ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本文化情報センターの新電話番号

2014-12-24 | 日本文化情報センター
 日本文化情報センターの電話番号が変更になりました。
 新電話番号は +375-17-264-59-58です。
 これはミンスク市立第5児童図書館の代表電話でもありますので、おかけになる際はご注意ください。

「ごんぎつね」ベラルーシ語訳がベラルーシの雑誌に掲載されました!

2014-12-23 |   新美南吉
 「マラドスツィ」編集部に原稿を渡してからずいぶん時間が経ちましたが、新美南吉の代表作「ごんぎつね」ベラルーシ語訳が掲載されました! 

 この雑誌は子供向けではなく、ベラルーシ語文芸雑誌なのですが、日本の児童文学作品を載せてもらいました。(やっぱり内容が子供向けではない、とベラルーシ人には思えるようです。)
 2014年12月号に載せることにしましたよと編集長から連絡がきたのですが、クリスマスなので、お話を読者にプレゼント・・・という企画にしてもらい、12月25日発売の号に掲載される運びとなったのです。
 編集長、この判断にありがとう! 

 マラドスツィのサイトはこちらです。
 新美南吉の代表作であるばかりではなく、日本の児童文学を代表する「ごんぎつね」がベラルーシの文芸雑誌で発表されて、とてもうれしいです。
 「ごんぎつね」という物語は、「日本文学らしさ」がしみこんでいる作品だと私は思うのですが・・・
 他の民族には児童文学としてこういう話は書けないし、そもそもあまり思いつかないのではないかと思います。
 日本文化情報センターの朗読会で「ごんぎつね」を読んでいるのですが、大人も子どももベラルーシ人はしーん・・・となってしまって、誰も感想を言ってくれません。理解の範疇を超えちゃうんでしょうか???
 しかし雑誌の読者層は違うので、「ごんぎつね」の新たな感想がもらえるかもしれないと期待しています。


チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第171回」

2014-12-22 |   ビタペクト配布活動
12月22日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第171回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト3を12個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2290個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2080部となりました。
 今回で通算186回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2290人の子どもにビタペクトを、2080家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80



 今回は2家族がオルシャ市(チェルノブイリ原発から約350キロ)から、SOS子ども村に保養滞在していました。
 2家族とも今年1月にSOS子ども村に保養滞在しています。そのときの様子はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第158回」

(家族A)

 お母さんが1人の実子、1人の孫、8人の子どもを連れてきていました。 
 この家族には9個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。2つの結果がある場合は1月の測定の結果と12月の測定の両方の結果です。1つしかない結果は今回のみの測定結果です。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時16歳)11ベクレル ○  →  13ベクレル
長男(17歳) 25ベクレル ○ → 20ベクレル ○
孫  (4歳) 29ベクレル ○
男子(14歳) 39ベクレル ○
男子(12歳) 29ベクレル ○ → 32ベクレル ○
男子(12歳) 31ベクレル ○
女子(12歳) 27ベクレル ○
男子 (9歳) 30ベクレル ○ → 32ベクレル ○
男子 (9歳) 16ベクレル
女子 (8歳) 28ベクレル ○
女子 (7歳)  0ベクレル → 27ベクレル ○
 
 このうち14歳の男子と12歳の男子は兄弟です。
 子どもたちの健康状態についてお母さんにお話をうかがいました。
 7歳の女の子と32ベクレルだった9歳の男の子はよく風邪をひくなど、体が弱いそうです。
 孫は多動というか、落ち着きがなく、ずっと動き回ったり、しゃべったりしています。元気な感じがしますが、昼寝も夜も全く寝ようとしないので、困っているとおばあちゃんは話していました。
 他の子どもたちは比較的健康、ということでした。

(家族B)

 お母さんが1人の実子と3人の子どもを引率していました。
 この家族には3個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。

母親(事故発生時17歳)0ベクレル ○ → 12ベクレル
女児 (6歳)29ベクレル ○ → 28ベクレル ○
男子 (6歳)30ベクレル ○ 
男子 (7歳)31ベクレル ○ → 19ベクレル ○
男子 (6歳)20ベクレル ○ → 18ベクレル 


 このうち19ベクレルと18ベクレルだった7歳と6歳の男の子は兄弟です。お兄ちゃんのほうにビタペクト3を渡していますが、2人ともほとんど20ベクレルなので弟といっしょに1個のビタペクト3を飲むように話しました。 

 お母さんに健康状態について話をうかがいました。
 6歳の娘さんは体重が15キロでやせていると1月心配していましたが、12月には体重が17キロになっていました。7歳と6歳の兄弟は腸に問題があるようです。

