、兵士たちは国境付近の野営地から連れ出され、ハカシアに送り返され、軍幹部は「任務に不適任」と、この兵士たちを解雇しようとしましたが、11人の兵士は、不当解雇訴訟を起こす用意があると発言しているそうです。
ニューフォーカスによると、特殊部隊の隊員たちは、指揮官から、ロシア兵士負傷者やウクライナでの日々の作戦について沈黙を守るよう命じられ、隊員は家族にも詳細を話さないように指示されました。(これはまあ、平時でも軍人なら当然、命令されることだし、一筆書かされることだと思います。)
ロシア南部の都市クラスノダールでも国家親衛隊12人がウクライナの戦争への出動命令を拒否して解雇され、不当解雇訴訟をすでに起こしました。
この12人を弁護するロシア人弁護士は、これまで弁護チームには約1000人のロシア兵士から連絡があったと語りました。
「特別軍事作戦に参加するためにウクライナに入ることも、作戦の任務と条件についても、誰一人として知らされておらず、その結果、彼らは同意しなかった」と別の人権派弁護士も述べています。
このように、ウクライナ派兵を拒否する動きがロシア兵士の中から、次々と出てくるかもしれません。
今までロシアよりだったインドの国連大使が、安保理会議場で「我々(インド)はこの殺害行為(ブチャなどでの虐殺行為)を徹底的に糾弾し、独立した調査を求めます。」と発言し、ロシアから離れる方針転換をしたのでは?と注目を集めています。
同じくロシアよりの中国は、虐殺の映像は、ウクライナが作ったフェイクだという主張をそのまま、報道しているだけです。
ここで非難しない国、というのは、そのままロシアと同じことをする国と国際社会から思われてもいいということになりますね。
ちなみにベラルーシは沈黙を保ったままです。
皮肉なことですが、インドはロシアから武器を得ているので、ロシアに意見を言いづらいのですが、他の国(アメリカやイギリスなど)が同程度の威力のある武器をインドにあげたら、インドもあっさり反ロシアに回ると思います。
ロシア大統領がテレビ番組に出演し、ロシア国民向け演説をしました。「西側諸国のせいでロシア産の天然ガスは値上がりし、物流も妨げられ、今ヨーロッパでは農業で使う肥料などが減っているが、これも彼らが自ら招いたことだ。経済やエネルギー分野における過ちをロシアに責任転嫁しようとし、さらにはロシアの海外資産を国有化しようとするなど『もろ刃の武器』だということを忘れてならない。」
というわけで、国民が一番心配しているのは、食べ物のことだから、そのことを語っておくか、という感じです。
ローマ教皇は、ブチャから届けられたというウクライナ国旗を手に持って広げ、祈りを呼びかけました。
ベラルーシ国内では、鉄道テロを起こそうとした容疑者3名(いずれも男性。27−28歳)が3月30日に信号施設を破壊した容疑で逮捕されました。
逮捕のとき、逃走しようとしたので、警察は発砲。一人が足を負傷し、アスファルトに流血するほどの傷を負い、その後逮捕されました。
他にもテロ計画(内容はベラルーシではなぜか鉄道爆破計画ばかり)を立てているグループがあるとして、捜査を進めているようです。
ロシア財務省は6日、今月4日に支払期限を迎えたドル建て国債の償還と利払い計6億4920万ドル(約805億円)を、自国通貨ルーブルで行ったと発表しました。
ロシア財務省は外国の中継銀行が利払いなどの手続きを拒否したためルーブルで支払うことを余儀なくされたと主張。ロシア側は義務を完全に履行したと強調しました。
ついに初めてルーブルで支払いました。
EUはロシア産石炭を輸入禁止する案をまとめました。
カナダがベラルーシ人9名(国営企業のトップが多い)に対して個人的な経済制裁を科すことを決定しました。
イタリアにある、ロシアのテレビ司会者のウラジーミル。ソロビヨフ氏の別荘が、何者かにより放火されました。
キーウ近郊のボロディアンカでも市民の大量虐殺が行われたことが明らかになってきました。
さらに同じくキーウ近郊のホストメリで400人以上が行方不明になっています。
ウクライナ国防省の発表によると「ハルキウ地方の住民が『ロシア連邦第3機動小銃師団』を毒入りパイでもてなした」そうで、その結果、2人が死亡し、また同じ部隊の兵士500人が原因不明の重度のアルコール中毒で入院したそうです。
パイといっしょに毒入りウオッカでもごちそうしたのでしょうか。
しかし、500人が同時に入院とは・・・どんな状態でしょうか。
今ふと思い出しましたが、ロシアが侵攻してくるらしいと噂していたころ、市民がせっせと火炎瓶を作っている様子がたびたび報道されていましたよね。
あの火炎瓶はあまり活用していないのかなあと思いました。
ポーランド国内で二人のベラルーシ人がスパイ容疑で逮捕されました。
ロシア大統領報道官は、ロシアの天然ガスの輸入を西側諸国が拒否するなら、それを他国に輸出すると述べました。
当然といえば当然ですね。
アメリカ政権はロシア最大大手銀行、ズベルバンクとアルファバンクの資産を凍結しました。
プーチン大統領の娘2人やラブロフ外相の妻や娘、メドベージェフ前大統領の資産も凍結します。
ロシア大統領の娘がどれほど資産を持っているかは分かりませんが、家族の名前を使って資産隠しやマネーロンダリングをしている可能性は高いので、意味のある制裁だと思います。
ロシア外務省は、日本の反露的行動に対抗措置を取るべく内容を検討していると述べました。日本の対露制裁への報復措置を行うということです。
で、こうなったのも、日本が悪い、ということになっています。
日本の岸田政権は「長年かかって築かれてきた両国間の協力関係を破壊している。日本社会で反ロシアのヒステリーを高めている」とも述べました。
いやあ・・・あのウクライナの民間人への残虐行為を見たら、ヒステリーも起こるに決まっているでしょ・・・。政権なんか関係ないです。
「ハリー・ポッター」シリーズが、著作権者の決定により、8日を最後にロシアの電子書籍市場から姿を消すことになりました。