 子どもたちは比較的健康だそうですが、昼寝をしない、夜も寝ようとしないとこぼしていました。
 昼間は元気に遊んでおり、夜は疲れているはずなのですが、みんな寝ようとしないので、お母さんが寝不足になって疲れていました。
 鎮静作用のあるハーブティーを飲ませたりしたそうですが、全く効き目がなく、とても困っていました。
 子どもたちは寝不足になってしんどくないのかと思いましたが、目の下のくまができている子もいて、不健康そうと言えば不健康そうでした。

 子どもたちは好き嫌いが多く、魚はいっさい食べないと話していました。海草などもいっさいだめだそうです。
 問題なのはお母さんが好き嫌いを治そうとは思っておらず、あきらめてしまっていることでしょうか。

 オルシャは非汚染地域ですが、子どもたちの今回の結果はよくなく、がっかりしました。
 1月にビタペクト3を飲んだ子どもで体内被曝が減った子どももいますが、変化がない子、増えている子などさまざまです。
 1月にビタペクト3を飲んだことにより、直後は被爆量は減ったと思いますが、確認する方法がありません。非汚染地域のオルシャで簡単にWBCの測定ができるとは思えません。
 減ったとしても、12月になるまでに再び増えてしまうのは残念です。汚染された食べ物を食べているのが原因だと思いますが、オルシャに住んでいるほかの子どもはどうなっているのかと想像すると怖くなります。
 
 さて2人のお母さんには前回ビタペクト3を渡しました。本人たちは「やせたい」というのが悩みのようですが、1月と比べて、特にやせていませんでした・・・
 1回ビタペクト3を飲んだところで、簡単にやせられそうにありません。
 とにかく2人ともやせたくて、今までいろんなダイエットをしたそうですが、空腹感がつらくて続かず、すぐリバウンドしたりしているそうです。どうしたらやせられるのか? とか日本ではどんなダイエットをしているのか?などの質問がきて、一応知っているダイエット情報は話しましたが、どれだけ効果があるのか未知数です。
 お母さんたちは2人とも、食べることが大好きで、お肉が大好き、子どもが残したものはもったいないから自分が食べてしまうなど話していました。
 お肉の代わりにたまには魚を食べましょう、と言っても
「子どもが食べないから、魚は買って来ないし、料理もしない。」
という返事が返ってきました。
 ちなみにこの話をしているときに、紅茶を出してくれたのですが、最初から砂糖がどっさり入っていました。
 普通「紅茶に砂糖を入れますか?」ときくものですが、大勢でお茶を飲む場合、ベラルーシではやかんで大量に煮出した紅茶に砂糖を(やかんに直接)どさっと入れることが多いです。
(ベラルーシの学校の給食に出てくる紅茶が実はこれ。こういう紅茶といっしょにおかずを食べるのって味の組み合わせとしてどうなんでしょ。子どもの頃からこの紅茶の味に慣れてしまうと、甘くない紅茶は飲めない人が続出すると思うのですが、上記2家族はすでにそういう家族のようです。)
 ダイエット方法がどうのこうのと言うより、この砂糖どっさり紅茶を毎日飲むのをやめるほうがいいと思いました。ただ、子どものときからこの味に慣れているので、おそらく飲むのをやめることができないと思います。
 
 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、こけしをプレゼントしました。
 今回は年少の子どもも多かったのですが、日本のことを一生懸命聞いていました。
落ち着きがない子どももいたけれど、お行儀がいい子どもがほとんどでした。小さい子どもも日本語に驚いたり喜んだり、とても興味を示していました。

 最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
 今年最後の活動も無事終わりました。来年も続けることができる限りこの活動を続けようと思っています。どうかよろしくお願いします。



チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第170回」

2014-12-01 |   ビタペクト配布活動
 12月1日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第170回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。

 今回はビタペクト3を5個、そして「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを10部渡しました。
 これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2278個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2070部となりました。
 今回で通算185回目の配布となりました。
 延べ人数ですが、2278人の子どもにビタペクトを、2070家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。

(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html


http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215


(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13


(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b


(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1


(チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/43f810eddd1efc451f5171ef3cd35a7a



(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)

http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html


(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。) 

http://belapakoi.s1.xrea.com/jp/no2/2001/soschild.html


(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)

http://www.belrad-institute.org/


(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)

http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80



今回も2家族がSOS子ども村に保養に来ていました。
 それぞれの家族にお話を伺いました。


(家族A)

 ゴメリ(チェルノブイリ原発から約140キロ)から来た家族。お母さんが6人の実子と1人の子どもを引率していました。
この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体内被曝量はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1つずつ渡しました。

母親(事故発生当時6歳) 8ベクレル
長女(14歳)  0ベクレル 
長男(10歳) 19ベクレル ○
次男 (7歳)  0ベクレル 
三男 (5歳) 22ベクレル ○
次女 (4歳) 16ベクレル 
四男 (8歳)  0ベクレル 
男子(10歳)  0ベクレル 

10歳の長男は体重1キロあたり20ベクレルの基準を下回っていましたが、ほとんど20ベクレルなので、ビタペクト3を渡しました。

 お母さんに子どもたちの健康状態についてお話をうかがいました。子どもたちは比較的健康だそうですが、7歳の次男は喘息だそうです。
さらに次男は3歳のとき、突然斜視になり、さらに左目が白内障になってしまいました。今年、レーザー手術を受けて、斜視も白内障も治り、お母さんは喜んでいます。

 長男は4年連続イタリアに保養に行っているそうで、保養のおかげで、風邪をひきにくくなったとお母さんは話していました。
 来年は次男がイタリアへ保養に行く予定で、兄弟で年齢順に保養に行く予定だそうです。

 お母さんは健康ですが、長女出産後ホルモンバランスが崩れて、ひどく太ってしまった(体重3桁です・・・)それだけが悩み、と話していました。


(家族B)

 ノボポーロツク(チェルノブイリ原発から約470キロ)から来た家族。お母さんが6人の子どもを引率してきていました。この家族には3個のビタペクト3を渡しました。
 それぞれの体内被曝量はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1つずつ渡しました。

母親(事故発生当時9歳) 0ベクレル
長男 (16歳)  0ベクレル  
長女 (13歳)  0ベクレル 
次女  (7歳) 30ベクレル ○
次男  (3歳)  0ベクレル
三男  (1歳) 36ベクレル ○
甥   (4歳) 30ベクレル ○

 チェルノブイリ原発に近いゴメリに住んでいる家族よりもずっと遠く、そして染地域になったこともない場所に住んでいる家族のほうが、内部被爆量が多かった、という今回の結果。
家族Bのお母さんも予測してなかったらしく、どうしてなの?と話していました。
 家庭で同じものを食べている兄弟なのに、結果が極端に分かれてしまって、これもどうして?ときかれました。

 こういう結果が出ると体質の問題では?という話になるのですが、4歳の甥はヨーグルトを大量に食べている(食生活が偏っている)そうで、これはこの子の母親のしつけが理由だということでした。
 
 1歳の三男は母乳しか飲んでいないそうです。お母さんは0ベクレルなので、お母さんは首をひねっていましたが、本当に母乳だけで育っている場合、お母さんの体内にあった放射能が母乳を通じて、子どもに移行している可能性があります。
(こういう話をお母さんにすると、ショックを感じますが・・・。)
 お母さんから懇願され、1歳なのですがビタペクト3を渡しました。でもごく少量飲ませて、もし下痢など起こしたら、あげるのはすぐ中止し、残りは半分に分け、次女と三男にあげるように話しておきました。
 もともとりんごから作られているビタペクト3なので、少量なら問題ないと思うのですが、念のためお母さんにはよくよく言っておきました。

 この一家の子どもたち健康状態について話をうかがいましたが、長男だけが背骨がゆがんでいるだけ、あとの子どもは比較的健康だそうです。

 ゴメリには市民は無料でWBCの測定を受けることができる診療所がありますが、汚染地域になったこともないノボポーロツクには測定できるところはありません。
 家族Aのお母さんはビタペクト3を飲み終えたら、子どもたちの再測定に行くと話していましたが、それと比べると家族Bは再測定のチャンスがありません。
 原発から遠いところとか近いところとか関係なく、WBC測定ができるようになるのが、理想なのですが・・・
 日本に住んでいる日本人も原発から遠いから安心と思い込まないほうがいいと改めて思いました。

 今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、折り鶴の作り方(千羽鶴プロジェクト)、日本語で子どもの名前を書いた絵葉書、お母さんたちには着物の端切れから作った巾着袋などをプレゼントしました。  
 特に年長の子どもたちは、日本語で書かれた自分の名前に大喜びで、日本語に興味を示す子どももいるのがうれしいですね。

 画像は記念撮影したようすです。部屋の中に飾りがぶら下がっていますが、12月に入ったとたんクリスマスの飾り付けをした・・・のではなく、昨日家族Bの1人の女の子が誕生日だったので、このように飾りつけしたそうです。
 お父さんはわざわざゴメリからプレゼントを持ってきてお祝いし、お母さんにもバラの花をプレゼント。愛が多子家庭の基本ですね。(^^)

最後になりましたが、ビタペクト3の購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙や絵葉書、巾着袋など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
 ベラルーシの子どもたちもお母さんたちも、SOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。